10/4 B.LEAGUE 2018-19 第1節 Game1 川崎 81-72 千葉
B.LEAGUE 2018-19
第1節 Game1
2018年10月4日(木)
船橋アリーナ
川崎ブレイブサンダース 81-72 千葉ジェッツ
ゲームレポート
B.LEAGUE 2018-19シーズンの火ぶたを切る開幕戦。
川崎は22ファジーカスがベンチでのスタートとなったが、14辻が2本連続で3Pシュートを決めて6-0と先行。さらに21マクリンの連続得点などで12-3とリードを広げる。シュートが決まらず序盤は得点が伸びない千葉だったが、インサイドにボールを集めて3パーカーと21エドワーズが得点を重ねると、徐々に試合は千葉ペースに。
第2Qに入ると、川崎はターンオーバーを連発。ミスからランニングプレーで得点を重ねる千葉の得意の展開を作られ、30-33と逆転を許して試合を折り返す。
第3Qの出だし、川崎は21マクリンのスティールから14辻がレイアップを決めると、さらに辻がディフェンスリバウンドから速攻に持ち込もうとしたところでファウルを受け、これがアンスポーツマンライクファウルの判定。固い守備からの速攻で試合の主導権を掴んだ川崎は、さらに31エドワーズのダンクを含む2本のゴールで残り7:46には39-37と再逆転に成功。その後も、千葉が得意な展開をお返しするかのようにファストブレイクで得点を重ねた川崎は、第4Qに入っても7篠山と0藤井がコートをかき回し、11-0のランで残り4分には77-61とリードを広げる。その後も着実な試合を展開しながらリードを守りきり、81-72でタイムアップ。
B.LEAGUEで過去2年続けて初戦で敗れていた川崎にとっては、ジンクスを破る1勝となった。この試合での14辻のファーストゴールが川崎のB.LEAGUE通算1万得点目となった。
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「3年目の開幕ゲーム。たくさんの方々の前で試合ができてよかったです。開幕戦はずっと負けていたので、久々に勝てて嬉しく思っています。
千葉さんを72点に抑えたのでディフェンスは良かったのかなと思いますが、千葉さんも調子が悪く、流れに乗れなかった面もあると思います。ただうちの選手もやられてはいけないところでディフェンスを頑張ってくれました。
ニック(・ファジーカス)は状態が100%ではなかったので私の判断で出しませんでした。明後日の出場についてもまだ分かりませんが、(出ても出なくても)今日のようにいい勝負をしたいと思います。」
0 藤井祐眞
「個人的には前半も後半も出だしがすごく良くて、ディフェンスもハードにやっていたので控えの僕らが同じようにハッスルしないといけないと思ってプレーしました。
ファジーカス選手が出られないということで、全員バスケで総力戦になると思っていました。得点面で起点となる選手がいなかったので、アウトサイドを中心に皆で、ボールと人を動かし、パスを意識し、どこかで起点を作ろうという意識で取り組めました。
まだこれが川崎の完成形ではないのでもっと精度を上げて、川崎らしいバスケットをしていけたらいいと思っています。」
7 篠山竜青
「ニックが足の調子がよくないということで、今日はプレーをできないということになりました。ただ動揺せずに、スタートの5人だけじゃなくて出場した選手全員が、今日はいいところを出せたと思っています。
まだまだ開幕戦なので、お互いにこれが完成ではないですし、千葉さんの外角があまり当たりが来なかったことに助けられた部分もあります。勝利はできましたし、いろんな課題も見つかったので、いい収穫のあったゲームだったと思います。
今シーズンこそはという思いが、クラブ全体として強いですし、今日もアウェーではありましたけど、川崎からもたくさんのファンの方が来てくれて、大きい声援をもらって、本当に心強かったです。川崎はファンの皆さんを含めてどんどんこれから成長できるクラブだと思うので、しっかりとレギュラーシーズン成長して、最後は優勝で終われるように、しっかりとこれから成長していきたいと思います。」
14 辻直人
「Bリーグ開幕してから2年間、開幕戦は勝てなかったんですけれど、こうして強敵の千葉ジェッツさん相手に勝てて嬉しいです。
ディフェンスもハードに守れていましたし、それが自分たちの速攻にもつながり、すごくいい展開でバスケットができたので それを4Qの最後まで続けられたのが勝因です。自分自身もいい形で(3ポイントシュートの)1本目が入ったので、それで気持ちが楽になりました。
3年目のシーズンを迎えるにあたり、「3度目の正直」という気持ちで今日は臨みましたし、個人としても川崎を日本一にさせたいという気持ちが強いのでそれを何としても達成したいと思います。」
ボックススコア・プレーバイプレー