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第2回 SDGsフォーラム~企業の先進事例に学ぶSDGs~を開催いたしました

2021年7月1日、ステーションコンファレンス川崎において、「川崎ブレイブサンダース」「川崎市SDGsプラットフォーム」「川崎市」による共催にて、『第2回 SDGsフォーラム』を開催いたしました。

当社主催の法人向けフォーラムは1月の初開催より2回目の開催となります。今回は、より実践的な取り組み事例を知り、参加者の皆さまが自社への落とし込みを進め、SDGsの具体的なアクションを推進するヒントになることを狙いとして実施いたしました。

当日は、新型コロナウイルス感染症対策として、入場人数を制限した会場とオンライン配信の2つの方法から参加できる形式を取り、前回を超える約200名の方にご参加いただきました。

以下に、フォーラムで講演いただいた内容を紹介いたします。

第1部:基調講演『企業によるSDGsの最新事例』 慶應義塾大学大学院教授 蟹江憲史

慶應義塾大学大学院 蟹江憲史教授

「&ONE」のプロジェクトアドバイザーを務める慶應義塾大学 蟹江憲史教授からは、SDGsの国内での最新動向をはじめ、地方自治体や国の企業への支援の拡大、国内企業におけるSDGsの急激な関心の高まり、本格化する先進企業の取り組みについて講演いただきました。

企業活動の様々な局面でSDGsを意識的に取り込むケースが増えており、中長期目標と経営計画の観点からのSDGs戦略、サプライチェーン全体のマネジメント・見直しを行うケースや、IT・テクノロジーを使った今までにないイノベーションによりSDGsに貢献する企業などが出てきているとのことです。

SDGsのゴールとされている2030年まで残された期間はあと9年ですが、新型コロナウイルスからの社会的な変革は変革に向けたラストチャンスではないかとのことで、このチャンスを逃してはSDGsは達成できないとお話されました。新型コロナウイルスの影響で世界の状況はSDGs達成に向けては実際に後退している状況だが、これがチャンスとなるのであれば新しい未来が切り開けるのではないかとのことでお話を締めくくられました。

第2部:『「SDGs未来都市」川崎市の取り組みについて』 川崎市 福田紀彦市長

川崎市 福田紀彦市長

川崎市民・事業者・行政における連携事例、かわさきカーボンゼロチャレンジ2050、川崎水素戦略、川崎市SDGsプラットフォーム、市内の学校で進むSDGsの学習など、川崎市の取り組みについて講演いただきました。

「かわさきSDGsパートナー」の第一回の登録・認証パートナーは163団体となり、2回目の募集においては現時点で200団体ほどの応募が来ており、SDGsに対する関心の高まりを感じているとのことです。
今回のフォーラムに参加されている皆さんとSDGsプラットフォームを通じてどんな組み方が出来るのか探り合い、川崎市としてもいい取り組みをひとつでも前に進めていきたいとお話をされていました。

今回のフォーラムに参加されている皆さんとSDGsプラットフォームを通じてどんな組み方が出来るのか探り合い、川崎市としてもいい取り組みをひとつでも前に進めていきたいとお話をされていました。

第3部:川崎市企業による講演

川崎市推薦の3社様よりSDGs取り組み事例を発表いただき、3社の発表後には蟹江教授、川崎市福田市長より発表内容について講評をしていただきました。

※内容については割愛させていただきます

伸和コントロールズ株式会社 代表取締役社長 山本 拓司様

株式会社シーエスデー 常務取締役 企画本部長 小林 主一郎様

セレサ川崎農業協同組合 総務企画本部 総務部 部長 大久保 巌様

3社の講評をする蟹江教授(左)と川崎市 福田市長(右)

第4部:みんな電力株式会社 代表取締役 大石英司様

みんな電力株式会社 代表取締役 大石英司様

ジャパンSDGsアワード「SDGs推進本部長(内閣総理大臣賞)」受賞企業である同社より、『5分でみんなでできるSDGs・気候変動に取組もう!』をテーマに講演いただきました。

電力事業「みんな電力」による生産者の”顔の見える化”を提供するサービスから、さらにライフスタイル領域へと事業を多角化されているみんな電力株式会社の社会課題解決への取り組みや、再生可能エネルギーの導入を進めている企業や自治体との取り組み事例について発表いただきました。

「電気を使う側もこだわって電気を選ぶ時代であり、再生可能エネルギーだったら何でも同じわけではなく、地域に貢献出来るものでなければならない」「家庭から排出されているCO2の約半分は電気由来であり、ここを再生可能エネルギーに切り替えることで効果的なCO2削減に貢献できる」との考え方を発表されていました。

第五部 川崎ブレイブサンダースの取組について 株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 元沢 伸夫

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 元沢 伸夫

当社代表の元沢からは、昨年9月に発足したSDGsプロジェクト「&ONE」のここまでの取り組みの振返り、現時点での手応えや今後の展望について発表いたしました。
今年3月下旬のホームゲームで開催した「&ONE days」の詳細に触れ、川崎ブレイブサンダースの活動をきっかけに「日常でもSDGsを意識するようになった」というアンケート結果も出ていることを述べ、積極的にSDGsに関わる選手発信の影響力もあり、ファンの皆さんも参加して一緒に楽しく活動ができるため、「SDGsとスポーツはとても相性が良い」という考えを述べました。

今後クラブとしても新しいSDGs施策は順次公表していく予定で、「&ONE days」は来年2月に多数のパートナーシップを組みながら開催予定である意向を発表いたしました。

講演を終えて

フォーラムに参加された方からの講演終了後のアンケートでは、

「地域と行政と企業が一丸となり、これからも様々な取り組みを進めていければ」
「登壇者の皆さまが非常に熱量高く、本気で取り組んでいるという姿勢を感じた」
「小さなことからでも何か取り組める事があるのではと考える良い機会になった」
「SDGs未来都市として川崎市の先進性にふれたフォーラムとなりました」

などのコメントを多数いただけました。

本フォーラムをきっかけに、企業の皆さまがSDGsの具体的なアクションを進めていくうえでの何かの参考になっていれば幸いです。ご参加、そしてご登壇いただきました皆さま、あらためてありがとうございました。

川崎ブレイブサンダースでは、本件のご意見やご要望およびお問い合わせ、また活動をサポートしていただける企業様を業種問わず幅広く募集しております。下記の事務局までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

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※問い合わせ種別は「SDGsプロジェクト「&ONE」」をご選択ください。
※ご返信には数日いただくことがございます。

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