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4/27 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2018-19 GAME2 川崎 62-89 栃木

ハイライト映像

ゲームレポート

第1Q、川崎7篠山のジャンプショットからスタート。川崎はファストブレイクから21マクリンのゴール下・3林の3Pシュートと続くが、栃木も9遠藤がミドルレンジからシュートを決めて譲らない。交互に得点を重ねながら、わずかに川崎がリードして試合を進めるが、残り2:27、栃木6比江島の3Pシュートで14-15と栃木が逆転。ここから川崎はタフショットを打たされ得点が止まってしまうが、3林の3Pシュートで食い下がり、17-19で第1Qを終了。

第2Q、お互いに厳しいディフェンスで激しい攻防が繰り広げられる中、川崎は前日無得点だった14辻が3Pシュートを決めると、21マクリンがドライブからバスケットカウントを獲得。さらに7篠山のジャンプショット、22ファジーカスのファストブレイクで川崎が9-0のラン、残り5:22で26-21とリードを奪う。しかし、ここから栃木も18鵤のジャンプショット、6比江島の3Pシュートで26-26に同点に追いつき、オフィシャルタイムアウトへ。その後、互いに譲らず試合が進んだ残り0:02、栃木6比江島の3Pシュートが決まり、35-39と栃木がリードを4点に広げて後半へ。

第3Q、栃木の連続スティール&ファストブレイクで残り9:00には35-44とリードを広げられ、川崎はタイムアウトを請求。しかし、攻撃の歯車が狂った川崎は栃木ディフェンスを切り崩せず、得点が止まってしまう。栃木はこのクォーターだけで9本のオフェンスリバウンドを奪うなどセカンドチャンスを得て試合のペースを握ると、4ギブス・22ロシターの得点で着実に得点を重ね点差を広げていく。さらに残り0:01、川崎22ファジーカスがシュートファウルを吹かれると、その後の言動にテクニカルファウルを吹かれ、5ファウルで退場に。41-61と大きくリードを広げられた上、チームの大黒柱を失い最終クォーターへ。

第4Q、栃木のディフェンスに対しパスを回せない川崎は、0藤井が個人技からのタフショットで得点をあげるが、栃木は対照的に連動的なオフェンスで得点を重ね、さらにリードを広げていく。残り5:36には栃木10竹内のインサイドで76-48とこの日最大となる28点差がつく。川崎は最後までゴールを狙い続けるが、栃木の背中は遠く、62-89でタイムアップ。

前半は拮抗した試合展開をみせたものの、後半栃木に試合を支配され後半のスコアは27-50。この結果により栃木がCHAMPIONSHIP SEMIFINALへの出場権を獲得。川崎の2018-19シーズンの挑戦はここで幕を下ろした。

チームスタッツ

得点、得点差の推移

チームスタッツ

試合後コメント

北卓也ヘッドコーチ
「ファンの方々の期待に応えることができず、申し訳なく思っています」

第3Q、出だしで2回連続でターンオーバーで始まってしまい、流れが栃木さんにいってしまい、なかなか我慢ができず6得点となってしまったことが敗因となりました。栃木さんは非常にディフェンスがよく、うちのチームオフェンスが全く機能しなくてタフショットばかりになってしまいました。
アウェーですが、川崎のファンの方々がたくさん来て後押しをしてくれたのですが、期待に応えることができず、申し訳なく思っています。また、選手たちも一年間非常によく頑張ってくれたと思います。負けたのは私の力不足と思っています。
栃木さんにはセミファイナル以降でもエキサイティングな試合でBリーグを盛り上げてもらいたいと思います。
今シーズン、一番変わったのはホームアリーナでした。雰囲気もそうですし、ファンやお客様がたくさん入るようになって、選手たちにとっては嬉しい限りだと思います。ただそういった方々に優勝を見せられなかったことは残念です。(社長の)元沢さんをはじめクラブスタッフも集客のために色々な努力をしてくれたので感謝しています。DeNAグループとしての1年目、良かった点も多いですが改善すべきところもまだまだあると思いますので、より魅力あるクラブとなれるように成長していきたいと思います。

0藤井祐眞
「栃木さんに完全に力負けしたなと感じています」

一人一人が100%以上、120%を出す必要があったと思うのですが、それが出し切れていなかったので完敗という形に現れてしまったと思います。今シーズンは栃木さんに完全に力負けしたなと感じています。
(個人的にシーズンを振り返って)自分の出来は悪くはなかったと思うんですが、もっともっとできる部分もあると思いますし、そこが自分の課題になっていくのかなと思います。シーズン前に二桁得点と5本のアシストを目標にしていましたがそこに届いてないのでまだまだだなと思います。

7篠山竜青
「ファンの後押しを一番感じたシーズンでした」

(栃木さんの)地力の、1対1の力量の差で負けたと思います。こういう言い方をするのは何ですが、栃木さんほどのディフェンスをするクラブは中地区にはなく、それに慣れるのに時間がかかってしまいました。ある程度想定はしていたものの、対応が後手後手になってしまいましたし、ハーフラインでのプレッシャーに対してボールを押し込めず、そこからどういうオフェンスを展開していくのかはっきりしないままやってしまい、ターンオーバーにつながってしまいました。ポイントガードとしての自分の力量不足かなと思います。
川崎のファンの方がホームでもアウェーでもたくさん応援に駆けつけてくれて、そういう部分での後押しは、自分がブレイブサンダースに入団してから一番感じられたシーズンだったと思います。
今シーズンは苦しい状況が非常に多い中で、どんな時も変わらずに、今日も最後の最後まで声援を送ってくれたファンに本当に感謝しています。そのパワーをたくさん感じました。
栃木さんとはBリーグ初年度、ファイナルで戦って、その時は10点あるかないかの点差でしたが、それから2シーズンでこれだけ(力の)差をつけられたことの悔しさをすごく感じています。トップチームと言われるグループに、今年は食い込めなかったのかなという印象があります。意識であったりディフェンスだったり、大きく変えなきゃいけないという危機感はあるので、この悔しさは絶対に忘れてはいけないと感じています。

22ニック・ファジーカス
「自分らしいプレーができなかった」

今日は特に第3Q、チームとしてなかなか点が取れなくて苦しみました。
目指したシーズンにならなくてがっかりしています。今シーズンは夏に手術をしてトレーニングをあまりできなかったので、調子が上がらず自分らしいプレーができなかったと思います。
今年の夏は例年通りトレーニングをして、来シーズン、まずは9月のワールドカップで、新しいニックを見せたいと思います。

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