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【Find fun】見て、触れて、撮って楽しめる体験型美術館。岡本太郎美術館

川崎ブレイブサンダース70周年プロジェクトの企画「Find fun」は、知られざる名品や街の魅力を見つけ、発信します。

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「芸術は爆発だ!」の名言や、大阪府の万博記念公園に建てられた「太陽の塔」に代表される多くの芸術作品で知られる岡本太郎。実は川崎市……いや、我らブレイブサンダースとも縁の深い人物だということをご存知でしょうか?

というわけで今回訪れたのは、多摩区の生田緑地内にある岡本太郎美術館。「芸術なんてよくわからない…」という方も、どうかご安心を! 同美術館の松井由希子さんをガイドに、老若男女が楽しめる同美術館の魅力をご紹介します。

川崎を愛した世界的芸術家

生田緑地の東口を奥へと進んでいくと、徐々に姿を現す巨大なモニュメント――。これこそが岡本太郎美術館のシンボルであり、同美術館の目印です。「母の塔」と名付けられたそのモニュメントに圧倒されていると、松井さんが「訪れた方は、よくここで写真を撮られますよ」と教えてくれました。

美術館のシンボル「母の塔」

岡本太郎は1911年、現在の高津区で生まれ、その後は主に東京で生活していました。そんな彼の美術館が、なぜ川崎市にあるのか? 松井さんによると、そのきっかけは1991年に市民ミュージアム(ご存知、川崎市とどろきアリーナ横のミュージアム)で開かれた、氏の展覧会だったそうです。

「この展覧会の後、当時の川崎市長が太郎さんに『作品が欲しい』と相談したところ、なんと、ご自身が所有されていたほとんどの主要作品を、すべて無償で寄贈してくださったそうです」(松井さん)。

こうした縁をきっかけに、「岡本太郎美術館」が開館したのが1999年のこと。全国の「太郎ファン」が訪れるこの美術館は、2018年には入館者150万人を突破し、開館20周年を迎えた現在は、2000点以上の所蔵作品を年に4回入れ替えながら、来館者を魅了しています。

エントランスの作品も定期的に入れ替わる

「太郎さんは、川崎市にほとんどの作品を寄贈し、1993年には川崎名誉市民となりました。きっと、川崎に対して強い思い入れがあったからだと思います」と松井さんは話します。
ちなみに、パブリックアート(公共空間に設置された芸術作品)にも力を入れた太郎の作品は、美術館だけでなく全国各地のいろいろなところで目にすることができるのですが、その一つがズバリ、我らがホームの川崎市とどろきアリーナ! 装飾で隠れてしまっている作品もあるのですが(ご容赦ください!)、ホームゲームの際にはぜひ探してみてくださいね。

家族がテーマの作品

子どもも楽しめる「体験型美術館」

一昨年の「太陽の塔」内部の一般公開、そして今年の大阪万博50周年……。岡本太郎にまつわるアニバーサリーイヤーが続いたこともあり、全国からたくさんのファンが美術館を訪れますが、来館者のうち最も多いのは、意外にも近隣在住のファミリー層なのだとか。美術館が自然豊かな生田緑地内に所在することもあって、お散歩やお外遊びのついでにふらりと訪れる方が多いそうです。

我々が訪問した日も、小さなお子さんを連れた方がちらほら。「太郎さんが好んで多用した原色は、お子さんにも魅力的に映るようです」(松井さん)。授乳スペースやキッズスペース、飲食ができるカフェテリアも用意されているため、親御さんもゆったりと作品を鑑賞することができます。

また、「体験型美術館」をコンセプトとしている同美術館では、作品を目で見ることはもちろん、一部の作品を触ったり、声を聞いたりしながら、太郎の作品や息遣いを感じることができます。スマホでの写真撮影やSNSでの共有も大歓迎。「椅子のコーナー」と呼ばれる、椅子型の作品が展示された場所は特に人気スポットで、座面に凸型の装飾が施された「坐ることを拒否する椅子」、2人で座るとだんだんお互いが内側に寄っていってしまう「駄々っ子」など、抜群に”映える”作品が揃っています。

2人の距離が縮まる椅子「駄々っ子」

ミュージアムショップでは、ポストカードやカタログといった正統派はもちろん、マスキングテープ、もなか、ガチャガチャなど、斜め上のグッズも勢ぞろい。カフェテリアでは「TAROブレンド」「太陽のパルフェ」など、太郎をモチーフとしたメニューも用意されています。カフェテリア横のスペースでは、等身大の太郎パネルや太陽の塔の顔ハメと写真を撮ることもできます。

等身大パネルなど撮影スポットも多い

展示に加え、イベントも盛りだくさんなことも、この美術館の特徴。赤ちゃん連れがよりリラックスして作品を楽しめる「はいはい&よちよち美術館ツアー」や、学芸員による作品解説を受けられる「ワンポイントトーク」、すぐ裏手に所在する専修大の学生とコラボレーションしたアカペラライブ……。普段見られないバックヤードに潜入できる「ナイトミュージアム」は、特に人気のイベントなんだそうです。「他にも様々なイベントを企画中ですので、ホームページでの告知などをご参照いただき、ぜひご期待ください!」(松井さん)。

美術館に「堅苦しい」「縁がない」というイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。しかし、この岡本太郎美術館はこれまで説明したように、一般的な美術館とは一味違った親しみやすい雰囲気を持つ美術館。松井さんも、「一度来ていただけたら、美術館の印象が変わると思います」と力を込めます。

岡本太郎はスポーツに関連する作品も多く残した

試合前の時間や、試合がない日の憩いの時間。のんびりした自然に抱かれたこの美術館で、バスケットとはまた異なる感性を刺激するのもいかがでしょうか。

インフォメーション

岡本太郎美術館
川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
Webサイト
開館時間 : 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 月曜(祝日の場合を除く)、祝日の翌日(祝日の翌日が土日にあたる場合を除く)、年末年始、他に臨時休館あり
観覧料 : 展覧会により異なる(中学生以下は無料)

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