ゲームレポート

1Q
川崎 21-19 北海道

#33長谷川のミドルシュートからスタートすると、#12スパングラーのポストプレー、#22ファジーカスのドライブ、#14辻のアシストから#12スパングラーのゴール下バスケットカウント、#12スパングラー→#33長谷川→#14辻のブレイクと連続得点し、残り4:51、16-7で北海道のタイムアウト。しかし、その後、北海道#22ソープに連続得点を許し、北海道に流れが傾きかけるが、#22ファジーカスの3Pシュート・ゴール下と応戦する。終盤、北海道#12西川の3Pシュートを決められ、21-19の2点リードで第2クォーターへ。

''
''
2Q
川崎 37-38 北海道

立ち上がりお互いにオフェンスが上手くいかず均衡状態で、3分間ノーゴールとなり、残り6:52、21-19で川崎はタイムアウトを要求。#22ファジーカスのミドルシュートで点が動き出し、残り4:59、23-21でオフィシャルタイムアウト。その後も、#14辻と#22ファジーカスのピック&ロールから#22ファジーカスの3Pシュート、#14辻のドライブ、#33長谷川のミドルシュートと加点していくが、北海道にも#5ミラーのダンク、#12西川のミドルシュートと得点される。終盤、自分たちのミスから北海道に得点され逆転を許すが、#33長谷川の3Pシュート、#22ファジーカスのブレイクで食らい付き、残り0:05、37-38で川崎のタイムアウト。ラストプレーを狙うが決まらず、37-38の1点ビハインドで前半を折り返す。

''
''
3Q
川崎 65-58 北海道

#7篠山のゴール下・ドライブで好スタートを切ると、#14辻の3Pシュート、#43永吉のフリースロー、#22ファジーカスのフローター、しかし、北海道にも#9折茂のミドルシュート、#8多嶋の3Pシュート、#11桜井のドライブと得点され、一進一退の展開が続く。その後、#33長谷川の3Pシュート、#22ファジーカスのリバウンドショットで加点し、残り4:27、57-49。北海道にも#21青島のミドルシュート、#8多嶋のミドルシュートと加点されるが、#33長谷川がミスマッチを活かしてゴール下、#0藤井が3Pシュートバスケットカウントとチームを引っ張り、65-58の7点リードで最終ピリオドへ。

''
''
4Q
川崎 87-78 北海道

北海道のゾーンディフェンスに対して、パスを回して#0藤井の3Pシュート、#22ファジーカスと#12スパングラーのハイ・ロープレー、#12スパングラーのブレイクと得点し残り6:49、72-64。北海道にもオフェンスリバウンドを粘られるが、#9栗原のミドルシュート、#11野本のブレイクバスケットカウントで応戦し、残り4:51、77-68。その後、#22ファジーカス・#9栗原のフリースロー、しかし、ミスが続き、ファウルが重なり、残り3:00、80-70で川崎のタイムアウト。北海道のベンチテクニカルファウルをきっかけに、流れを掴みかけるが、北海道#8多嶋に3Pシュート・フリースローと得点され、残り0:48、83-76。#0藤井のフリースローで得点するも、ミスから北海道にブレイクを出され、残り0:27、85-78。北海道のラストプレーを守り切り、87-78の9点差で勝利。

''
''
''

試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

北卓也ヘッドコーチ

「なかなかパッとしない内容だったんですけど、終わってみれば87点取れているという状況ですが、ニック(#22ニック・ファジーカス)が33得点で第3クォーターはニックを除いて点が取れてないという状況になっていたので、うちは辻(#14辻直人)とニックが中心選手ですけど、他の選手がゴールへアタックしてシュートを打ちにいくというところがまだまだ足りないと思いますので、そこは修正していきたいと思います。ディフェンスについては、少し走られているかなというところと、アシストが20本で、スキップパスからシュートを決められているので、そこを明日の対策として考えなければいけないと思います。トランジションのところ以外では、やろうとしたプラン通りにやれていると思っていて、あとはプレッシャー(をかけること)だと思います。特に第2クォーターはソフトになっていたので、控え選手のエナジーが足りていなかったなという感じがします。控え選手が出た時にしっかりプレッシャーをかけて、そこから走ってという展開ができるように明日はしていきたいと思います。」


20戦を終えて17勝3敗という成績をどのように捉えていますか?
「勝敗に関しては、わからないところもあったんですけど、想定してたくらいかなと思います。ただ、三遠さんに3敗しているので、同じチームに3敗したというのは悔しいところでもあります。ただ裏を返せば、それ以外のチームには全勝しているわけですし、ちょっと出来過ぎかなという思いもあります。中地区はまだまだ試合がありますので、いろんな対策をしてくると思いますが、交流戦になると2試合しかありませんから、その週の準備が大事になってきますし、1日目が終わったら明日の準備でアジャストしていくことが大事になってくると思いますし、そのあたりが中地区の相手とは違った戦い方になってくると思います。目標はポストシーズンに出て優勝することなので、”何連勝”とか注目されるのは嬉しいんですけども、目の前の試合を大事にして、負けないというのが大事になってきますし、仮に負けてもそこから学ぶことはたくさんあると思いますので、一試合一試合を大切にして、強いチームになっていきたいと思います。」

折茂選手の9,000点達成について、北HCが個人的に思うことはありますか?
「今日も試合前、(会場裏の)通路で折茂さんと会ったので「9,000得点すごいですね」という話をしましたけど、これまでのリーグのシーズンあたりの試合数が少なく、”折茂さんが9,000点”という数字は「少ないな」という印象ですね。シーズンの試合数が多かったら、もっととてつもない数字になっていたんじゃないかなという気がしています。同じポジションでプレーして、折茂さんの得点力は知っていますし、ピークの時は毎試合30点くらい取ってましたから、シュートに関しては今もそうですけど、天性のものだと思いますし、スクリーンの使い方も凄くうまいなと思います。46歳までプレーしているということに敬意を表しますし、僕は引退して9年経ちますが、今もあれだけ走れていることが凄いと思います。僕なんかいま2往復したらゼーゼー言ってますからね(笑)。球団社長もやっていて大変だと思いますけど、僕らの世代からすると、何歳までやってくれるのかという期待感はありますので、体力は落ちているとは思いますが、しっかりケアをして、まだまだ頑張って欲しいなと思います。」

''