ハイライト

川崎は00デービス・22ファジーカスのゴールで先行するも、SR渋谷32山内に連続で3Pシュートを沈められて逆転されると、55ハレルソンのミドルシュート、9ベンドラメの3Pシュートなどでリードを許す展開。川崎は0藤井が攻守の気迫のこもったプレーでチームを牽引すると、残り1分半から7篠山・14辻が3本連続で3Pシュートを沈め、39-39の同点に追いついて後半へ。

第3Qに入ると7篠山が次々にアウトサイドシュートを沈め、このクォーターだけで10得点。さらに22ファジーカスも効率よく得点を重ねると、0藤井・14辻もこれに続き、17アマンドソンのブザービーターで68-52と一気に点差を離して第4Qへ。ホームでの連敗を避けたいSR渋谷は激しいプレッシャーのディフェンスを仕掛けるが、0藤井が冷静に対応し、00デービス・14辻らの得点を演出。点差を縮められることなく86-68でタイムアップ。

これで川崎は連勝を6に伸ばし、2017年の最終戦を勝利で飾った。また、SR渋谷と勝率で並び、両チームの対戦による勝敗数で順位が入れ替わり、3位に浮上した。

ゲームレポート

1Q
川崎 16-18 SR渋谷

立ち上がり、SR渋谷のディフェンスがかなりハードで苦しい中、#22ファジーカスのミドルシュートで対抗するも、SR渋谷にオフェンスを畳み掛けられ、残り4:45、6-13で川崎のタイムアウト。ディフェンスをゾーンにしてリズムを変え我慢し、#33長谷川の3Pシュートで繋いでいく。終盤、#0藤井がミドルシュートを沈め、16-18の2点ビハインドで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 39-39 SR渋谷

SR渋谷のタフなディフェンスに、川崎はミスが多くなり、SR渋谷にインサイドで得点され、残り6:38、18-24。#22ファジーカスのドライブ、#0藤井のパスから#18鎌田のダイブで残り4:57、25-28。川崎はディフェンスからSR渋谷のミスを誘い、#0藤井のブレイクで逆転する。しかし、川崎は、その後、オフェンスが個人技となり、SR渋谷に一時7点差をつけられるも、#7篠山・#14辻で3本の3Pシュートを決め返し、39-39のイーブンで前半を折り返す。

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3Q
川崎 68-52 SR渋谷

川崎はパスが素早く回り、#14辻のフローター、#7篠山の3Pシュート、#22ファジーカスのブレイクと決まり、残り6:27、48-41でSR渋谷のタイムアウト。川崎は#14辻を起点に、#14辻の3Pシュート、#14辻のパスから#22ファジーカスのフローターと続く。終盤、#7篠山・#0藤井の3Pシュートが効果的に決まり、SR渋谷を一気に突き離し、68-52の16点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 86-68 SR渋谷

お互いにディフェンスの我慢比べとなるが、川崎は#9栗原のパスから#14辻の3Pシュート、#14辻のパスから#00デービスのゴール下、#0藤井のパスから#22ファジーカスのフリースローと得点し、残り4:42、76-60。その後も、#14辻のパスから#00デービスのゴール下、#22ファジーカスのパスから#17アマンドソンのブレイクで、残り2:02、80-62。終盤、時間を使いながら、#0藤井・#15谷口の3Pシュートと決まり、86-68の18点差で勝利。
15節SR渋谷戦を2連勝で飾り、今シーズン18勝目をあげ、連勝も6に伸ばした。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

第3Qは脅威のシュートパーセンテージだった

「昨日勝ちまして、(SR渋谷とは)同地区で3位と4位なので(直接対決の)対戦カードで勝ち越すことが大きいと思いますので今日勝って終わろうという話をしました。選手は非常によくやってくれたと思います。
特にディフェンスで68点に抑えているところもですし、第3Qですね。主役は昨日とは違いますけど、今日は篠山と藤井がスリーポイントを高確率で決めてくれて、第3Qは脅威のシュートパーセンテージだったと思いますので、そこでリードを16点奪えたことが今日の勝因だと思います。
(SR渋谷に)本当に出だしからハードなディフェンスをされて、なかなか思うように展開できなかったんですけど、我慢強くボールを動かして、ズレをしっかり作ってそこでシュートを打てたのが今日ははまったと思います。
だんだんディフェンスが良くなっている実感はしていますので、もっともっとディフェンスがよくなるように、チームが向上するように、また練習していきたいと思います。」

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PG

藤井 祐眞

竜青さんがすごかった

「竜青さんがすごかったです。前半あの2本(のスリーポイント)で追いつくことができて、後半に入ることができました。
前半の最後に竜青さん2本、辻さん1本で流れがこっちに来たと思うので、ああいう1つのプレーが流れを変えるのがバスケットボールだと改めて思いました。
後半はうちらしいバスケットができてよかったと思います。」

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PF

ルー・アマンドソン

チームに何とか貢献できれば

「思い通りに動けなかったですけど、チームが2連勝してよかったと思います。これからどんどん進歩できるように頑張りたいと思います。
これから調子が上がると思いますので、チームに何とか貢献できればと思います。」

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PF/C

鎌田 裕也

チームディフェンスがはまった

「チームディフェンスがよく効いたと思います。
自分がサクレ選手やハレルソン選手とマッチアップして周りがヘルプしてくれるというディフェンスがはまって、こういう結果になったのかなと思います。
天皇杯は琉球さんとやりますので、帰化選手がいるので、そこのいいディフェンスからいい流れを持ってこれたらと思います。」

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