3/3 B.LEAGUE 2018-19 第25節 GAME2 川崎 85-76 SR渋谷
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ゲームレポート
SR渋谷ボールでゲームスタート。序盤は川崎が14辻の3Pシュートや21マクリンのゴール下などで先行するが、14杉浦・34ケリーの得点で徐々にSR渋谷ペースに。川崎は22ファジーカスを投入し、ディフェンスをゾーンに切り替えるが、SR渋谷44盛實に3Pシュートを決められるなど流れを止められず、19-23の4点ビハインドで第1Q終了。
第2Q、川崎はゾーンディフェンスが機能し、SR渋谷の得点ペースを抑えることに成功する。その間、22ファジーカスの連続得点で逆転に成功すると、0藤井の3Pシュートやフリースロー、さらに22ファジーカスの得点で残り6:29には34-25までリードを広げる。SR渋谷も44盛實・32ケリーがアウトサイドからシュートを決めるが、ディフェンスの強度を落とさずこのクォーターの失点を9に抑える。川崎は15谷口が3Pシュートを決めるなど再びリードを広げ、45-32の13点リードで後半へ。
第3Q、SR渋谷は6サクレ・34ケリーなどがシュートを決めて追い上げる。川崎はリバウンドとポストプレーに苦戦し得点が停滞する時間が続く。SR渋谷14杉浦に3Pシュートを決められ点差を3点まで縮められたところで川崎はタイムアウトを取るが、9ベンドラメにも3Pを決められ51-51の同点に追いつかれると、さらに6サクレ・34ケリーの得点で逆転を許してしまう。苦しい川崎は終盤に22ファジーカスのアシストから21マクリンがダンクを決め返すが、前半のリードを失い55-56の1点ビハインドで最終クォーターへ。
第4Q、開始早々に7篠山がファウルを受けながらも3Pを決めると、フリースローも沈めて59-56と逆転に成功。続けて0藤井の3Pシュートが決まり66-60と川崎がリードを広げたところで、渋谷がタイムアウト。ディフェンスの強度を上げる川崎に対し、SR渋谷もショットクロック間近のところで6サクレがゴールを決めるなど譲らない。残り3:33、22ファジーカスがB.LEAGUE通算4,000得点を突破する3Pシュートを沈めて75-68とリードを広げると、さらに31エドワーズの速攻で点差を9点に広げる。渋谷は流れを取り戻そうとタイムアウト取るが、川崎はSR渋谷のプレスに対して冷静に試合を進め、点差を縮めさせず85-76でタイムアップ。
前日に続きSR渋谷のリバウンドの苦しみながら、シュート精度の高さと勝負所での決定力で逃げ切り、連戦を2連勝で終えた。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「シェーンが今の活躍を続けてくれると頼もしい」
連勝できて(中断期間明けに)いいスタートが切れたと思います。
昨日の反省としてオフェンスリバウンドをとられたことがありました。コンタクトをしていないとか、ビッグマンとスモールマンがスイッチした時にコンタクトしきれていないとかことがあったので、ビデオを確認してしっかりセカンドチャンスを押さえましょうという話をしました。昨日よりはリバウンドに対する意識は高かったと思いますし、これからも(その点を)どれだけ抑えられるかが一つのポイントになると思います。第3Q最初の攻撃が2回ともターンオーバーで終わって、そこから流れを持っていかれて一時は逆転はされましたが、そこから我慢して自分たちの流れに持ってくることができたのは、収穫かなと。
特に、シェーン(エドワーズ)が昨日今日と非常にいい活躍をしてくれました。アウトサイドのシュートも決めてくれましたし、今の活躍を続けてくれると頼もしいなと感じました。
(チーム内では)先ずは中地区チャンピオンを目指そうということで、目の前の1試合1試合が非常に大事になので、チームの勝利のために各自が何をしなければいけないかを、一人一人しっかり考えてやっていこうと話しました。良い準備をして、また来週の試合に臨みたいと思います。
14辻直人
「これからはチームの練習により集中できる」
息子の誕生日という特別な日を勝利で飾れて本当に嬉しいです。試合後もニックが突然ヒーローインタビューに呼んでくれて、ニックは本当に優しい人です。後半ちょっと疲れが出てしまった場面もあったけど代表活動も一段落して、チームの練習により集中できるのは大きいと思います。まずは地区優勝に向けて、新潟との大事な直接対決も残っていますし、一試合一試合大切に頑張っていきます。
22ニック・ファジーカス
「みんなにお祝いされるとやっぱり嬉しい」
(Bリーグ通算4000得点達成について)毎年節目の得点を達成していて、得点の記録はあまり気にしていませんが、こうしてみんなにお祝いされるとやっぱり嬉しいです。
4000得点達成のためには22点必要と試合前に聞いていて、自分の背番号と同じだったので覚えていました。
この1週間は移動も多く少し疲れはありますが、自分の背番号が永久欠番になったのはバスケット人生の中で一番思い出に残ることです。一生忘れない瞬間でした。
0藤井祐眞
「終盤やチームが劣勢な時の方が燃える」
相手にオフェンスリバウンドを昨日あれだけ取られたので、そこにフォーカスして試合に入りました。それでも多少取られてしまったり、もう少し頑張れるところもあったのかなと思うんですけど、そういうところの修正ができたのも、先週までの充実したチーム練習のおかげなのかなっていうのはあります。
4Q残り数分で呼ばれた時は、最後はよりハードにプレイしようと入りました。個人的に終盤やチームが劣勢な時の方が燃えるっていうのは昔からあります。
相手の足が止まり始める時間にもあまり疲れを感じていないのはチームでタイムシェアできてる部分もあるのかなと思います。
シーズン前半では(勝つべき時に)負けた試合もあったんですけど、後半に向けてチャンピオンシップも見据えてしっかり勝ちきれるように勝負所での1プレイが勝ち負けを左右するというのを意識して、リーグ優勝に向けてやっていきたいです。