10/12 B.LEAGUE 2018-19 第2節 Game1 川崎 76-64 滋賀
B.LEAGUE 2018-19
第2節 Game1
2018年10月12(金)
川崎市とどろきアリーナ
川崎ブレイブサンダース 76-64 滋賀レイクスターズ
ゲームレポート
川崎はターンオーバーとシュートミスが続き、試合開始から4分間無得点の状態が続く。その間、滋賀31ラウルのゴール下、32狩野の3Pシュートで0-10のランを許すと、川崎は22ファジーカスを今シーズン初めて投入するが、その後も滋賀にテンポ良く攻められ、第1Qを6-21で終える。
しかし第2Qに入ると、ホームの大声援を受ける川崎が反撃に転じる。厳しいディフェンスで滋賀の攻撃を封じると、3林・0藤井の3Pシュートや22ファジーカス・21マクリンのゴール下で点差を縮める。残り2:32には3林のアシストから18鎌田がゴール下を決めて29-27と逆転に成功。31-29の2点リードで試合を折り返す。
第3Qに入ると、滋賀の連続ゴールで再度逆転を許すが、川崎は3林と31エドワーズがランニングプレーから得点を重ね、55-47と点差を広げて最終クォーターへ。第4Qに入ると再度川崎は得点が停滞し滋賀に追い上げられるものの、ファンの声援に押されながら、終盤に0藤井のフリースローや31エドワーズのダンクなどで得点し、76-64でタイムアップ。
4,700人を超える来場となったホーム開幕戦を白星で飾るとともに、連勝を3に伸ばした。
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「B.LEAGUE3年目、新生川崎ブレイブサンダースのホーム開幕戦ということで、センターハングビジョンもができて、アリーナが今までと違う雰囲気になっているなと実感しました。
その中で選手はプレーできる喜び、幸せがあったと思います。けれども、出だしは(立ち上がりの悪さを)心配していたんですけどその通りになって、なかなか点が取れなくて少し苦しみました。周りが見えてなくて、自分がノーマークなのにシュートを打たなかったりとか、チグハグな入り方になったと思います。ただ、第2Q、ディフェンスの強度を上げてイージーなシュートを決めてよく追いついたなと思います。
後半はシーソーゲームになりましたけど、粘り勝ちといいましょうか、最後しっかりディフェンスをして走れたから、十数点(差が)開いたかなと思いました。
内容はそこまでよくはなかったですけど、ホーム開幕戦に勝利できたことは嬉しいですし、5,000人近いファンの方々にこのアリーナの雰囲気をお見せできてよかったですし、プラス、勝利ゲームをお見せできたので、非常に嬉しく思います。 また明日ありますので、いい準備をして臨みたいと思います。」
3 林翔太郎
「今日は良すぎました。一本目の3ポイントを決めた時からシュートタッチがいい感じだなと思っていたので、積極的に攻めることができました。今週、篠山さんから「自分の得意なプレーをしていけ」と練習後に言われていましたので、今日は得意なシュートとドライブをしていこうと考えていました。
これまでは「川崎のバスケット」を崩さないように、ミスしないようにと消極的に考えていたのですが、篠山さんのひとことで変わることができたと思います。
今はチーム事情で試合に出させてもらっている面もあると思いますが、このチャンスを生かしていきたいと考えています。」
22 ニック・ファジーカス
「手術後、早く復帰したいと思っていましたのでやっと試合に出られてよかったと思います。ただリズムに乗れず、フルで試合に出られませんのでフラストレーションはまだあります。
今日は試合の出だしが悪かったので北HCの方を見て、いつ呼ばれるかと思って待っていましたが、出てからは少しは流れを変えられたと思います。
今は75~80%の状態です。まだこれからコンディションは徐々に良くなってくると思います。」
7 篠山竜青
「60試合あるので、最初の3試合勝ったことがどれほど大きいかわからないですけど、ホーム開幕戦を勝利で飾れたのは僕らとしてもほっとしていますし、ファンの方々も楽しんでもらえたんじゃないかと思います。
去年まで多かったのは、リードされてしまうと慌ててしまうというか、早く追いつかなきゃいけないという意識が強すぎて辻にボールが集まりすぎてしまったり、ニックにボールが集まりすぎて単発になってしまうということがありました。今シーズン特に違いを感じるのはディフェンスで、シェーン(・エドワーズ)選手もバーノン(・マクリン)選手も熱いディフェンスができますし、そこからのフェストブレイクができるので、我慢できるというか、それが非常に去年と違うところだと思います。」
ボックススコア・プレーバイプレー