ゲームレポート

1Q
川崎 21-22 富山

#12スパングラーのゴール下で先制すると、#22ファジーカスのゴール下バスケットカウント、#7篠山がディフェンスでプレッシャーかけ、富山のミスを誘い、#12スパングラーのブレイクと加点するが、富山も、#9水戸のドライブ、#31城宝・#7宮永の3Pシュートと一歩も引かず、点の取り合いの展開が続く。その後も、川崎は#14辻の3Pシュート、富山も#9水戸の3Pシュート、しかし、#14辻が2つ目のファウルを取られ、交代をせざるを得ない。終盤、#12スパングラーのドライブ、#7篠山のパスから#33長谷川の3Pシュートと加点し、21-22の1点ビハインドで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 54-51 富山

立ち上がり、#0藤井・#15谷口の3Pシュート、しかし、富山#31城宝・#14バロンの3Pシュートと撃ち合い合戦となり、残り7:24、29-32で川崎のタイムアウト。その後も、富山の3Pシュートの確率はよく、川崎は#22ファジーカスの連続得点で対抗、そして、富山#14バロンがテクニカルファウルを取られ、残り6:03、33-35で今度は富山のタイムアウト。川崎は、#0藤井のミドルシュート、富山のチームファウルを活かしフリースローで得点するのに対し、富山は#30山崎が驚異的な確率で3Pシュートを決め続け、残り2:06、46-49で川崎のタイムアウト。その後、#7篠山のパスからトップスピードで#0藤井のブレイク、#25ジュフのフェイドアウァイ、そして、#7篠山がブザーと同時にミドルシュートを沈め、54-51の3点リードで前半を折り返す。

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3Q
川崎 81-67 富山

#14辻のパスから#25ジュフのゴール下、ディフェンスで24秒オーバータイムを誘い、#14辻のミドルシュート、#25ジュフが積極的にリバウンドに絡み、#14辻の3Pシュート、#25ジュフのタッチダウンパスから#22ファジーカスのブレイクと一気に畳み掛け、残り4:45、72-59で富山のタイムアウト。その後、#25ジュフのドライブ、#14辻のノールックパスから#25ジュフのゴール下、富山の連続ファウルから得たフリースローで加点していく。終盤、自分たちのミスから富山#11宇都に連続得点されるが、最後は、#0藤井のフリースローで、81-67の14点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 112-90 富山

#14辻の鮮やかなパスから#12スパングラーのアリウープ、再度#14辻のノールックパスから#12スパングラーのゴール下、#0藤井のフローター、#15谷口のスティールからブレイク、#22ファジーカスの3Pシュートと軽やかなオフェンスで、残り6:11、96-73で富山のタイムアウト。その後、#22ファジーカスの巧みなステップでバスケットカウント、#15谷口のドライブで得点し、残り3:45、101-82。続けて、#9栗原のフローター、#12スパングラーのパスから#43永吉のゴール下と得点する。終盤、#11野本のポストプレーバスケットカウント、#43永吉がドライブで崩し#18鎌田のゴール下と圧巻のオフェンスを魅せ、112-90の22点差で勝利。前半からお互いに点の取り合いの展開が続く中、後半はディフェンスのギアを上げて、富山を39点に抑え、速い切り替えからブレイクで攻め続け、今シーズン8勝目を飾った。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

北卓也ヘッドコーチ

「119-90ということで、かなりハイスコアなゲームになりましたが、前半は富山さんの3Pシュート攻勢を止められなかった、ということに尽きますね。11/18で33点取られましたので。昨日は速い展開をプランとして狙っていたので、今日も狙ってくるだとうなとは思ってたんですが、予想以上に速い展開を仕掛けてきたなという印象です。シュートは入れられていましたが、自分たちもシュートを入れて競ったゲームになりましたので、どこかで息切れがくるんじゃないかと思いながら、後半ディフェンスの部分で少し修正をしました。選手たちがそれを遂行してくれたので、後半ちょっとペースは落とせたのかなと思います。112点というスコアは、僕が知っている中で(チームの歴代で)一番ハイスコアな得点なんじゃないかなと思ってまして、シュートの成功率を見ても、3Pシュートが50%、2Pシュートが72%と非常に高いなと思います。あとアシストが24で他オーンオーバーが11ですので、スタッツ的には非常に素晴らしい結果だなと思います。ただ、(富山に)3Pシュートを52%決められていますので、同じようなプレーで何度も得点を決められたというのもありますし、山崎選手(富山#30)はここまでシュートが入る選手だとは思っていなかったので、ノーマークにしていたんですけど、3Pシュートをイージーに打たせないというところが今後の課題になってきていると思いますので、また練習して、次の三遠戦に向けて練習していきたいと思います。」

—ディフェンスを修正した、というのは具体的にどいういった部分ですか?
「シュート力のある選手に対してはディフェンスで激しくあたっていたんですけども、あまりシュートが入らない選手に対してちょっと引いて守っていて、そこから崩されているというパターンがあったので、今日は誰にでもしっかりボールプレッシャーをかけようという話をしました。前半はしっかりボールプレッシャーをかけられていながら、速い展開でくずされていたので、後半は前からあたるんじゃなくてハーフコートでプレッシャーをかけよう、そうすれば相手のペースが落ちるんじゃないか、という話をしました。それがきっかけかは分からないですが、後半はある程度(相手の)ペースは落ちたのかなと思います。

ーホーム3節を終えて、ここまでで"チーム認知度"の部分での手応えなどはありますか?
「まだ開幕して5節だけなので何ともいえないですが、今日も非常に多くのファン・観客の方が来てくださって嬉しく思います。また今日は川崎フロンターレさんとのコラボということで、そういう企画で観に来ていただけることは認知度向上にもなりますし、フロンターレさんは凄くサポーターさんがいらっしゃいますので、会場に来てこういうゲームを観て、そこから口コミとなって広がって、観客増加に繋がれば嬉しいなと思います。本当にサッカーの素晴らしいチームが(川崎には)ありますので、力を借りながらやっていければと思いますし、まだまだ認知度の部分はこれからだと思ってます。篠山が試合後にも言っていましたが、明日はコスギンピックという地域のイベントもありますし、そういうところに選手が顔を出して認知をしてもらって、小さいことからコツコツと、やっていくしかないかなと思います。5節終わって、開幕よりは少し減っているかもしれませんが、今日も2,800名近い方が来ていただいていますし、これは非常に嬉しいことだと思います。昨シーズンまでですと、1,000人に届かないという時もありましたので、これが続くようにクラブとしても取り組みをしていかないといけないですし、チームとしても協力をしてやっていきたいと思います。

ー次節は三遠ですが、今の戦力では開幕節の逆の結果(2連勝)をファンの方は期待していると思いますが?
「もちろん連敗した相手なので、ファンもそうですし、選手も絶対負けないという気持ちでいるとは思います。開幕節は選手の状況が(整っていなかった)というのもありましたけど、しっかり相手チームを分析して、うちが今持っているものを全て出し切って、連勝・・・します。以上です。」