ゲームレポート

1Q
川崎 27-21 新潟

立ち上がり、#7篠山が意表を突きゴール下に飛び込みレイアップ、#22ファジーカスの3Pシュート、対する新潟は#54ガードナーの1on1、#23佐藤の3Pシュートと得点し、一進一退の展開が続く。その後、速い展開から#22ファジーカス・#33長谷川の3Pシュートで一気に抜け出すと思われたが、#54ガードナー個人に1on1で連続得点を許し、振り出しに戻される。お互いに単発で流れが行ったり来たりと定まらない中、再度、#33長谷川の3Pシュート、パスを回して#7篠山のフローター、#22ファジーカスのミドルシュートで加点し、27-21の6点リードで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 54-38 新潟

パスを回して#0藤井の3Pシュート、#43永吉がミスマッチを活かしてファウルを誘い、そして、ディフェンスではプレッシャーをかけ、新潟のミスを誘発し、残り7:50、31-23で新潟のタイムアウト。その後、#15谷口のドライブに#43永吉が合わせゴール下バスケットカウント、素早くパスを展開し#9栗原の3Pシュートで残り4:51、39-29。
続いて#43永吉のポストムーブ、#9栗原のパスから#22ファジーカスのゴール下と連続得点し、残り2:52、45-33。終盤、#14辻がミドルシュート・3Pシュートと連続で射止め、残り0:38、52-38で川崎のタイムアウト。ラストプレー、#0藤井がボールを奪うと、#14辻のノールックパスから#12スパングラーのゴール下バスケットカウントで54-38の16点リードで前半を折り返す。

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3Q
川崎 77-54 新潟

#22ファジーカスのドライブ、#7篠山が相手のボールをスティールし、#14辻と#22ファジーカスのピック&ロールから#14辻の3Pシュートと得点を重ね、新潟は残り5:19、63-44で新潟のタイムアウト。その後も、#43永吉にボールを集めて、ファウルを誘いフリースローで得点、#14辻の鮮やかなビハインドザバックパスから#22ファジーカスのゴール下バスケットカウント、そして、新潟#13チャップマンのテクニカルファウルで、残り3:15、71-46で新潟のタイムアウト。その後、新潟#7五十嵐に要所で3Pシュートを決められるが、ディフェンスでローテーションを速め、#14辻のパスに#12スパングラーの合わせ、ラストプレーは、#0藤井がトップギアでボールを運び、#12スパングラーのブレイクと加点し、77-54の23点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 95-79 新潟

新潟は#54ガードナーの1on1、#3畠山が速い展開を作りドライブを決めるが、川崎も#12スパングラーが走ってブレイクを決め、一進一退の展開となる。新潟は#7五十嵐の3Pシュート、徹底して#54ガードナーにボールを集め、ファウルを誘われ、フリースローで加点され、残り5:06、83-66で川崎のタイムアウト。しかし、その後もミスが続き、新潟#7五十嵐に3Pシュートを決められ、残り4:51、83-71。速い展開から#22ファジーカスのブレイク、#14辻のパスから#12スパングラーのアリウープダンク、#14辻のドライブから#9栗原の3Pシュートで残り2:47、90-73で新潟のタイムアウト。終盤、控えメンバーを投入し、#43永吉が3Pシュートを沈め、95-79の16点差で勝利。
オンザコート1の時間帯は#43永吉を起点としたプレー、#22ファジーカスがベンチに下がった時は、#14辻を起点としてディフェンスを崩し周りの選手がシュートと、自分たちの強みと相手の弱みを把握したプレーができ、今シーズン、12勝目をあげた。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

北卓也ヘッドコーチ

「全般的には選手たちは良いプレーをしてくれたと思います。ディフェンスで向こうのポイントとなる選手に気持ちよくプレーをさせなかったと思います。五十嵐選手(新潟#7五十嵐圭)に8/10で3Pシュートを決められてしまったのが、やられすぎたなと思っていますが、全般的には良いディフェンスをしてそこからブレイク(速攻)だったりノーマークの選手を見つけて良いシュートを打てて95点というオフェンスができていたので、良かったと思います。また明日、しっかりと対策を練って・・・新潟は今シーズン日曜は無敗ということらしいので、燃えてます(笑)。連勝できるように頑張ります。」

-第2・第3クオーターのオンザコート1の場面で、どこから新潟を崩していこうと考えていましたか?
「4番ポジション(PF)ですね。前回うち(川崎)でやったときは磨々道(#25ジュフ磨々道)がいたんですけど、磨々道が起点となって良いオフェンスが展開できていました。今日は永吉(#43永吉佑也)ですね。彼が起点となって頑張ってくれて、そこから良いオフェンスができたと思います。明日、新潟も色々対策をしてくると思いますが、4番ポジションのところストロングポイントなのはうちの特徴なので、そこをしっかり起点にしてオンザコート1の時間帯は攻められれば良いと思います。」

-今日でシーズンの全60試合のうち1/4が消化されましたが、ここまでの戦いぶりをどのように評価していますか?
「うちは開幕前に日本代表組がいなかったこともあってチーム練習が十分にできないまま開幕を迎えたので、練習を重ねていく中でチームの精度が上がってきて、プレーのタイミングも合ってきているような感じはあります。中心選手となるニック(#22ニック・ファジーカス)と辻(#14辻直人)の調子もいいですし、彼らが起点となって他のメンバーもシュートを決めているので、チーム力という点では上がってきていると思います。ただ、バスケではシュートが入らない試合というのはあるんですけど、そこでどう勝ち切るかというのが今後の課題だと思います。どのチームもそうだと思いますけど、オフェンスがうまくいっているとディフェンスも良い流れでハードにできるんですけど、オフェンスがダメだとディフェンスもソフトになってしまうということがありますので、その点を修正して、試合の中で流れの悪い時間帯をいかに短くするかということですね。今日も第4クォーターにそういう場面があったんですけど、オフィシャルタイムアウト明けにはしっかり修正できていたのは彼らの力だと思いますし、まだまだ強くなっていけると思いますので、試合を戦いながら最強のチームへと仕上げていけたらと思います。」