立ち上がりディフェンスで24秒オーバータイムを奪うと、#14辻の3Pシュート・ドライブ、パスを回して#22ファジーカスのゴール下、#33長谷川のドリブルジャンプシュート、富山は#14バロンの1on1、#34ウィラードのポストプレーと得点していく。その後も、お互いにディフェンスがハードの中、#33長谷川の3Pシュート、#22ファジーカスのフックシュート、#33長谷川の身体を張ったディフェンスから#22ファジーカスのブレイクと
連続7得点し、残り2:01、16-8で富山のタイムアウト。その後も攻撃の手を緩めず、#33長谷川のポストプレー、#7篠山のドライブ、#12スパングラーのパスから#22ファジーカスのゴール下バスケットカウントと加点し続け、23-12の11点リードで第2クォーターへ。
お互いにディフェンスが激しく、攻めるが得点を取れない展開が続く中、パスを回して#33長谷川の3Pシュート、ディフェンスを粘り#0藤井がトップスピードでボールを運び、#22ファジーカスのブレイクと加点し、残り4:51、29-16でオフィシャルタイムアウト。その後、#11野本のパスから#12スパングラーのゴール下、#43永吉のポストプレー、#11野本のミスマッチを活かしたゴール下、#11野本→#14辻→#43永吉のミドルシュート、再度#11野本のポストプレーと#11野本を起点としたオフェンスを展開し、残り0:18、41-18で川崎はタイムアウトを取り、ラストプレーの指示を送る。最後のオフェンスを失敗するも、41-20の21点リードと、このクォーター、富山を8点に抑える好ディフェンスで、前半を折り返す。
富山はスモールラインナップを敷き、速い展開から#31城宝、#11宇都を起点として得点を狙うのに対し、川崎はインサイドを主体として、#43永吉のポストプレー、#22ファジーカスのフローター、インサイドにディフェンスを引き付け、#14辻・#33長谷川の3Pシュートと得点し、前半とは打って変わり、点の取り合いが続く。その後も、富山に#9水戸のドライブから#30山崎の3Pシュート、#31城宝のドライブと得点されるが、川崎は速い展開を作りだし、#22ファジーカスの絶妙なパスから#11野本のブレイク、#11野本が積極的にリバウンドに絡みボールをモノにし、68-51の17点リードで最後クォーターへ。
立ち上がり、川崎はなかなかシュートが入らないず、3分間ノーゴールとなるが、オフェンスリバウンドを粘りプレーを繋いでいき、対する富山も、2分間ノーゴールとお互いに我慢の展開が続く。#11野本を投入し、#11野本、#12スパングラー、#22ファジーカスのビッグラインナップを形成し、残り4:53、72-57でオフィシャルタイムアウト。その後、#11野本のミスマッチを活かしたゴール下、しかし、富山の前線から当たるディフェンスにミスを続けてしまい、点差を詰められる中、#22ファジーカスのゴール下バスケットカウント、#11野本のフリースロー、#0藤井→#33長谷川→#22ファジーカスのフェイドアウァイショットと得点し、残り1:33、82-64で富山のタイムアウト。終盤、#3晴山、#18鎌田を投入し、#33長谷川の3Pシュートで締めくくり、87-67の20点差で勝利。
試合後コメント
北 卓也
北卓也ヘッドコーチ
「昨日がああいう接戦だったので、出だしが大事だよと選手には話をしました。第2クォーターにうちのインサイドの有利を生かして攻められたかなと思います。後半は富山さんがスモールラインナップにしてきて苦労はしましたけど、マンツーマンディフェンスで我慢をして、点差をあまり縮められることなくバスケットを展開してくれたと思います。相手が想定外のことをやってくることは、我々にとって経験にもなっていきますので、今回のように相手がスモールラインナップで来た時にはどうするとう勉強にもなったので、有意義な2試合になったと思います。中地区とは2巡して来週からは他地区との交流戦になりますが、各チームとの対戦が2試合だけしかありませんから、そこでの準備が必要になってくるかと思いますので、また良い準備をして臨みたいと思います。」
前半、富山の3Pシュートを0本に抑えましたが、どういうディフェンスを仕掛けていたのでしょうか。
「ディフェンスは昨日とは変わっていません。うちのホームで対戦した時に50%以上の確率で決められて、3Pシュートだけで40点以上取られていたので、今節は3Pシュートをイージーに打たせるなということを徹底していました。ピックアンドロールで、スクリーナーのディフェンスが(スクリーンの)ユーザーに対してプレッシャーをかけるようにしたり、キックアウトでシュートを打たれる時も、手を伸ばして少しでも苦しいシュートを打たせようと話をしていました。後半速い展開の中でキックアウトから何本かシュートを決められてしまいましたが、そこは想定内かなと思っています。富山は3Pシューターがたくさんいますから、気持ちよく決めさせないことが大事で、そこは選手がプラン通り頑張ってくれたと思います。」
インサイドの有利な部分というのは具体的にどの部分でしょうか?
「4番ポジション(PF)ですね。富山さんでいうと嶋田選手のところですね。うちは高さのアドバンテージがあるので。あと長谷川(#33長谷川技)・野本(#11野本建吾)の3番ポジションのところも高さの点では有利なので、そこを交互に攻めていけたかなと思います。」
昨日以上にインサイドで有利な展開に持っていけたのは、何か理由があったのでしょう?
「昨日は第2・3クォーターの外国人オンザコート1の時間帯で、うちがイニシアチブを取れてないんですよね。こちらと向こうの4番ポジションの得点がいっしょだったので。向こうはオンザコート1の時間が弱点だと思いますので、今日もピックアンドロールをしてしまってりしてる時間もあったんですけど、インサイドを起点に攻めるように指示を出して、その通りにきっちりとやってくれましたし、3番・4番ポジションの選手がしっかり攻めて点を決めきっててくれたことが流れを呼び込めた要因だと思います。」