2018-19シーズン以降のクラブ運営体制について
本日、 TBLSサービス株式会社(川崎ブレイブサンダース運営会社/以下、TBLSサービス)の親会社である株式会社東芝(以下、東芝)と、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)との間で、DeNAの設立する子会社がTBLSサービスのバスケットボール事業部門を承継する基本合意書が締結されましたことをお知らせいたします。
DeNAは2018年1月以降に100%出資の子会社「株式会社DeNAバスケットボール(仮称/以下、DeNAバスケットボール)」を新設します。2017-18シーズン終了後、TBLSサービスより、バスケットボール事業部門を分割し、 DeNAバスケットボールが吸収する形(吸収分割)により2018年7月1日(日)までに運営体制の移行を完了する予定です。
また、本日開催された公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(以下、Bリーグ)の理事会において、クラブの承継が承認されましたので、合わせてお知らせいたします。
経緯
2016-17シーズン終了後、東芝、DeNA双方のスポーツに関する考え方について意見交換を行い、協働についての議論が交わされる中で、今回の承継の合意に発展しました。
DeNA側からは東芝バスケットボール部時代を含めて67年の歴史とリーグ屈指の実力(過去に天皇杯優勝3回、国内トップリーグ優勝4回)を持つクラブであることに加えて、バスケットボールの潜在的な価値や成長可能性が高く評価され、東芝側は川崎ブレイブサンダースが今後もBリーグのクラブとして将来にわたり継続、発展していくためには、プロ野球球団運営というプロスポーツの運営経験、ノウハウを持ったDeNAグループの下でクラブを運営していくことが最良と判断し、今回の両者の合意に至りました。
今後
2017-18シーズンは現在の体制で、TBLSサービスが運営会社としてクラブ運営を行ってまいります。東芝には引き続きオフィシャルパートナーとして支援していただきます。また、DeNAが新たにオフィシャルパートナーに加わり、クラブを支援していただきます。
2018-19シーズン(2018年7月)から、運営会社がDeNAバスケットボールに変更となる予定です。
TBLSサービス株式会社代表取締役社長 荒木雅己 コメント
2018-19シーズンより、川崎ブレイブサンダースの運営がTBLSサービス株式会社から株式会社DeNAバスケットボール(仮称)に承継されることが決定いたしました。今後、DeNAグループの持つプロスポーツビジネスのノウハウを活かすことで、スポーツを通じた川崎の地域活性化、日本バスケットボール界の発展により一層貢献できるものと考えております。
まずは今シーズンを全力で戦い昨シーズン以上の成績を残すこと、また事業面でも成長を見せることで、67年間にわたり現在の川崎ブレイブサンダースに続く活動を支えてくださった東芝への感謝を示したいと考えています。
ファンの皆さま、パートナーの皆さま、ホームタウン川崎市の皆さまをはじめ、クラブに関わる皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご声援を頂けますよう、お願い申し上げます。