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3/12 第97回 天皇杯 ファイナル(決勝) 千葉 72-82 川崎

2年連続の優勝を目指す川崎と、3年ぶりの戴冠を狙う千葉ジェッツによる天皇杯決勝。

千葉が0-8のランで先行するが、今度は川崎が15-0のランでリードを奪い返す大味な展開からスタートすると、2Qには川崎のオフェンス力が爆発し52-33の19点リードで試合を折り返す。しかし後半に入ると、千葉が持ち前の高火力オフェンスで追い上げて点差を縮め10点差で第4クォーターに入るが、川崎は落ち着いてそれ以上点差を縮めさせずに試合を進め、82-72でタイムアップ。

川崎はクラブとして初となる2連覇達成で5回目の天皇杯獲得。25得点5リバウンドの活躍をみせたキャプテン#0藤井祐眞が、大会MVPを受賞した。

1Q 26-17
試合の展開が大きく移り変わるジェットコースターゲーム。6本の3Pシュートを沈めた川崎が9点リード。

#2富樫の3Pシュートでまずは千葉Jが先制。さらに#31原の3Pシュート、#2冨樫のドライブで千葉Jが0-8とリードするが、川崎は残り7:59に#0藤井の3Pシュートで最初の得点をあげると、ビッグラインナップによるコートを広つかったオフェンスで次々に得点をあげ、残り6:21には#34アギラール のプットバックで10-8と逆転。さらに#0藤井の連続得点で15-8と一気にリードを広げる。残り7:16、17-10となったところで千葉Jはタイムアウトを請求すると、#34スミスの3Pシュート、#13大倉の連続得点で17-17の同点に追いつくが、川崎はここから#22ファジーカス・#23ジャニング・#34アギラールと3本の3Pシュートで再び千葉を引き離し、26-17で1Q終了。

2Q 26-16
藤井の得点を軸に川崎が攻勢に出る。守備でも千葉Jのフィールドゴール成功を4本に抑え、19点差で試合を折り返す。

#0藤井・#11増田の得点で川崎がリードを広げる。#0藤井のアシストから#35ヒースがアリウープを決めるなど勢いに乗る川崎は、残り5:36には#0藤井がこの試合17点目となる3Pシュートを沈めて41-22。ここで千葉Jは前半2つ目のタイムアウト請求すると、#21エドワーズがゴール下シュートでこのクォーター最初のフィールドゴールを決めるが、川崎の勢いは止まらず、#23ジャニングの3Pシュートでリードを20点に乗せると、ディフェンスでも集中を切らさず試合を進め、52-33で試合を折り返す。

3Q 20-26
千葉Jの高火力オフェンスが復活し点差を縮める。我慢の展開が続く川崎も落ち着いて試合を進め川崎の13点リードで最終クォーターへ。

川崎#0藤井の3Pシュートからスタートするが、千葉Jが#34スミスの2本の3Pシュート、さらに残り7:32#34スミスのアシストから#33ムーニーのダンクで56-42となったところで川崎 佐藤HCはタイムアウトを請求。しかしその後も自慢のオフェンス力に火がついた川崎が、#14佐藤の3Pシュートや#33ムーニーのダンクなどで残り4:53には61-51の10点差まで点差を縮める。追い上げを許したが、川崎も慌てずに攻撃を組み立てて#23ジャニング・#11増田が得点をあげ、72-59で最終クォーターへ。

4Q 10-13
試合は一転して両チームの守り合いの展開に。川崎がリードを守り切り連覇達成!

