11/23 B.LEAGUE 2018-19 第11節 GAME1 川崎 79-86 栃木
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ゲームレポート
ディフェンス力に定評のある両者の対決は、出だしから守りあいの展開となるが、先に抜け出したのは栃木。栃木13渡邉が早いタイミングから3Pシュートを沈めると、川崎はここから追いかける展開に。シュートが決まらない川崎に対し、栃木は24栗原の3Pシュート、22ロシターのジャンプショットなどで得点を重ね12-25で第1Q終了。
第2Q、川崎は31エドワーズがドライブから得点すると、続けて31エドワーズのアシストから21マクリンのダンクで残り7:21、18-30と追い上げる。タイムアウトを取る栃木に対し、川崎はさらに22ファジーカスを投入して21マクリン・31エドワーズとの”オン3”の布陣を敷くと、22ファジーカスの連続得点、さらに31エドワーズのジャンプショットで残り3:32には29-32と1ポゼッション差まで迫る。しかしここから、栃木4ギブズ・22ロシターにインサイドを攻め込まれると、残り3秒、栃木13渡邉に3Pシュートを決められ、36-47と点差を再び2桁に広げられて後半へ。
後半に入ると、川崎は14辻がシュート、アシストで攻撃を牽引。栃木22ロシター・13渡邉に3Pシュートを沈められながらも、22ファジーカス・31エドワーズが着実に得点を重ねて点差を縮めていき、62-67で最終クォーターへ。
第4Q、川崎は31エドワーズのドライブで64-67の3点差に迫ると、33長谷川がコーナーから連続で3Pシュートを沈め、残り8:02、70-67とついに逆転に成功する。会場のボルテージも最高潮に達するが、ここで栃木はタイムアウトを取りメンバーを替えると、22ロシターの3Pシュート・9遠藤のジャンプショットで再逆転。川崎は攻め手を掴めないまま、74-77の栃木3点リードで残り時間2分を切ると、ここから栃木13渡邉に2本の3Pシュートを沈められ、残り1:26には74-83とされ万事休す。最後まで攻めるも、79-86でタイムアップ。
勝負どころでのシュート力やオフェンスリバウンドからのセカンドショットを決められ、悔しい敗戦となった。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「勝負所でシュートを入れることができたかどうかの差」
「今日は、栃木さんがとても素晴らしいプレーをしたと思います。試合全体を通してファストブレイクとセカンドチャンスで27点と失点が多くなりました。
終盤追い付いて一時は逆転もしましたが、最後は勝負所でシュートを入れることができたかどうかの差が出ました。栃木さんは終盤のタフショットも的確に決めて、うちはそれができなかった。これが勝敗を分けるポイントだったと思います。勝ち切るにはそういう勝負所の精度を上げていくことが大切だと思います」
0藤井祐眞
「こちらのミスから走られる形になった」
「相手が走ってくることを警戒していましたが、こちらのオフェンスを良いシュートの形で終わることができず、リバウンドを取られてそこからの早いブレイクを決められてしまいました。こちらのミスから走られる形になったので、そこを反省し修正して明日につなげたいと思います。」
31シェーン・エドワーズ
「相手がタフショットを決めていました」
「栃木は出だしが良く、シュートも決まっていましたので、追い上げることだけに集中していました。私だけでなく、皆がその意識をもってプレーできていたと思います。
今日は相手チームがタフショットを決めていました。
私たちは自分たちの修正すべきところを修正し、明日、また頑張りたいと思います。」
33長谷川技
「注意していましたが、抑えられなかった」
「相手の得意なトランジションをやられ、オフェンスリバウンドも取られてしまいました。そこは注意していましたが、抑えられなかった結果だと思います。
(途中SGで出た場面がありましたが?)練習でもやっていますので、そこは(普段と)変わらずにプレー出来ました。 明日は今日、やられてしまった点を修正し、切り替えて臨みたいと思います。」