ダイジェスト

敗戦から一夜明けての第2戦。川崎は大阪得意の3Pシュートへのプレッシャーを強め、前半の失点を31点に抑えると、ファジーカスと篠山を中心に攻撃を展開し、徐々にリードを広げていく。3Qには栗原が8得点をあげるなど、セカンドユニットが攻守に活躍し、さらに点差を広げると、川崎はメンバーを入れ替えながらリードを守りきり、87-76で勝利。辻、スパングラーに加えて長谷川も不在の中、まさにチームの総力で勝利を掴んだ。

ヒーローインタビュー

#9栗原貴宏

15得点 4リバウンド

ゲームレポート

1Q
川崎 19-13 大阪

立ち上がり、大阪に#17木下のミドルシュート、#18相馬の3Pシュート、#32ギブソンのゴール下と先制されるが、川崎は#22ファジーカスのフックシュート、#7篠山のフローターショット、栗原が裏をついてゴール下を決め反撃。その後も、#3晴山が大阪#25ロビーのドライブを止め、#22ファジーカスのブレイク、フリースローで、残り5:22に12-7として大阪がタイムアウト。終盤、守り合いの展開が続き、19-13の川崎6点リードで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 43-31 大阪

大阪に#15根来の3Pシュート、#20合田のドライブ、川崎のミスから#2橋本のブレイクと得点され、残り8:16に21-20と詰められ、川崎はタイムアウトを取り修正を図る。川崎は#18鎌田が大阪#32ギブソンに対して身体を張りチームディフェンスを機能させるが、オフェンスでミスが続き、なかなか得点に繋げることが出来ず我慢の時間帯が続く。しかし、#43永吉の執念のリバウンドから#22ファジーカスが3Pシュートを沈めると、パスを展開して#15谷口・#7篠山の3Pシュートが成功。大阪に球際を粘られ#15根来・#55ハレルソンに決め返されるも、再度#7篠山がミドルシュートを決め、残り1:35、38-31で大阪のタイムアウト。直後、#11野本がディフェンスで大阪のミスを誘い、#22ファジーカス・#7篠山のフリースローに繋げると、残り10秒#0藤井のドライブで得点し、43-31の12点リードで前半を折り返す。

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3Q
川崎 65-50 大阪

後半スタートから、#25ジュフのパスから#9栗原の3Pシュート、パスを回して#3晴山の3Pシュート、#25ジュフがディフェンスでボールをスティールし、ファストブレイクで得点。残り7:14、53-38で大阪がタイムアウトを取るも、#22ファジーカスのフローター、#25ジュフがルーズボールをもぎ取り#9栗原のゴール下、再度#25ジュフがリバウンドから#22ファジーカスのゴール下へと繋げ、残り4:32、62-41で大阪が後半2回目のタイムアウト。タイムアウト明け、#11野本がドライブを決めるが、ここから川崎の得点が停滞。大阪はスモールラインナップの構成から#15根来・#25ロビーに3Pシュートを決め、65-50の15点差で最終クォーターへ。

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4Q
川崎 87-76 大阪

川崎は#22ファジーカスのパスから#9栗原の3Pシュート、大阪は#25ロビーのドライブと得点するが、お互いに守り合いの展開が続き、なかなか得点が進まない。その後、川崎は#0藤井のミドルシュート、#22ファジーカスのドライブ、大阪は、#32ギブソンのダンク、#14橋本の3Pシュートと得点し、残り4:50、76-60でオフィシャルタイムアウトに入る。その後、大阪#32ギブソンに2連続でゴール下を決められるが、#22ファジーカスのリバウンドショット、#0藤井のミドルシュートで決め返し、残り3:11、80-67で大阪が最後のタイムアウト。お互いにファウルが重なる中、大阪#25ロビーにゴール下バスケットカウント、#15根来のブレイク、再度#25ロビーにドライブと連続で得点され、残り1:11、81-75で川崎はタイムアウトを要求。直後のオフェンスで、川崎#0藤井がフェイドアウェイショットを決めると、次の大阪のオフェンスを抑え、残り0:29、83-75で再度川崎のタイムアウト。大阪のファウルゲームに対して#22ファジーカスがフリースローを確実に沈め、87-76の11点差でタイムアップ。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

控えのメンバー含めプレーで気持ちを全面に出してくれた

「昨日の敗因である、3ポイントシュート、トランジションディフェンス、木下選手の所に対してしっかりとアジャストしてディフェンスしてくれたところが勝因だと思います。
全員が揃っていないなかで控えのメンバー含めプレーで気持ちを全面に出してくれた事が嬉しかったですし、こういった泥臭いプレー(リバウンド、ルーズボール等)の積み重ねが攻撃回数(ポゼッション)を増やすうえで大切なことだと思います。また、今は控えのメンバーがプレイングタイムを勝ち取るチャンスだと思うので、アグレッシブにそして、ミスを怖がらず積極的にプレーしてほしいと思います。
次節、水曜日にアウェイ富山戦があるので良い準備をして臨みたいと思います。」

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SF

栗原 貴宏

オフェンスの所でターンオーバーがあり納得のいかない部分がありました

「得点は取れていたが、オフェンスの所でターンオーバーがあり納得のいかない部分がありました。
(昨日は)ディフェンス面ではヘルプ&ローテーションが上手くいかず、相手の強みである3Pシュートをやられてしまうケースが多かったですが、今朝のミーティングで確認をして完ぺきではなかったですが上手く修正できたと思います。」

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C

ニック・ファジーカス

ベストな状態で臨む事が難しい状況なので、精度の高いバスケットを目指していきたい

「3Pシュートがあまり確率良く決まりませんでしたが、全体的に良いプレーが出来たと思いますし、勝利できたので自分のプレーには満足しています。昨日の敗戦から相手の3Pシュートを抑える事がキーポイントという事が分かっていましたし、今朝のミーティングでその部分を共有できたのでディフェンスについて、今日の試合では上手くディフェンスが機能していたと思います。チームとしてベストな状態で臨む事が難しい状況なので、精度の高いバスケットを目指していきたいと思います。」

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