ダイジェスト

B1リーグ戦の最終戦。川崎は12スパングラーに替えて43永吉をスタメン起用し、外国人オンザコート1でスタート。その永吉が22ファジーカスのアシストから先制すると、7篠山・14辻の3Pシュートなどで得点を重ねていく。序盤からプレータイムをシェアしながら試合を進め40-42で前半を折り返すと、後半も12スパングラーを中心に、15谷口・18鎌田らが躍動し互角の展開を繰り広げる。2点ビハインドで迎えた残り15秒、川崎は14辻の3Pシュートで逆転を狙うも外れ、76-78でタイムアップ。

ゲームレポート

1Q
川崎 22-25 SR渋谷

川崎は#22ファジーカスの針の穴を通すような鮮やかなパスから#43永吉のゴール下、#33長谷川のミドルシュート、#7篠山の3Pシュートと得点するのに対し、SR渋谷も#14大塚が3連続で3Pシュートを沈め、点の取り合いが続く。その後も、川崎は#7篠山・#14辻の3Pシュート、SR渋谷は#7伊藤の3Pシュート、#33ブラウンのミドルシュートと継続して点の取り合いが続く。終盤、川崎は#12スパングラーのゴール下、SR渋谷は#34グインの3Pシュートとお互いに譲らず一進一退の展開のまま、22-25の3点ビハインドで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 40-42 SR渋谷

SR渋谷は#9ベンドラメが3Pシュート、#39藤高がドライブを決めれば、川崎#は12スパングラーが3Pシュート、パスを素早く展開して#0藤井が3Pシュートバスケットカウントを決め返す。その後も、#0藤井のパスから#15谷口が3Pシュート、時間ギリギリで#11野本のミドルシュートと外が好調で、残り4:50、34-34でオフィシャルタイムアウトに入る。続く後半、お互いに得点が進まず、残り3:21、34-36で川崎はタイムアウトを取る。終盤、#12スパングラーのポストムーブ、#7篠山のドライブから#18鎌田のゴール下と得点し、40-42の2点ビハインドで前半を折り返す。

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3Q
川崎 58-60 SR渋谷

川崎は#7篠山のドライブ、速い展開から#22ファジーカスのフローター、#33長谷川のドライブ、SR渋谷は、#6サクレのインサイド、#14大塚のゴール下、#33ブラウンのミドルシュートと得点を取る。中盤、川崎は#33長谷川のポストプレーを起点にしてオフェンスを組み立てると、#33長谷川のミドルシュート、#12スパングラーのポストプレーとリズムを掴む。しかし、終盤、SR渋谷#14大塚・#34グインに3Pシュートを決められ、川崎は#0藤井がドライブバスケットカウントを決めるも、ブザーと同時にSR渋谷#9ベンドラメに3Pシュートを決められ、58-60で最終クォーターへ。

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4Q
川崎 76-78 SR渋谷

川崎は#12スパングラーのドライブバスケットカウント、#0藤井がオフェンスリバウンドを粘り自ら3Pシュートを沈め、セットプレーから#15谷口が3Pシュートを決める。SR渋谷は徹底して#6サクレのインサイドにボールを集め、ファウルをもらいフリースローで得点を重ね、残り6:16、68-68で川崎のタイムアウト。その後、#0藤井の3Pシュート、#12スパングラーのミドルシュートで残り4:50、73-72でオフィシャルタイムアウト。#0晴山が身体を張ったディフェンスを魅せ、残り3:07、73-72でSR渋谷のタイムアウト。#7篠山、#14辻をコートに戻し、残り1:09、76-76で川崎のタイムアウト。2回のオフェンスに失敗し、SR渋谷#9ベンドラメにフリースローを決められ、残り0:14、76-78で、再度、川崎のタイムアウト。ラストプレー、#12スパングラー、#14辻がシュートを試みるも決まらず、76-78の2点差で敗戦。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

チーム一丸で目標に向かって進んでいるという事は実感出来ています

「リーグ戦最終節、昨日今日と沢山のファンの方が見に来てくれました。2戦ともクロスゲームになった良いゲームを展開できたことが嬉しく思いますし、チャンピオンシップに繫がるゲームが出来たのではないかと思います。今日は控のメンバーを沢山出しましたが、その中でハードにプレーをしてくれました。
チーム一丸で目標に向かって進んでいるという事は実感出来ていますし、来週からのチャンピオンシップでは負けたら終わりのトーナメントなので、精度の高いプレーを追い続ける為に来週1週間良い準備をして臨みたいと思います。リーグ戦長かったですが沢山のファンの方々、スポンサーの方々にご支援ご声援いただきありがとうございました。チャンピオンシップも頑張りたいと思います。」

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PF

ライアン・スパングラー

試合に出てないメンバーが沢山試合に出る事が出来て、控えメンバーにとってとても良い経験だった

「今日は勝ちたかったですけど、残念ながら負けてしまいました。ですが、普段試合に出てないメンバーが沢山試合に出る事が出来て、控えメンバーにとってとても良い経験だったと思います。その経験をチャンピオンシップで生かすことが出来たらチームにとってプラスになると思いますし、負けはしましたが、そういった意味ではチームにとってプラスになる試合だったと思います。自身のプレーとしては、体のコンディションも良いですし、怪我から復帰して今までで一番良いパフォーマンスだったと思うので、このままCSに向かって頑張りたいと思います。チャンピオンシップを楽しみにしています。」

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SG

谷口 光貴

久しぶりに長い時間のプレータイムをもらって、自分の良い所は出せたと思います

「(昨日の試合で勝率)1位が決まっていたので試合に出たら思いっきりプレーしようと思っていました。
久しぶりに長い時間のプレータイムをもらって、自分の良い所は出せたと思います。シュートタッチも良かったので思い切ってプレー出来ました。」

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PG

篠山 竜青

若手中心に自信をつけられました

「タイムシェアをしながらの試合になりましたが、ニックやマドウ(ジュフ磨々道)がプレータイムを制限している中で、日本人選手を始め、ライアンや永吉らも、どちらが勝つか分からない試合をして、負けてしまったのは非常に悔しいですけど、若手中心に自信をつけられました。
(キャリア初の全試合スタメンについて)ずっと目標にしたいたんですけど、過去5年間は体調不良や怪我で1回も叶ったことがないので、個人的にはすごく嬉しい結果です。」

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