12/12 B.LEAGUE 2018-19 第13節 川崎 75-79 三河
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ゲームレポート
序盤から両チームともアウトサイドのシュートを高確率で沈める展開となる。川崎7篠山・0藤井が連続で3Pシュートを決めてリードすれば、三河も14金丸・12西川が決め返し、残り5:47には12-13と逆転。ここからお互いにボールマンへのプレッシャーを強めて得点ペースが落ちるが、川崎は33長谷川の3Pシュート、残り2秒での22ファジーカスのジャンプショットで24-17とし第1クォーター終了。
第2クォーターに入ると、三河は32桜木・3ミークスを中心にペイントエリアから得点を重ねる。一方川崎は三河ディフェンスを崩せずアウトサイドからシュートを狙うがこれが決まらず点差を縮められていく。残り4:47、29-28と一点差に迫られてオフィシャルタイムアウトを迎えた川崎だったが、ここから21マクリン・22ファジーカスが得点し35-29と再びリードを広げる。勢いに乗りたい場面で22ファジーカスが連続でファウルを吹かれベンチに下がると、再び三河に追い上げを許すも、ラストプレーで21マクリンが得点をあげ、41-38で試合を折り返す。
第3クォーター、3ミークスを起点に攻撃を展開する三河が残り6:23、3ミークス自身の3Pシュートを沈め、43-45と逆転。川崎も22ファジーカスの得点で同点に追いつくと、7篠山の3Pシュートで50-47と再逆転。ここからリードチェンジを繰り返し、57-59の2点ビハインドで最終クォーターへ。
第4クォーター、僅差を追う川崎は、アウトサイドのシュートが決まらない中で22ファジーカス・21マクリンのインサイドから得点をあげて三河に食らいつくと、残り4:47に22ファジーカスの3Pシュートが決まり66-68と逆転。しかし、三河32桜木のバスケットカウントで再びリードを奪われる。またしても追う展開となった川崎は21マクリン・7篠山がフリースローから得点をあげて何度も同点に追いつくが、その度に三河3ミークスに決め返され引き離される。ファウルゲームを仕掛けるも、三河14金丸のフリースローで75-79と点差を広げられ、そのままタイムアップ。
がっぷり四つに組み合った試合が40分展開された試合となったが、セカンドチャンスとファストブレイクからの得点で上回った三河に終盤引き離される結果となった。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「迷いながらシュートを打たせれてしまった」
「最後まで(どうなるか)わからない展開でしたが、負けてしまって残念です。スタッツを見て、(勝敗のポイントは)シュートパーセンテージの差かなと思います。前半はうちがよくて、後半は三河さんがよかった。特に終盤は三河さんの"迷わせてシュートを打たせる"ディフェンスに、迷いながらシュートを打たされてしまって結果入らなかったです。ここのところ、上位のチームと競ったゲームで負けていることが多いで、それはヘッドコーチの責任だと思いますし、そういう試合で勝てるように練習していかなければならないと思っています。」
7篠山竜青
「僕と祐眞で切磋琢磨してこのチームを引っ張っていきたい」
「勝負所でのプレーの精度、球際(で競り勝つ)の部分、そこがやっぱり足りなかったかなと思います。4Q残り5分を切ってからの得点がなかなかスムーズに伸びなかったですし、そういった部分は今後の課題だと思っています。ただ、辻選手が怪我でいない中で自分や(藤井)祐眞がズレを作っていくというところは見せられたと思いますし、あとはその精度を高めていって勝ち切って、結果につなげていければと思います。道は見えてきていますし、やっていることは間違っていないと思います。
個人的には、シュートの確率も調子も上がってきていますし、勝負所で試合を決めるシュートを入れるだけだと思っています。今日、結果的には祐眞が外して(勝負が決まった)と表面上はなりましたけど、祐眞の経験にもなったと思いますし、次にああいう場面があれば自分が打って勝利を掴むんだという気持ちでやってきたいです。僕と祐眞で切磋琢磨してこのチームを引っ張っていきたいです。
(次の)富山戦まで期間は短いですが、修正できることはいっぱいあると思いますし、みんなで一歩ずつ登っていきたいです。アウェーが続くんですが、今日もたくさん声援をもらって心強かったですし、次の富山戦も会場で、試合中継を見て声援を送ってくれたらうれしいです。」
22ニック・ファジーカス
「最後にガス欠した感じです」
「最後にガス欠した感じです。何度かチャンスはありましたが、最後(三河に)リバウンドを許してしまって、そのせいで負けてしまいました。本当に悔しい試合でした。 個人的には普段決めているシュートを何本も外してしまって、今日はフラストレーションが溜まる試合でした。負けてしまったことはしょうがないことですので、次の富山戦に気持ちを切り替えて準備をしていきたいです。富山戦ではもっとシュートを決めて、アウェーで難しい試合になると思いますが、なんとか2連勝したいと思います。」