お互いに激しいディフェンスで2分以上無得点状態が続くが、残り7:37に千葉J#2富樫がコートに戻ると3Pシュートを沈めて膠着を打ち破る。直後、川崎#0藤井が#2エドワーズとの接触で負傷。このプレーで#2エドワーズにはアンスポーツマンライクファウルがコールされ、#0藤井はベンチに下がる。その後川崎は得点が伸ばせず千葉Jを引き離せないながらも、ディフェンスで持ち堪えてリードを保ちながら試合を進める。残り4:44には#0藤井を再びコートに戻すと、最後まで千葉Jの猛攻を凌ぎ切り、82-72でタイムアップ。




佐藤賢次ヘッドコーチ
「川崎のバスケットができたことに達成感を感じています」

試合前のミーティングでは、今我々が持っている力を40分間全て出し尽くそう、ミスを恐れず積極的に一人ひとりがコートで出し尽くしましょうということでスタートしましたが、その通りの前半になって、ディフェンスもしっかり足が動いてチームで守れていましたし、オフェンスもゲームプラン通りにアグレッシブに攻めていい勢いを作れたと思います。逆に後半は相手の勢いに少し我慢の展開が続きましたが、最後のクォーターでディフェンスのマインドが落ちなかったところ、チーム全体で我慢して我慢してディフェンスをやりきれたところが勝因かなと思います。

(連覇に向けてどういう気持ちで臨んだか)連覇のことはチームには何も話していないですし、自分自身も意識していませんでした。とにかくそれぞれが自分たちの力を出し尽くすことがテーマでそれが達成できたことが嬉しいです。出た選手が全員が下を向いたりせず、ずっと積極的な気持ちでプレーし続けてくれて、ビッグプレーが出たことで会場がひとつになって、そういう瞬間をたくさん作れたことが嬉しいですし、連覇よりも川崎のバスケットができたことに達成感を感じています。

#0 藤井祐眞
「僕たちの方が強い気持ちを持って戦うことが出来て、勝てたと思います」

前半凄くいい形で川崎のバスケットが出来たと思いますが、後半我慢の時間帯が続いて、最後は気持ちの勝負だったのかなと思っています。僕たちの方が強い気持ちを持って戦うことが出来て、勝てたと思います。

(連覇について)賢次さんが言ったように、チーム内で「連覇しよう!」ということはなく、一人ひとりが優勝に向かってやるべきことを遂行して、コートに出た選手がしっかり仕事をこなした結果だと思うので、連覇ということではなく、目の前の試合に集中して臨むことが出来たいいゲームだったと思います。

#7 篠山竜青
「ファミリーが一丸となっていることが体現出来た」

賢次さんが言った通りで、川崎らしいバスケットが出来ました。

人生で2連覇したことがないのでシンプルに嬉しいです。出だしから気迫を込めていけたのは、ファミリーが一丸となっていることが体現出来たからだったと思うので、改めてサンダースファミリーの皆さんには感謝しています。

#13 前田悟
「人生初優勝で気持ちが高ぶっています」

川崎のバスケットが出来て優勝できたと思います。

人生で初優勝です!1万人くらいのアリーナでプレーをしたことも初めてだったので、すごく緊張感のあるゲームで、チームメイトに感謝したいと思います。人生初優勝で気持ちが高ぶっています。何回でも味わいたいです!

#22 ニック・ファジーカス
「佐藤HCが書いてくれたゲームプランが素晴らしかった」

佐藤HCが書いてくれたゲームプランが素晴らしかったと思います。前半から相手にファーストパンチをしようということで、それを1Qで体現できたことが相手の疲れにもつながったと思いますし、自分たちが主導権を握ることにつながりました。

(後半の展開について)19点差はありましたが、千葉Jが絶対にやり返してくることは分かっていたことですし、3Qのところでジャニング選手が攻撃の起点になってくれたことによって、6点縮められるところにとどめたことが今日の勝因だったと思います。

#23 マット・ジャニング
「チームとして完璧な勝利だったと思います」

今日はスタートのメンバーがすごくいいムードで試合を始めてくれて、ベンチから出てくるメンバーがそれをつないでいこうという気持ちでいたので、チームとして完璧な勝利だったと思います。

(3Qで流れを変えたプレーについて)後半始まってスタート同じのビッグラインナップで入って最初はイーブンの流れだったんですが、そこから千葉Jが連続得点で点差を縮めてきて、そこからの出場でした。僕自身特別なことはしていなくて、アグレッシブに行くという姿勢のなかで、自分が得点するチャンスが回ってきて、そこで相手の流れを断ち切ることができて、そういう場面で仕事をすることができたのかなと思います。

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