5,000人の観客の後押しを受けた富山がスタートダッシュをきり、開始2分半で2-10とランを許す。川崎は22ファジーカス・12スパングラーの得点などで追い上げ、第1Q残り4分で同点に追いつくと、第2Qでは0藤井・14辻が2本ずつ3Pシュートを決めるなどチームで29得点をあげ、49-36で試合を折り返す。後半に入っても着実に得点を重ねた川崎は、第3Q終了時点で点差を26点に広げ試合を決定づけると、第4Qはベンチメンバーとプレーをシェアしながら91-70で勝利。
試合を通して好調を維持した14辻は、25分間の出場で6本の3Pシュートを含む20得点の活躍をみせた。
富山に出たしから#10岡田のレイアップ・ミドルシュート、#9水戸・#10岡田の3Pシュートと気合の入ったプレーを展開され、リードを許すが、川崎は#22ファジーカスのゴール下、#12スパングラーのブレイク、#33長谷川のドリブルジャンプシュートと応戦する。その後も、#22ファジーカスのリバウンドショット、#7篠山のミドルシュートと得点し、残り3:51、12-12で富山のタイムアウト。そして、#7篠山のアシストパスから#12スパングラーのゴール下、#14辻の3Pシュートと得点するが、富山に#34ウィラードを起点として1on1で連続得点され、一進一退の展開のまま、20-18の2点リードで第2クォーターへ。
立ち上がり、川崎はディフェンスで富山のオフェンスを24秒間守り切ると、#0藤井の2連続3Pシュート、#25ジュフのミドルシュート、ハードなディフェンスからボールを奪い、#0藤井・#14辻の2連続ブレイクへと繋げ、残り5:35、32-20で富山のタイムアウト。その後、富山#33ヴァイニーのミドルシュート、川崎#14辻の3Pシュートと決め合い、残り4:54、35-22でオフィシャルタイムアウトに入る。そして、#22ファジーカスがインサイド、#14辻の3Pシュートと得点するが、自分たちのミスから富山#33ヴァイニーに反撃を浴び、残り2:22、42-29で川崎はタイムアウトを取り、修正を図る。終盤、#22ファジーカスの3Pシュート、#7篠山のドライブ、#33長谷川のスティールから#43永吉のブレイクと得点するが、富山#33ヴァイニーに3Pシュートを決め返され、49-36の13点リードで前半を折り返す。
立ち上がり、お互いにリズムを掴めないが、#33長谷川の3Pシュートを皮切りに、#14辻のパスから#22ファジーカスのフローター、#25ジュフのリバウンドショット、#14辻の3Pシュートと得点を重ねていく。その後も、#22ファジーカスのパスから#14辻の3Pシュート、#33長谷川のスティールから#0藤井のブレイクと連続得点し、残り3:46、66-42で富山はタイムアウトを取らざるを得ない。継続して、#0藤井のパスから#33長谷川のブレイク、#43永吉のパスから#22ファジーカスのブレイク、#14辻の3Pシュートと大量リードを奪い、73-47の26点リードで最終クォーターへ。
富山に、#34ウィラードのミドルシュート、#33ヴァイニーの3Pシュート、#34ウィラードのゴール下、#30山崎の3Pシュートと連続得点を浴びるが、川崎は#12スパングラーのブレイク、#15谷口のドライブ、#0藤井のドライブと決め返し、残り4:51、83-60でオフィシャルタイムアウトに突入。富山#33ヴァイニーに3Pシュート決められ、富山のプレッシャーディフェンスにボールを運べず、残り2:25、85-65で川崎はタイムアウトを取る。終盤、川崎はメンバーを下げ、オール日本人で挑み、#11野本のポストプレー、#7篠山のドライブと続き、91-70の21点差で勝利。
試合後コメント
北 卓也
今日はディフェンスからしっかりとやってくれたと思います
「富山さんとの今シーズン最後の対戦ということで、5,500人を超えるアウェイですが沢山のバスケットファンの前で良いプレーを見せられた事は非常に良かったと思います。前回の富山さんとの対戦時が1勝1敗の結果で、その悔しさは選手が一番感じていましたので、今日ハードにプレーする事をやってくれたと思います。前回はイージーシュートで20点くらい、オフェンスリバウンドも取られていましたのでまずはそこを抑えようと、イージーな得点を与えない様ディフェンスをしようと話していましたので、今日はディフェンスからしっかりとやってくれたと思います。あとはシュートパーセンテージが高かったので良い流れで少し差が開いて勝利出来ましたし、明後日金曜にすぐゲームなのでプレータイムもシェア出来て良かったと思います。
明後日からのリーグ最終戦に向けて良い準備をして臨みたいと思います。」
藤井 祐眞
相手のプレスやゾーンに対してうまく対応出来た
「出だしが相手のペースから入ってしまいましたが、うまくスタメンが立て直してくれて、2Qでは良い入りが出来て前半で良く走れて点差を付ける事が出来ました。後半は出だしから良いスタートを切って終始リードを保ったまま主導権を握る事が出来たので、落ち着きながら相手のプレスやゾーンに対してうまく対応出来たので良かったと思います。次はリーグの最終戦で渋谷戦、前回1勝1敗だったのでチャンピオンシップでは2勝しないと勝ち上がれないので2連勝して良い形でチャンピオンシップに繋げたいなと思います。」
辻 直人
3Pシュートが気持ちよく打てて尚且つそれが決められて、チームも勢い付けられて良かった
前節に引き続き、3Pシュートが気持ちよく打てて尚且つそれが決められて、チームも勢い付けられて良かったと思います。あと1勝で1位(リーグ全体での勝率)が確定するのでホームとどろきアリーナの皆さんの前で決めたいと思います。
ニック・ファジーカス
チームの調子がどんどん上がってきている
「今日はチームとして得点も多く取れまし、ディフェンスも良かったと思います。今日は今シーズン最後の遠征でのアウェイ戦だったので、こういう形で勝利する事が出来て良かったです。チームの調子がどんどん上がってきていると思いますので、この調子でリーグ最終戦、チャンピオンシップと戦っていきたいと思います。」