Inside BRAVE THUNDERS レポート

8/15 THE LIGHT HOUSE リニューアルオープン およびセレモニーを行いました

THE LIGHT HOUSE KAWASAKI BRAVE THUNDERS(略称:ザ・ライトハウス)では、運用形態をリニューアルし外国籍スタッフを配置することで、地域のこどもたちが楽しみながら外国語や異文化に触れる機会をつくり成長できるような場所を目指す「THE LIGHT HOUSE KAWASAKI BRAVE THUNDERS Global Connect」がスタートしました。

8月15日(金)にはリニューアルに際してセレモニーを実施し、川崎市 加藤順一副市長、日本財団 経営企画広報部 長谷川隆治部長、Bリーグ 佐野正昭専務理事、学校法人深堀学園 深堀和子理事長、グローバルBiz専門職大学 平岩賢志学長、株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース代表取締役社長 川崎渉、川崎ブレイブサンダース ロスコ・アレン選手が出席しました。

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース代表取締役社長 川崎渉

「ザ・ライトハウス」は、川崎市の多大なご協力のもと、2021年に「子どもたちが安心して過ごせる居場所をつくる」という目的で運営を開始しました。これまでに延べ3万6千人の方々にご利用いただき、一定の役割を果たしてきました。

新たに「Global Connect」をBリーグ、日本財団、深堀学園のご支援・ご協力のもとスタートさせることとなりました。常時外国籍スタッフを配置し、子どもたちが英語を自然に話したり、異文化交流も体験できる場として生まれ変わります。

川崎市は、政令指定都市の中で外国籍住民の数が全国3番目に多い街で今後ますます、グローバルな環境で生活や仕事をする人が増えていくと感じています。私たちは、すべての子どもたちに等しく英語や異文化に触れるきっかけを提供していきたいと考えています。

川崎ブレイブサンダースは、「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL~川崎からバスケの未来を~」をミッションに掲げています。未来の象徴である子どもたちの可能性を広げていけるよう、地域の皆さまと共に歩んでまいります。

川崎市 加藤順一副市長

ブレイブサンダースには、バスケットボールを通じて川崎の魅力を広く発信し、イメージ向上にも多大なるご貢献をいただいておりますこと、改めて深く感謝申し上げます。

「ザ・ライトハウス」は、こどもたちが自由に遊び、学び、安心して過ごすことができる居場所として、これまで多くの方々にご利用いただいてまいりました。そして新たに外国語や異文化に触れられる場へと発展することは、川崎市としても大変心強く、楽しみにしています。子どもたちが安全で安心して過ごせる居場所づくりは、国としても大きな課題であり、川崎市としてもさまざまな取り組みを進めております。そのような中、ブレイブサンダースがこだわりを持ってこの場を多文化交流の拠点として活用していくことに、私どもとしても大いに期待しております。

学校法人深堀学園 深堀和子理事長

子どもたちの居場所には、スポーツクラブや、近年ではインターナショナルな保育園・幼稚園などもございますが、スポーツと居場所、さらに英語教育を融合させた施設は、これまであまり例を見ない取り組みだと感じており、私どももこの運営に関わらせていただくことを大変光栄に思っております。

私が特に期待しているのは、異文化交流を通して子どもたちが学びを深めることです。日本は単一民族国家であり、時に同質性を重んじる傾向がありますが、世界に出てみると、それこそが偏った考えであると気づかされる場面が少なくありません。子どもたちが留学生と共に過ごし、異なる価値観や環境に育った人々と交流する中で、互いに学び合い、共有する経験を積めることを大いに楽しみにしております。

スポーツを通して身につく「やり抜く力」や「協調性」は、将来国際社会で活躍するうえで欠かせない力です。教育とは、子どもだけが学ぶのではなく、大人や指導者もまた、子どもたちと関わることで新たな発見をし、共に成長するものだと考えております。こうした経験が、将来子どもたちの心に残り、社会に出たときに大きな力となることを期待しています。

