4/20 B.LEAGUE 2018-19 第36節 GAME2 川崎 83-66 三河
ハイライト映像
ゲームレポート
前日の試合中の負傷により川崎は14辻を、三河は3ミークスをそれぞれ欠く中での、B1リーグ戦60試合を締めくくる最終戦。
第1Q、川崎は33長谷川がティップオフのボールをそのままレイアップに持ち込み先制すると、14辻に代わってこの試合スタメン起用の0藤井がドライブからのバスケットカウントで続き、序盤からリードして試合を進める。この試合を絶対に落とせない三河も、30岡田が連続でシュートを決めてくるが、リズムよくオフェンスを展開する川崎はパスを展開しながら33長谷川・4青木が3Pシュートを沈めて、このクォーター29得点。29-16で第1Qを終了。
第2Q、開始からお互いショットが決まらず、3分近くノーゴールの時間が続く。残り7:18、川崎31エドワーズのファストブレイクでようやくスコアが動くと、川崎は7篠山が3連続でショットを成功させ、残り5:08には37-20とリードを広げる。しかし、ここで三河は11熊谷・24加藤を投入すると、その2人のジャンプショット、さらに32桜木のインサイドで8-0のラン。3分以上得点が止まっていた川崎は、22ファジーカスの2本のジャンプショットで試合のペースを取り戻すと、3林の3Pシュートも決まり、44-32と再びリードを広げて後半へ。
第3Q、川崎はパスがよく回り、流れるようなチームオフェンスから22ファジーカス・21マクリンが得点をあげ、さらに点差を広げていく。インサイドで三河5バッツ・32桜木にシュートを決められるも、川崎はそれを上回る勢いで得点を重ねていく。終了間際に0藤井のフローターショットが決まり、65-44とリードを21点にまで広げて最終クォーターへ。
第4Q、20点差を追う三河は32桜木・30岡田がシュートを決めてくるが、川崎も22ファジーカス・21マクリンが確実にシュートを決めて簡単に点差を縮めさせない。残り4:18に33長谷川が3Pシュートを決めて点差を再び20点台に乗せると、最後は18鎌田・4青木らがしっかりと試合を締めて83-66でタイムアップ。
40分間、各選手が役割を遂行しながらチームバスケットを展開した川崎が、三河にペースを掴む時間を与えず、チャンピオンシップにつながる会心の勝利をあげた。
チームスタッツ
得点、得点差の推移
チームスタッツ
試合後コメント
北卓也ヘッドコーチ
「今日はチームでインサイドを守れていました」
良い形で終われたと思います。昨日の結果から、インサイドのディフェンスやリバウンドのところでハードにやろうと話をして臨みましたが、今日はチームでインサイドを守れていました。バッツ選手には11リバウンドを取られてしまいましたが、そのあとのセカンドチャンスをよく抑えてくれたと思います。
チャンピオンシップに向けて、(クォーターファイナルの)相手は栃木さんで、アウェーですし、リーグ戦は全部負けていますので、チャレンジャーです。(栃木は)非常にいいチームで、ディフェンスがいいチームですので、可能な限りの準備とあとは気持ちが大切になってくると思います。
一家団結で、チームとクラブとファンの皆さんと一緒に戦って勝利できるようにやっていきたいと思います。
4青木保憲
「今日出るチャンスは来ると思っていました」
昨日出れていないのでアグレッシブにやらないといけないなと考えていました。辻さんの欠場もあって絶対今日出るチャンスは来るだろうと思っていました。相手のガードにプレッシャーかけるのはもちろん、相手のインサイドも強力なので、そこも意識してディフェンスしました。結果として勝てたので、何よりも勝てたことが良かったと思います。
チャンピオンシップはほぼ一発勝負の世界で、1分でも2分でも僕が篠山さんや藤井さんを休ませる時間帯を作れたら勝負所に体力が残せると思います。そういうチャンスを作れるようにしっかりこの一週間アピールして、自分の役割を果たしてまずはセミファイナルにいけるように頑張りたいと思います。
33長谷川技
「気持ちがディフェンスに表れていた」
出だしからみんな気持ちが入っていたのがディフェンスに表れて、出だしのディフェンスがよくていい結果につながりました。
(金丸選手の得点を1桁に抑えたことについて)僕1人で守っているわけじゃないので、チームの助けがあります。今日はチームでしっかりカバーしてくれて抑えることができました。
クォーターファイナルの相手は栃木さんで強い相手なので、気持ちでは絶対負けないようにしっかりといい準備をして1戦1戦、戦っていきたいと思います。