ハイライト

試合は琉球14岸本の3Pシュートから始まるが、川崎は直後に00デービスの連続ゴールで逆転すると、その後はリードして試合を進める。たびたび琉球の連続3Pシュートで点差を縮められながら、帰化選手を擁しパワフルなアタックを武器とする琉球の前半の2Pシュートをわずか2点に抑えると、川崎はチームと個が連動した攻撃で得点を重ね、36-27でリードし後半へ。

両チームとも外国籍オンザコート1の第3Q、高さと強さで上回る琉球に対し、川崎は0藤井・7篠山・14辻の3ガードによるスモールラインナップの布陣を敷きトランジションの早いバスケを仕掛ける。これが功を奏し、このクォーターで点差を20点まで広げると、終盤に琉球の連続3Pシュートで追い上がられながらも、リードを保ち83-69でタイムアップ。

試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

熱狂的な琉球ファンのプレッシャーに負けずに強い気持ちでプレーしてくれた

「Bリーグになって初めて沖縄で試合ができまして、本当に熱狂的なファンの方がいるという話は聞いていたので、すばらしい会場でゲームをできたことを嬉しく思います。選手もそのプレッシャーに負けずに強い気持ちを持って最後までプレーしてくれたと思います。
ディフェンスが非常によかったのが一番の勝因だと思います。ただ、スリーポイントを45点やられています。(琉球が)スリーポイントのチームだということはわかっていたんですが、そこでイージーシュートになるような形で確率よく決められたのが少し反省かなと思います。

また明日ですね。2戦目、負けたチームはエナジーを出してきますので、いい準備をして臨みたいと思います。」

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PF/C

鎌田 裕也

課題の2Qで相手を6点に抑えたのは大きかった

「課題である2Q、得点はそこまで伸びなかったですが、得点を取らせないということで相手を6点に抑えたのは大きかったと思います。
試合を通してスリーポイントを相手にやられてしまったので、そこを明日は修正したいと思います。」

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SG/SF

長谷川 技

明日はもっといいチームディフェンスをやっていきたい

「全体的にディフェンスがよかったんですけど、ちょっとスリーポイントをやられてしまったので、明日はそこをしっかり修正して、もっといいチームディフェンスをやっていきたいと思います。
明日もいつも通りのプレーをしたいです。(いつも通りというのは?)決めるところでしっかり決められるように、ノーマークは必ず決めるようにしたいです。」

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PF

ジョシュ・デービス

全体的にチームとしていいプレーができた

「今日は全体的にチームとしていいプレーができたと思うんですけど、スリーポイントのケアをもうちょっと、しないといけないと思います。そこを修正して明日の準備をしたいと思います。」

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ゲームレポート

1Q
川崎 24-21 琉球

川崎は#33長谷川のパスから#00デービスのゴール下、#33長谷川のバスケットカウント、琉球は3Pシュートで得点を取り合う。その後、川崎はディフェンスを粘り、#00デービスのパスから#22ファジーカスのブレイクで、残り3:14、22-14。琉球#13津山に2連続3Pシュートを決められるが、#0藤井がミドルシュートを決め返し、24-21の3点リードで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 36-27 琉球

#0藤井の3Pシュート、#0藤井のパスから#17アマンドソンのダンク、全員でディフェンスでプレッシャーをかけ、#22ファジーカスの3Pシュートと繋げ、残り5:31、32-21。琉球に3Pシュートを連続で決められ、残り4:44、32-27。川崎はディフェンスの意識を高め、琉球をこのピリオドを6点に抑え、36-27の9点リードで前半を折り返す。

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3Q
川崎 64-46 琉球

立ち上がり、琉球はテンポ良く得点するが、川崎は#14辻・#33長谷川の3Pシュート、#7篠山のブレイクと応戦し、残り5:38、47-37で琉球のタイムアウト。川崎は3ガードのラインナップにすると、#14辻の3Pシュート・#7篠山のミドルシュート・再度#14辻の3Pシュートとオフェンスが爆発し、64-46の18点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 83-69 琉球

川崎は#15谷口のパスから#17アマンドソンのダンク、#0藤井の3Pシュートで、残り7:17、71-48で琉球のタイムアウト。しかし、川崎はミスが続き、琉球に連続して3Pシュートを決められ、残り3:43、73-58で川崎のタイムアウト。琉球の怒涛の攻撃を受けるが、#22ファジーカスの連続得点で断ち切り、83-69の14点差で勝利。今シーズン、34勝目をあげた。

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