Bリーグ 佐野正昭専務理事

「Global Connect」のお話を伺ったとき、ここで時間を過ごした子どもたちが、10年後、20年後には世界で活躍する未来を思い描き、本当に胸が高鳴りました。そして、成長した彼らが再びこの「ザ・ライトハウス」に戻り、次の世代にその経験を語ってくれる、そんな光景を想像するだけで、ワクワクが止まりません。

NBAでは八村選手や河村選手といった日本人選手が活躍しており、そして選手だけでなく、裏方のスタッフとしても多くの日本人が世界で力を発揮しています。ニューヨーク・ニックスでコーチを務め、NBAのヘッドコーチに最も近い存在といわれる吉本氏、日本代表を支えるアスレチックトレーナー佐藤浩一氏、そしてNBAでビジネス分野における実績を築いた現 琉球ゴールデンキングスGMの安中氏。まさに選手に限らず、多様な分野で日本人が世界を舞台に活躍しているのです。

Bリーグとしても、アリーナの中だけでなく、日常の中にワクワクを広げていくために「まちづくり事業」をクラブと共に推進しています。「ザ・ライトハウス」がそのモデルケースとなり、日本全国へと広がっていくことを強く期待しています。その思いに日本財団にもご共感いただき、全国13のプロジェクトが始動しました。その中で唯一「グローバル」をテーマにしたのが、この「Global Connect」です。私たちも全力でサポートしながら、川崎市内から神奈川県、さらには全国へと展開し、日本中の「ザ・ライトハウス」となっていく未来を共に描いていきたいと思います。

日本財団 経営企画広報部 長谷川隆治部長

日本財団は、民間でボランティア活動や社会貢献活動を行うNPOの皆さまを支援している団体です。私たちにとって大きな課題の一つは、日本におけるボランティアや寄附の文化です。残念ながら、日本のボランティア参加率は先進国の中でも最下位に近く、一人当たりの寄附額もお隣の韓国を大きく下回っているのが現状です。そのため、民間による社会貢献活動がなかなか広がらないという課題を抱えてきました。

そこで私たちは諸外国の取り組みに学び、社会に影響力を持つトップアスリートやクラブ、俳優の方々が街の課題に目を向け、積極的に活動できるよう「HEROES」というプロジェクトを立ち上げました。現在では約350名のトップアスリートとともに、全国でボランティア活動を展開しています。

今回、Bリーグと連携して「まちづくり事業」を推進していくことになり、川崎ブレイブサンダースが取り組まれている「常設型の居場所づくり」は、これまでの一過性のイベントとは異なり、地域に継続的なインパクトを与える非常に大きな試みだと感じています。Bリーグのクラブは街のアイコンとして、企業、学校、行政をつなぐハブとなる力があります。川崎ブレイブサンダースが中心となってこの取り組みを進めてくださることに、大きな期待を寄せています。

ぜひ、このワクワクする場所を活かしながら、地域のお父さんやお母さん、そしてたくさんの方々を巻き込み、子どもたちが健やかに成長できる環境をみんなで育てていければと思います。

川崎ブレイブサンダース ロスコ・アレン選手

僕自身、バスケットボールを通じてさまざまな国に行き、多くの人々と関わることができました。バスケットボールがあったからこそ、世界が広がり、人とのつながりを築くことができたのだと強く感じています。

特に、僕がハンガリーからアメリカに引っ越したときのことをよく覚えており、当時は英語を十分に話せるわけではありませんでしたが、バスケットボールを通して友だちをつくり、新しい人間関係を築くことができました。言葉の壁を越えて人とつながることができたのは、バスケットボールがあったからです。

だからこそ、この「ザ・ライトハウス」に遊びに来る子どもたちや地域の皆さんにとっても、英語を話せても話せなくても、バスケットボールを通じて自然に人とつながれる場所になってほしいと心から願っています。今回のリニューアルが成功し、ここが多くの出会いや学びを生む場所になることを期待しています。