8月31日（日）、チームが日頃練習を行っている東芝小向体育館で、2017-18シーズン新体制発表会を開催しました。
今年はメディア向けの記者会見の形式で開催され、荒木クラブ代表、北卓也ヘッドコーチ、2017-18シーズンのキャプテンを務める#7篠山竜青選手、新加入の#00ジョシュ・デービス選手、#6小澤智将選手、#23ジュフ・バンバ選手が参加。発表会の模様はクラブのfacebookページでライブ配信されました。

荒木クラブ代表の挨拶からスタートし、「川崎ブレイブサンダースの2年目は、成長路線に乗せるクラブ作りを目指してやっていきたい。クラブのステートメントコピー「KAWASAKI HEART」には2つの面があります。一つはホームタウン川崎市。地域に根ざし、愛され親しまれるクラブを目指していきます。もう一つは川崎ブレイブサンダースのクラブ。クラブ最大の魅力の一つである『強さ』は今年も健在であることを示していきます。」と、2017-18シーズンのビジョンを説明。

北卓也ヘッドコーチからは、「川崎ブレイブサンダースのスタイルである、プレッシャーディフェンスから速いトランジションで、良いシュートチャンスを作る。そして、個人ではできないパフォーマンスを生み出すチームバスケットを全員で展開していきたいと思います。また、常勝チームであるためには、選手たちが成長し続ける必要があります。選手自身が自分がどうなりたいかを考えて、その目標をチームでサポートしていきます。」と、プレースタイルは変わらず”チーム”を重視しながら、これまで積み重ねてきたものに、さらに磨きをかけていくことが説明されました。

続けて、チームスローガンが発表されました。今シーズンのスローガンは『CHASE』になります。「昨シーズン、決勝まで進んで敗れてしまった天皇杯。あと一歩及ばなかったBリーグチャンピオンシップファイナル。そして、両方の試合で味わった相手クラブのファンの多さ。昨シーズン味わった悔しさを持ち続け、課題を克服し、天皇杯優勝・Bリーグチャンピオンを追いかけ、追い求め、必ずや成し遂げます。また、プロクラブとして、個人として”プロ”とはどうあるべきかを追い求め、プロフェッショナル像を全員で築き上げ、発信していきます。」という想いが、スローガンに込められています。

スローガン発表のあとは、新加入選手の紹介。昨シーズン、B2の島根でプレーしB1昇格に貢献した#00ジョシュ・デービス選手は、「川崎に来られてワクワクしている。チームのために何でもやりたい。コーチが望むプレーをしたい。」と献身さをアピールすると、#6小澤智将選手は「自分の持ち味であるハードワークやディフェンスからの走るプレーは、川崎ブレイブサンダースの目指すバスケットにフィットすると思うので、持ち味を発揮していけると思う。」と、これまでの練習での手応えを感じさせるコメントが発せられました。昨シーズン途中から練習生としてチームに帯同していた#23ジュフ・バンバ選手は「昨シーズンのファイナルは（練習生として）悔しい思いも一緒に味わったので、今年は優勝したいです。この一年、色んなことを勉強して成長したいです。」と話していました。

最後に、今シーズンのキャプテン、副キャプテンが発表されました。キャプテンは#7篠山竜青選手、副キャプテンは#9栗原貴宏選手、#14辻直人選手と、昨シーズンと同じ顔ぶれとなりました。会見に出席していた篠山選手からは、「今シーズン、新スローガン『CHASE』のもと、Bリーグ、そして天皇杯のチャンピオンを獲りにいくのが目標です。また、個人的には”明るく、楽しく、おめでたい雰囲気のあるチーム”を目指していきます。日本一騒がしいベンチ、試合に出ている選手も出ていない選手も全員で戦うチームスタイルを目指していきますので、そういった点も注目してもらえればと思います。昨シーズンは”特等席”で二度もチャンピオンセレモニーを見させられました。その悔しさはみんな忘れていないですし、忘れ物を取り戻すためにチーム一丸で取り組んでいます。チーム・フロントが一体にっなって川崎ブレイブサンダースの文化を作っていく2シーズン目になると思います。期待は裏切りません。」と力強く宣言されました。

短い時間での発表会となりましたが、お集まりいただいたメディアの皆さまに、そして、配信をご覧いただいた方に今シーズンに向けての意気込みをお伝えできたのではと思います。

チームはアーリーカップ2回戦の9/2がシーズン初の公式戦。2017-18シーズンの川崎ブレイブサンダースに、乞うご期待ください！