ダイジェスト

前半は#12スパングラー・#22ファジーカスを中心に得点するが、第2Qに入ると逆にKGCに外国人を起点に得点され、37-42とリードを許して後半へ。第3Qに再度逆転すると、リバウンドから走って点を取る川崎らしいバスケでリードを守りきり、83-80の3点差で勝利した。

ヒーローインタビュー

ゲームレポート

1Q
川崎 22-21 安養KGC

川崎は、#7篠山のアシストパスから#22ファジーカスのゴール下、#22ファジーカス→#33長谷川→#12スパングラーのゴール下、パスを素早く展開して#22ファジーカスのミドルシュート、#22ファジーカスのパスから#12スパングラーのブレイクと一気に得点を重ねるのに対し、KGCは得意のパッシングで様子を見ながら3Pシュートで得点し、川崎#7篠山が2つ目のファウルをコールされたところで、残り4:34、16-8でKGCのタイムアウト。その後、KGCはゾーンディフェンスの質を高め川崎のリズムを崩すと、KGC#23チョンの3Pシュート、#0パク・#55サイモンのリバウンドショットと得点を詰められ、残り1:11、22-19で川崎はタイムアウトを要求。終盤、川崎は攻めるが得点出来ず、22-21の1点リードで第2クォーターへ。

''
''
2Q
川崎 37-42 安養KGC

開始早々逆転されるが、川崎は#25ジュフのパスから#12スパングラーのゴール下、#15谷口のミドルシュート、#12スパングラーのドライブダンク、KGCは#28サイクスを起点に巧みにパスを裁き、#10ムンの3Pシュート、#55サイモンのインサイドで得点し、残り4:53、32-32でオフィシャルタイムアウト。その後、川崎はミスが続いてしまい、KGCは#55サイモンのミドルシュート、#28サイクスのフローター・リバウンドショットバスケットと得点され、残り2:58、32-38で川崎はタイムアウト。その後、#0藤井の3Pシュート、#22ファジーカスのドライブ、KGCは#10ムンの3Pシュートで残り0:23、37-42でKGCのタイムアウト。終盤の攻防を守り合い、37-42の5点ビハインドで前半を折り返す。

''
''
3Q
川崎 61-60 安養KGC

#22ファジーカスのフェイドアウァイショット、パスを回して#33長谷川の3Pシュート、#22ファジーカスのリバウンドショット、速い展開から#3晴山の3Pシュートで連続得点し、残り7:16、47-46でKGCのタイムアウト。その後、守り合いの展開が続くが、#22ファジーカスのフェイドアウァイショット、#25ジュフのリバウンドショット、#22ファジーカスのブレイク、しかし引き離しそうなところでKGCも#23チョンの3Pシュートと粘り、残り3:29、56-51。その後、パスを回して#0藤井の3Pシュート、しかし、KGCに速い展開から#28サイクスに連続得点され、残り1:33、59-57で川崎のタイムアウト。直後、川崎は#9栗原のパスから#12スパングラーのゴール下、KGCは#55サイモンのブレイクバスケットカウントと得点し合い、61-60の1点リードで最終クォーターへ。

''
''
4Q
川崎 83-80 安養KGC

#12スパングラーのパスから#7篠山のゴール下、#7篠山のパスから#12スパングラーのアリウープ、#7篠山のフローターと得点し、残り7:13、68-62でKGCのタイムアウト。直後、KGC#28サイクスの3Pシュートバスケットカウント、#32キムのリバウンドショット、川崎は#22ファジーカスのフリースロー、相手のミスから#9栗原のブレイク、#12スパングラーのゴール下で残り4:39、75-70でオフィシャルタイムアウト。その後、KGC#9キムの3Pシュート、#28サイクスのミドルシュート、川崎は#22ファジーカスのフローター、#22ファジーカスのパスから#12スパングラーのゴール下、そして勝負所、#0藤井のドライブと得点し、残り1:10、81-75でKGCのタイムアウト。その後、#0藤井がフリースローを2本沈めるが、自分たちのミスからKGC#28サイクスにフリースロー・3Pシュートを決められ、残り0:03、83-80で川崎のタイムアウト。ラスト3秒、リードを守り切り、83-80で勝利。

