ゲームレポート

1Q
川崎 24-17 三遠

#22ファジーカスのポストプレーからスタートすると、パスを回しながら、#22ファジーカスのフックシュートバスケットカウント、#7篠山が裏を突いてゴール下と得点するが、三遠も中・外とバランス良く得点し、一進一退の展開が続く。その後、#12スパングラーのポストムーブダンク、#22ファジーカスのドライブバスケットカウント、しかし、三遠にも球際を粘られ、#20ロビーのゴール下バスケットカウントを取られる。そして、速い展開から#12スパングラーのゴール下、#7篠山のスティールから#14辻の鮮やかなアシストパスに#33長谷川がゴール下で合わせ、残り2:21、21-13で三遠のタイムアウト。終盤、三遠#5アシャオルのドライブ、お互いにミスも続くが、#43永吉・#14辻のフリースローで粘り、24-17の7点リードで第2クォーターへ。

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2Q
川崎 36-27 三遠

#25ジュフのスティールでミスを誘うと、#3晴山の3Pシュート、三遠は#73田渡の3Pシュート、負けじと#25ジュフのパスから#12スパングラーのゴール下と譲らず、流れが均衡の中、残り7:01、29-20で川崎はタイムアウト。その後も、お互いに点が伸びず我慢比べの展開となるが、ここで#18鎌田が三遠#8太田に対して好ディフェンスを魅せ、残り4:43、29-22。中盤、#22ファジーカスのフローターバスケットカウント、#18鎌田が身体を張ったディフェンスとリバウンドで泥臭さを体現し粘りを魅せ、残り1:13、36-25で三遠はタイムアウトを取る。終盤、三遠にブレイクを出されるが、失点を最小限に抑え、36-27の9点リードで前半を折り返す。

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3Q
川崎 60-38 三遠

#22ファジーカスの2連続3Pシュート、オフェンスリバウンドを粘り、#7篠山の3Pシュートで、残り7:35、45-27で三遠のタイムアウト。その後、#14辻がリバウンドショットバスケットカウントで3点プレー、#7篠山の左ドライブ、パスを回しながら、ファウルをもらい、フリースローで加点していく。そして、ディフェンスでは、ローテーションを速くし、三遠から24秒オーバータイムを奪うと、#14辻のノールックパスから#22ファジーカスのダンクと得点し、残り2:23、54-34で三遠のタイムアウト。終盤、三遠#20ロビーにドライブを決められるが、#7篠山のブレイクで応戦し、60-38の23点リードで最終クォーターへ。

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4Q
川崎 84-66 三遠

#12スパングラーのリバウンドショット、#33長谷川のパスから#12スパングラーのランニングダンク、#18鎌田のゴール下、三遠は#20ロビーのドライブ・ブレイクバスケットカウントと得点していく。その後、#22ファジーカスの3Pシュート、#12スパングラーのリバウンドショットと加点し、残り5:54、73-45で三遠のタイムアウト。パスで#0藤井→#22ファジーカス→#12スパングラー→#33長谷川→#22ファジーカスのゴール下と加点し、残り4:56、75-48。続けて、#12スパングラーのリバウンドショット、#0藤井のミドルシュート、#14辻のミドルシュートバスケットカウントと得点する。終盤、控えメンバーを投入し、三遠に連続得点を許すが、セーフティリードを保ったまま、84-66の18点差で勝利。開幕から三遠に3連敗と悔しい思いが続いたが、今日は、川崎らしいディフェンスで三遠の得意な速い展開と3Pシュートを抑え、第3クォーターに一気にブレイクし全員が得点に絡み、今シーズン9勝目を飾った。

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試合後コメント

ヘッドコーチ

北 卓也

北卓也ヘッドコーチ

北HCコメント

「4戦目にして三遠に勝てたことが非常に嬉しいです。相手を66点に抑えてますし、(これまで)負けた試合も競ったゲームばかりなので、これだけ点差をつけて勝つことができたというのは、まだリベンジにはなってないんですけど、4月の(三遠との)対戦まで中地区を引っ張って盛り上げていけたらなと思います。まだまだうちも課題がたくさんありますので、次節に向けていい準備をいていきたいと思います。とりあえず本当に、ホームで同一カードの連敗を3で止められたことは、選手が昨日の課題をしっかり克服してくれたおかげだと思います。」


ー昨日の試合と比較して、今日はどういった部分が良かったのでしょうか?
「昨日は(#2ロバート・)ドジャー選手がいないというのがいきなり分かったので、準備してきたこととは少し違う対応をしなければいけなかったんですけど、(ラインナップが)小さくなりますので、3Pシュートやファストブレイクを狙ってくるだろうと予測していたんですけど、選手に3Pシュートをケアしようと話していたのですが、選手たちがボールではなく人を守っていた印象があったので、今日はしっかりボールを守ろうという話しをしました。そうすることによって、今日はボールプレッシャーから(機能して)いいシュートを打たせませんでした。アジャストは必要なんですが、うちの選手は真面目な選手が多いので、それ(言われたこと)を忠実にやり抜こうとする傾向があるので、そこは私の経験にもなってます。原点は自分たちのしっかりとしたディフェンスというものがありますから、そこをまず毎試合できるようにはしていきたいですし、そこから相手の特徴を見ながら(ディフェンスを)変えていければと思ってます。1勝1敗でしたけどいい経験にはなりましたし、課題としては前節の富山戦から高確率でシュートを決められてましたが、今日は31.6%と比較的下がったので(良かったと思います)。ボールを守るか、人を守るか、その違いが昨日との差だと思っています。」