ダイジェスト

序盤から川崎7篠山と22ファジーカスが攻撃を牽引すると、ディフェンスでは鎌田ら日本人ビッグマンがゴール下で外国人選手を相手に奮戦し、一時は20点のリードを奪う。しかし第2クォーター中盤以降、富山に徐々に点差を縮められると、第3クォーターには富山7宮永のアウトサイドシュートなどで一気に6点差まで詰められる。ディフェンスをゾーンに変えた川崎は富山の攻撃リズムを狂わせ再度点差を広げることに成功すると、第4クォーターにも点差を縮められながらも、0藤井・7篠山のガード2人が得点を重ね、95-88で逃げ切り勝利した。

ヒーローインタビュー

#7 篠山竜青

25得点 3リバウンド 5アシスト

ゲームレポート

1Q
川崎 31-16 富山

立ち上がり、富山は#45ピットマンにボールを集め、徹底してインサイドで攻めるのに対し、川崎は#3晴山のミドルシュートを皮切りに、#22ファジーカスの3Pシュート、#9栗原・#7篠山のミドルシュートとパスを上手く回しながら、外のシュートで対抗する。その後も、流れの中で#7篠山が連続得点し、残り5:24、15-6で富山はタイムアウトを取る。続いて、#25ジュフのパスから#22ファジーカスのブレイク、#7篠山のドライブ、#22ファジーカスの3Pシュート、#7篠山のレイアップとテンポよく得点していく。終盤、富山#9水戸・#30山崎にミドルシュートを決められるも、川崎は#22ファジーカスのフローター、#0藤井のパスから#7篠山の3Pシュートでやり返し、31-16の15点リードで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 52-38 富山

富山は#11宇都を起点にオフェンスを展開するのに対して、川崎は第1クォーター同様、パスを共有して、#33長谷川がディフェンスを寄せて#11野本のミドルシュート、#0藤井のドリブルジャンプショット、#43永吉のミドルシュートと得点していく。中盤、#22ファジーカスがディフェンスを引き付け#43永吉のブレイクを演出し、#7篠山のゴール下と加点し、残り4:54、43-23でオフィシャルタイムアウトに入る。その後、富山のゾーンディフェンスに対して、川崎はパスを回すもシュートが決まらず、ミスから富山#7宮永にブレイクを決められ、残り2:51、44-30で川崎はタイムアウトを要求。すぐに#9栗原が3Pシュートを沈めるが、川崎は細かなミスが続き、富山#11宇都にドライブバスケットカウント、#45ピットマンにリバウンドショットを決められ、残り1:52、47-35で川崎は再度タイムアウトを取る。終盤、川崎は#22ファジーカスのパスから#18鎌田のゴール下、#9栗原の3Pシュート、富山は#11宇都のフリースローと点を取り合い、52-38で前半を折り返す。

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3Q
川崎 72-61 富山

開始早々、富山#13比留木の3Pシュート・ミドルシュート、#34ウィラードのリバウンドショットと連続得点され、一気に点差を詰められるが、川崎は#3晴山の3Pシュート、#22ファジーカスのフックシュート、#25ジュフのブレイクバスケットカウントと繋いでいき、残り6:53、61-49。しかし、富山の勢いは続き、#13比留木のゴール下、#7宮永の2連続3Pシュートと得点され、残り4:20、63-57と一気に6点差まで詰められる。川崎はゾーンディフェンスを敷き、ペースを落ち着かせると、#22ファジーカスのフェイドアウェイ・3Pシュートでリズムを取り戻す。終盤、ディフェンスで富山を惑わせミスを誘発し、#7篠山のフローターで得点し、残り0:38、72-59で富山のタイムアウト。ラストプレー、富山#11宇都のパスから#33ヴァイニーにゴール下を決められ、72-61の11点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 95-88 富山

立ち上がり、川崎は#11野本のリバウンドショット、#0藤井のミドルシュートと得点するが、富山#11宇都一人にブレイク・ドライブとかき乱され、残り6:10、76-71で川崎はタイムアウトを要求する。その後、富山#11宇都のポストプレー、川崎は#0藤井の3Pシュート、しかし、富山に早い切り替えから#9水戸にブレイクを決められ、残り4:21、79-75でオフィシャルタイムアウトに入る。富山は#33ヴァイニーの3Pシュート、川崎は#7篠山の崩しから#0藤井の3Pシュート、パスを展開して#7篠山のミドルシュートと加点し落ち着かせ、残り0:33、88-81で7点のリードを奪い、川崎はタイムアウトを取る。富山のファウルゲームに対し、#7篠山は1本フリースローを決めるが、富山#33ヴァイニーに3Pシュートを決め返され、残り0:29、89-84で川崎は再度タイムアウト。#0藤井が2本ともフリースローを決め、残り0:27、91-84で富山のタイムアウト。富山の猛攻に対して、時間を使いながら凌ぎ、95-88の7点差で勝利し、今シーズン33勝目をあげた。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

試合終盤にガード陣がしっかりとゲームをコントロールしてくれて、勝利をつかむ事ができた

「今日の試合は非常に出だしが良く、そのリードを保てたのが一番の勝因だと思います。
後半、富山さんは非常にアグレッシブにプレーしてきましたが、試合終盤にガード陣がしっかりとゲームをコントロールしてくれて、勝利をつかむ事ができたと思いますし、ポイントガード2人で40得点と、怪我人がいる中でその分もカバーしてくれたと思います。今週末は試合がないので疲労を取って次節に向けて良い準備をしたいと思います。」

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PG

篠山 竜青

キャリアハイ(25得点)の記録を作る事ができて、非常に気持ちの良い試合になりました

「出だしから集中してディフェンスも出来ていてオフェンスも良くボールがまわっていたのでチームとして良いシュートが打てていたと思います。
個人的にはシュートタッチも良くキャリアハイ(25得点)の記録を作る事ができて、非常に気持ちの良い試合になりました。」

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PG

藤井 祐眞

主力が抜けている分をサポートして、しっかりと試合を引っ張っていきたい

「出だしで大きなリードを奪う事が出来たので、終盤まで相手に一度もリードを許すことがなかったので展開としては戦いやすい試合展開だったと思います。辻さんとライアンがいないなかで竜青さんが25得点と引っ張ってくれましたし、自分も含め栗原さんや長谷川さんのアウトサイド陣で主力が抜けている分をサポートして、今後もしっかりと試合を引っ張っていきたいと思います。」

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