4/13 B.LEAGUE 2018-19 第35節 GAME1 川崎 78-80 新潟
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ゲームレポート
新潟が1勝でもすれば地区優勝が決定する、B1中地区1位の新潟との対戦。
第1Q、22上江田のジャンプショットで新潟が先制すると、川崎も22ファジーカスが3Pシュートで決め返す。互いに高確率で得点をあげて相手にペースを握られまいとする中、試合は川崎22ファジーカスと54ガードナーのエース対決へと移行していく。エース2人がそれぞれチームの半分近い得点をあげ、19-19で第1Q終了。
第2Q、開始から川崎は22ファジーカスをベンチに下げて休ませる判断に出ると、得点ペースこそ落ちたものの、18鎌田がインサイドで踏ん張りをみせ、新潟にも得点を許さず互角に試合を進めていく。残り5:28、ここで川崎は22ファジーカスをコートに戻すが、お互いに攻めのボールプッシュがミスとなり、膠着状態が続く。第2Qも同点のまま、37-37で後半へ。
第3Q、川崎は22ファジーカスの3Pシュートと14辻のフリースローでリードすると、さらに14辻が7篠山のアシストから3Pシュートを沈め、残り7:35に45-38とリードを広げる。新潟も54ガードナーのインサイドアタックで点差を縮めてくるが、川崎は連続ファストブレイクから21マクリンがフィニッシュし、再び点差を広げる。新潟はタイムアウトを取ると、これまでの徹底したインサイドから攻撃のポイントをアウトサイドに切り替え、22上江田・30今村らが得点。残り2:08には30今村のファストブレイクで53-53の同点に。ここから川崎は22ファジーカスがバスケットカウントで3得点をあげるも、新潟も18森井が決め返し、56-55の川崎1点リードで最終クォーターへ。
第4Q、川崎は14辻がフリースロー3ショットを全て沈めて61-57とリードするが、新潟32池田に連続で3Pシュートを決められ同点に。川崎は0藤井のシュートでリードを奪い返すと、オフィシャルタイムアウトをはさみ7篠山の3Pシュートで70-65と再度リードを広げる。しかし、ここでも新潟は32池田と22上江田が3Pシュート成功させると、さらに新潟54ガードナーのフリースローで残り2:34、72-73と新潟に逆転を許す。川崎は14辻のフリースロー、22ファジーカスのダンクで再度リードを奪い返すが、残り0:40、新潟54ガードナーのバスケットカウントで78-78の同点とされると、残り0:14には34ハミルトンのインサイドで新潟が再逆転。川崎のラストオフェンス、7篠山が同点への望みをかけたジャンプショットを放つが決まらず、78-80でタイムアップ。
この結果により新潟のB1中地区優勝が決定。川崎はB1中地区2位でのチャンピオンシップ出場が確定した。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「勝負所のポイントで新潟さんが上回ったということだと思います」
川崎は負けたら地区優勝がなくなるという状況で勝ちたかったですが、(負けてしまい)残念です。
ゲームとしてはお互い我慢比べというか、あまり差がつかない攻防はしていました。全体的にはうちペースで進んだと思いますが、最後の勝負所のオフェンスとディフェンスのポイントで新潟さんが上回ったということだと思います。
(オフェンスの)最後シュートで終われなかったのもありますし、向こうはうちの弱いところをしっかり突いてきたというのが、今日の勝敗のポイントになったと思います。
(今日の結果は)残念ですが、新潟さんとは5回対戦しましたが、素晴らしいチームで、ガードナー選手が起点になって、ベテラン選手と若い選手が融合しそれぞれが役割を果たす、本当に良いチームだなと思いながら見ていました。今日の最後の攻防を見ても、中地区1位になるにふさわしいチームだったと思います。おめでとうございます。
また明日も試合があります。川崎ホームゲームの最終戦になりますので、ファンの皆さんに熱いゲームをみせたいと思います。
7篠山竜青
「今日の結果に関しては僕が原因」
今日は僕のところですね。勝負所で1つターンオーバーがありましたし、最後のシュートもそうですし、ディフェンスでも判断ミスがいくつかあったので、今日の結果に関しては僕(が原因)ですね。
(今のチームに足りないのは)いっぱいありますが、やっぱり我慢する力かなと思います。オフェンスで上手くいかない、誰かがファウルトラブルになってしまう、そういう時に踏ん張る力というか、1つのリバウンドや1ポゼッションのディフェンスを辛抱強く守るとか、リバウンド、ルーズボールだけはやっておこうとか、そういう力です。
今日に関しては、個人的なプレーの出来に納得できていないのでへこんでいます。そこはしっかり明日の試合までに切り替えないといけないと思います。