ダイジェスト

スパングラーが先発復帰し、3ヶ月ぶりの本来のスターティング5が揃ったこの試合。まだ本来の連携が取り戻せていない川崎は、序盤こそミスから横浜に得点を許すなど流れを掴めないが、これまでチームを支えてきた#9栗原や#25ジュフらを投入すると落ち着きを取り戻し、隙のないディフェンスとバランスのとれた攻撃で徐々に点差を広げていく。16点リードで迎えた後半も、川崎は横浜に対しプレッシャーをかけ続け、攻めては#0藤井・#14辻が外から3Pシュートを射抜く。#12スパングラーも3本のダンクに6つのオフェンスリバウンドと高い機動性を発揮。第4Qは#14辻・#22ファジーカスを休ませるも、そのまま横浜に流れを渡さず92-63で勝利した。

ゲームレポート

1Q
川崎 24-17 横浜

立ち上がり、横浜に2連続で得点を許すが、#12スパングラーのリバウンドショット、#22ファジーカスのパスから#14辻のバックドアプレー、#14辻の3Pシュートとやり返す。その後も、ディフェンスで24秒間守り切ると、パスを回して#7篠山のミドルシュート、速い展開から#7篠山のフローターと得点し、残り5:25、11-6で横浜のタイムアウト。ディフェンスで#12スパングラーが絶妙なブロックを魅せ、#14辻の3Pシュートと得点するが、川崎は自分たちのミスから横浜に速い展開を作られ、連続でブレイクを出され、残り2:34、14-15で今度は川崎のタイムアウト。終盤、#22ファジーカスのフローター、#0藤井の3Pシュート、#25ジュフのミドルシュート、#22ファジーカスの3Pシュートで挽回し、24-17の7点リードで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 51-35 横浜

開始早々ディフェンスで#25ジュフのスティールから走って#12スパングラーのダンク、#25ジュフがディフェンスを引き付け#12スパングラーのゴール下、再度#25ジュフのパスから#12スパングラーのダンク、#25ジュフが壁となり#0藤井のドライブを演出し、#25ジュフが大活躍を魅せる。しかし、横浜は、#42ウォッシュバーンが長身を活かして得点に絡み、残り4:39、34-29でオフィシャルタイムアウトに入る。その後、#0藤井の3Pシュート、#22ファジーカスのリバウンドショットバスケットカウント・ミドルシュートと連続で得点し、残り3:02、42-31で横浜のタイムアウト。#43永吉がコートに入り、#14辻の3Pシュートを演出、そして、ラストプレー、#14辻→#33長谷川→#43永吉のレイアップで、51-35の16点リードで前半を折り返す。

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3Q
川崎 75-46 横浜

#22ファジーカスの3Pシュートでスタートすると、パスを素早く展開して、#33長谷川のミドルシュート、#22ファジーカスのゴール下バスケットカウントと一気にリードを広げ、残り7:08、58-37で横浜のタイムアウト。その後も、#7篠山のドライブバスケットカウント、ハードなディフェンスで横浜の得点を許さず、#25ジュフのリバウンドショットバスケットカウント、横浜のチームファウルを活かして、フリースローで加点していく。継続してディフェンスで足を動かし、横浜のオフェンスを遮断し、#0藤井の1on1、ショットクロックギリギリで#14辻の3Pシュートと、攻守ともに躍動し、75-46の29点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 92-63 横浜

立ち上がり、#0藤井のパスから#43永吉のゴール下、#15谷口→#43永吉→#12スパングラー→#0藤井の3Pシュート、#12スパングラーのリバウンドダンクと得点するのに対して、横浜は#3蒲谷が得点、アシストとチームを動かし、残り4:51、84-56でオフィシャルタイムアウトに突入。横浜のゾーンディフェンスに対して、パスを小刻みに回してシュートを狙い、#12スパングラーがオフェンスリバウンド・得点と大活躍する。終盤、横浜#パプにゴール下バスケットカウントを許すも、控えメンバーで川崎のバスケットを遂行し、92-63の29点差で勝利。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

ボールが良く動いてノーマークの選手が良いシュートを決めてくれていたと思います

「今日は横浜ファンも沢山来ていましたし、エキサイトしたゲームになったと思います。(相手を)63得点に抑えていますのでディフェンスはしっかりと機能していたと思います。粘り強いディフェンスをしようと話をしていて、少しもったいない失点もありましたけど、粘り強いディフェンスが出来ましたしオフェンスではボールを動かしてディフェンスをさせる事が大事と話していたので、ボールが良く動いてノーマークの選手が良いシュートを決めてくれていたと思います。また、明日リーグ戦最後の横浜さんとの試合がありますので素晴らしい試合をお見せ出来ればと思います。」

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C

ニック・ファジーカス

チームが一番いい状態でチャンピオンシップに出られるように、頑張りたい

「(自分については)出だしは調子が良くなくて1Qは5点しか取れなかったですが、1Qの終盤に3Pを決めて調子が上がって、シュートの本数は多くないけど効率的に点が取れました。
残り4試合このまま調子を上げて、チームが一番いい状態でチャンピオンシップに出られるように、頑張りたいと思います。」

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PF

ライアン・スパングラー

走る事も出来たしダンクも決められたので良いリズムを掴めたと思います

「まず、ホームのファンが温かく応援してくれたので気持ちよくプレーできました。チームも良いパフォーマンスを発揮して勝利する事が出来たので良かったです。この2週間のなかで、今日の試合はチームとして良いリズムに乗れたので良かったと思いますし、このままチャンピオンシップまでこの調子を維持できるように頑張りたいと思います。自分のパフォーマンスも先週と比べると今日の方が調子が良かったです、走る事も出来たしダンクも決められたので(自分の中で)良いリズムを掴めたと思います。 」

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PG

藤井 祐眞

今日は40分間集中して戦う事が出来た

「今日の試合は、いつもの展開でいったら10点、20点離れても終盤に追いつかれるケースがここ数試合多かったので、今日は40分間集中して戦う事が出来たので良かったと思います。
オフェンスはパスが良く回って良い形でフリーの選手にボールが渡ってシュートと気持ちの良いオフェンスが出来たと思います。ディフェンスでも相手のキーマンである、#1川村選手や#4パーマー選手のところを抑える事が出来たのが良かったと思います。」

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