''
''
''

試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

北卓也ヘッドコーチ

「第1回目のEACCということでしたが、白熱した試合が展開できたと思いましたし、今後、これが続いて発展していければ良いなと思いました。
お互いに主力選手を欠いての試合となりましたが、両チームとも控え選手が非常に頑張ってくれたのではないかと思います。
川崎としては我慢しながら後半に日本人選手が積極的にシュートを打ってくれたことが勝利に繫がったと思います。
勿論、ニックとライアンがバスケットにアタックしてくれて総得点の半分以上を取っていますので、そこも勝因だったと思います。
キャプテンの篠山選手がファールトラブルであまりプレー出来なかった事は非常に残念な部分で、一個目(試合出だし)のファールがもったいなかったかなと思いますが、 これも良い経験になったと思います。1月18日からリーグが再開しますが、天皇杯の決勝で敗れてモチベーションが難しい部分もありましたが、 これをきっかけにリーグ後半戦に向けて頑張ろうという気持ちになれたと思うので、Bリーグの初代王者を目指して戦っていきたいと思います。
最後に本当に多くのファンの方々が応援に駆け付けていただいたので、本当に力になりました。 ありがとうございました。 」

''
PG

篠山 竜青

#7篠山竜青

「北HCも仰ったように、本当に沢山のバスケットボールファンの方々に会場まで駆け付けて頂いて、今日を迎えるまではモチベーションの部分で難しいのかなと思う部分もありましたが、 皆さんの声援のお陰で気合の入ったプレーが出せたと思います。最初のディフェンスから気持ちを入れてディフェンスをしようと試合に入りましたが、それがすぐファールになってしまい気合の空回りがあって、そこは残念でしたが天皇杯の負けからチームが上向きになれた試合だったのではないかと思いますし、お互いに主力選手が出場出来ないなかでそれを感じさせない、白熱した試合が出来たと個人的には思っているので今後もこういったアジアの交流が発展していってほしいと感じました。」

''
PF

ライアン・スパングラー

#12ライアン・スパングラー

「初めての日韓戦に参加できると決まってから非常にエキサイティングで楽しみにしていました。
また、川崎が初めてBリーグのチームとして日本を代表して出場する事が出来て本当に嬉しく思います。
今日の試合ですが、まず勝利出来て本当に良かったと思いますし、北HC、篠山選手も言ったように今日の試合をきっかけに後半戦に向けてチームとして良いプレーに繋げていきたいと思います。」

''
PG

藤井 祐眞

#0藤井祐眞

「KGCさんがハードなスケジュールの中でもタフなプレーをしてくれて、多くのお客さんに来てくださった中でハードなプレーを見せられてよかったです。
オールジャパン決勝で負けて悔しい思いをしましたが切り替えて、また、辻さんが出場できなかったので、辻さんの分まで周りがやらなきゃと思っていました。
オンザコート1の時間帯のゲームコントロールに積極性を出して、ニックとライアンに頼らずにできたのがいい流れにつながったと思います。」

''

試合後コメント(安養KGC)

安養KGC キム スンギHC

「接戦の試合になりましたが、たくさんの観客のみなさまが盛り上げてくださって、楽しんでいただけるゲームになったのではないかと思います。主力の3選手がリーグでケガをしていて、試合には少し出しましたが、第1クォーター終了時点での状況で、これ以上出すべきでないと判断しました。代わって出た9番のキムミヌ選手・32番のキムチョル選手は今後KGCの柱になる選手ですし、リーグでも試合に出ていますので、準備はできていました。3選手のプレータイムが短い状況にありましたが、チームとして問題はないと考えていました。」

#28キーファー・サイクス

「試合を終えて、いま良い気分でいます。それは、良い試合ができたのと、自分が想像していたよりずっと多くのお客さんが試合を観にきてくれていたからです。韓国を代表してKGCが試合をできたこと、川崎ブレイブサンダースと試合ができたことが非常に嬉しかったです。」