藤井祐眞選手 契約満了および移籍先決定のお知らせ
いつも川崎ブレイブサンダースを熱く応援いただき、ありがとうございます。
川崎ブレイブサンダースでは、藤井祐眞選手が2023-24シーズンをもって契約満了となり、群馬クレインサンダーズに移籍することが決定しましたので、選手コメントおよび北卓也GMのコメントとともにお知らせいたします。
なお、2023-24シーズンの契約は2024年6月30日までとなっております。
藤井祐眞選手
背番号
0
ポジション
PG/SG
生年月日
1991年12月23日
出身地
島根県
身長 / 体重
178cm / 75kg
藤井選手からのコメント
この度、10年間在籍した川崎を去ることになりました。
在籍期間中は色々な経験をさせていただくことができました。NBL時代にはリーグ優勝を果たし、Bリーグになってからも天皇杯連覇などタイトルを取ることができて、とても幸せな時間を過ごすことができました。しかしニックのラストイヤーで優勝を、と意気込んだ今シーズンは思うような結果が得られず、Bリーグ開幕以降クラブとして初めてチャンピオンシップを逃がし、悔しい結果となりました。いい時も悪い時も、サンダースファミリーの皆さまの応援が力となり戦い抜くことができました。本当にありがとうございます。
今回の決断にあたり、北さんやチーム強化担当のスタッフをはじめ様々な方からお声をかけていただいて嬉しかったですし、その気持ちに応えたい気持ちもありとても悩みました。まず、北さんに東芝時代に声をかけていただいて、僕のキャリアもそこからスタートしました。1年目から我慢して試合で使っていただき、2年目にはチームで怪我人が多かったこともあり、スタートで使っていただきました。競争がとても激しいこの世界の中で、新人の頃から使っていただいたからこそ、Bリーグというプロの舞台で選手として成長することができました。本当に感謝しています。この場を借りて、御礼を言いたいです。
また辻さんが移籍した後、賢次さんはエースとしてチームを僕に託してくださり、ニックとのピック&ロールは川崎の武器だと言っていただき試合に出させていただきました。天皇杯を連覇できたのも賢次さんの素晴らしいコーチングのおかげです。本当に感謝しています。
そして、この10年間一緒にプレーさせていただいた選手やチームスタッフ、そしてフロントスタッフの皆さんには、チーム成績が良かった時も苦しかった時も一緒に練習をして、プレーで私の苦手なところをいつも支えていただき、助けてくれたことをとても感謝しています。とどろきアリーナでの試合は300名くらいしか観客が入らなかった時代から支えていただき、今では毎試合5,000名近い方々に来場いただき、熱狂するアリーナでプレーができて、本当に選手として幸せな環境でした。サンダースファミリーの皆さんには感謝しかありません。
今回、たくさん悩み考え移籍する決断をしましたが、川崎ブレイブサンダースはこれからももっと大きくなっていくクラブだと確信しています。 10年間育てていただき、本当にありがとうございました。
北卓也GMコメント
2014年の加入から長い時間をともに過ごしてきた藤井選手がこの度移籍することになり、言い表すことのできない寂しさを感じています。加入直後から無尽蔵のスタミナを持ち、オフェンス・ディフェンスの両面でハッスルして、毎試合ハードワークを続けることができ、怪我での欠場がほとんどない強靭な身体、そして負けず嫌いをそのまま体現するようなプレースタイルでチームを牽引してくれました。
彼が2021-22シーズンのMVPを獲得したことは、加入時はチームの控え選手から、その後チームの中心選手へと成長して、リーグ最高の選手になれるという証明であり、日本中のバスケット選手たちを勇気づける成果だったのではと思います。
川崎での彼のプレーを見続けたかったですが、本人も悩み考えに考えた結果の意思決定であり、新たなチームで挑戦をしたいという藤井選手の気持ちを尊重したいと思います。10シーズン本当にありがとうございました。新天地での活躍を心から祈っています。