ゲームレポート

1Q
川崎 21-18 SR渋谷

立ち上がり、#14辻・#7篠山・#33長谷川の3連続3Pシュートからスタートすると、ディフェンスを粘り、#22ファジーカスのパスから#12スパングラーのアリウープと得点していく。しかし、SR渋谷にも#24広瀬に連続して3Pシュートを決められ、一進一退の展開が続く。終盤、#43永吉のオフェンスリバウンドから#22ファジーカスのゴール下バスケットカウント、ディフェンスで相手のミスを誘い、#22ファジーカスのブレイクと加点し、21-18の3点リードで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 32-38 SR渋谷

お互いにミスが続き、得点が取れないまま、残り7:55、21-19でSR渋谷のタイムアウト。ここで#11野本を投入し高さを出すと、#25ジュフのポストプレー、ディフェンスでプレッシャーをかけ、24秒オーバータイムを誘うが、その後のオフェンスがうまく回らず、残り6:08、23-21で川崎のタイムアウト。しかし、#25ジュフがテクニカルファウルをコールされ、自分たちのミスからSR渋谷に速い展開でシュートに持ち込まれ、残り3:00、26-31で川崎は再度タイムアウトを要求。終盤、#25ジュフのゴール下、#33長谷川のドライブに#25ジュフの合わせ、#22ファジーカスのリバウンドショットと加点するが、SR渋谷にも加点され、32-38の6点ビハインドで前半を折り返す。

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3Q
川崎 51-43 SR渋谷

SR渋谷の激しいディフェンスの前になかなか思うようなオフェンスを組み立てれず、我慢の時間が続くが、ディフェンスをゾーンにして、相手を戸惑わせると、#22ファジーカスのフェイドアウァイ、速い展開から#14辻の3Pシュート、#22ファジーカスのブレイクで残り4:37、41-43でSR渋谷のタイムアウト。直後、ディフェンスで24秒間守り切り、#14辻のパスに#12スパングラーの合わせ、#43永吉のリバウンドショットと逆転に成功する。終盤、#43永吉のドライブ、#12スパングラーのポストプレーとインサイド陣が奮闘し、51-43の8点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 68-56 SR渋谷

入りは守り合いの展開の中、#12スパングラーのフリースロー、パスを展開して、#12スパングラーのゴール下、ディフェンスでボールを奪うと、#15谷口のパスから#12スパングラーのブレイクと#12スパングラーがチームを引っ張り、残り4:50、57-48。その後も、#22ファジーカスの2連続ポストプレー、#14辻の裏を突くパスから#12スパングラーの合わせと攻撃の手を緩めず、残り2:48、SR渋谷のタイムアウト。SR渋谷は、ファウルギリギリのディフェンスで前にプレッシャーをかけてくるが、裏をかいて、#12スパングラーのブレイク、#0藤井の3Pで加点し、68-56の12点差で勝利。
昨日に引き続き、マンツーマンとゾーンのディフェンスを織り交ぜながら、特に第3クォーターでSR渋谷を5点に抑え、粘り強いディフェンスからオフェンスに繋げるチームスタイルで、今シーズン6勝目を飾った。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

北卓也ヘッドコーチ

「昨日に続いての2戦目ということで、両チームとも出だしから非常に重いというか、シュートが入らない攻防となりましたが、よくそこで我慢をしてくれました、後半ディフェンスをゾーンに切り替えたのがポイントだったかなと思います。ゾーンから(ファスト)ブレイク(速攻)を出せて、相手を5点に抑えたわけですから、そこで流れを自分たちのほうに持って来れたかなと思います。第4クォーターもゾーンを使いながらしっかり走れて、良い流れのまま試合終了を迎えられたかなと思います。
後半相手の得点は18点ですから、ディフェンスの勝利かなと思います。」

ーゾーンディフェンスが見事にはまりましたが、これはプラン通りということでしょうか?
「準備はしていて、どこかのタイミングでやろうとは思ってたんですが、今日は渋谷はアイラ・ブラウン選手がゴール下を攻めてて、アールティ・グイン選手が外に出てプレーをしていて、ニック(・ファジーカス)が外に引っぱり出されていて、さらに飛び込みでのリバウンドも取られていました。やはりニックには(ゴール)下に置いておきたいので、タイミングを見てゾーンに切り替えたのがうまくはまって良かったです。」

ーそのタイミングというのは具体的にどういう時でしたか?
「リードされた状況から、少し追い上げ始めた時ですね。タイムアウトがあって、このタイミングかな、と思いました。」

ー2-3ゾーンは今シーズン練習をしてきたのですか?
「私が監督に就任した時から、ずっと2-3ゾーンの練習はしているので。今シーズンでは今節初めて使いました。」

ーライアン・スパングラー選手はエナジーを発揮していましたね?
「リバウンドを取ってから走ってくれるので、そこは非常にチームにとっても助かってます。第4クォーターにもリバウンドを取って、そのあと走ってイージーな点を取ってくれてました。彼の走りが"ズレ"を産み出して、うちのスモールマン達のチャンスを作ってくれているので、チームにとっては非常に良い流れを作ってくれますし、エナジーももらっています。」

ー相手のゾーンに対しても、うまく攻略していましたね。
「相手が2-3ゾーンをしてくることは分析していて準備をしていたので、選手がボールを回していいパスをしてくれてたと思います。」