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第3回 企業・法人向けSDGsフォーラム~国内外の最新事例に学ぶSDGs~を開催いたしました

2022年1月25日(火)川崎フロンティアビルにて「川崎ブレイブサンダース」「川崎市SDGsプラットフォーム」「川崎市」共催による『第3回 SDGsフォーラム』を開催いたしました。

3回目の開催となる今回のフォーラムでは、SDGsのグローバルトレンドおよび、国内におけるSDGs最新事例を中心に学ぶ機会として企画し、最新事例を学ぶことで、参加企業ごとの具体的なアクションを促していくことを狙いとしています。

今回も会場とオンラインでの同時開催として実施し、登壇企業様の具体的な取り組み内容を発表していただきました。
以下に当日の講演内容をご紹介いたします。

基調講演

グローバルでのSDGs最新事例 慶應義塾大学大学院 蟹江憲史教授
※事前録画によるビデオ講演

川崎ブレイブサンダースのSDGsプロジェクト「&ONE(アンドワン)」のプロジェクトアドバイザーを務める慶應義塾大学 蟹江憲史教授からは、コロナの先のSDGsへの取り組みの重要性をはじめ、SDGsの基本的な概念、世界から見た日本のSDGsの取り組み現状、企業の先進的な取り組みなど幅広くお話をいただきました。

新型コロナウイルスの世界的流行により、人々の交流や接触など様々な活動がストップしていく一方で、デジタル化が加速するなど変革のチャンスと捉えてSDGsについてもアクションをしていくことの重要性や、SDGsの3本柱「経済・社会・環境」の指標でみると、経済力という観点では世界の中でも上位に位置する日本だが、社会、環境における取り組みは世界からみても進んでいない状況であり、課題があることを指摘されていました。

また企業におけるSDGsの取り組みが世界的にも活発化している背景として、SDGsに取り組むことで取引先や事業の拡大、企業イメージ向上による採用へのプラス影響などが要因とお話をされていました。

川崎市SDGsプラットフォームのご紹介

川崎市SDGsプラットフォーム 川崎信用金庫 総合企画部 副部長 山本 浩之様

川崎市とともに「川崎市SDGsプラットフォーム」の事務局を務められている、川崎信用金庫様よりお話をいただきました。

川崎市内でSDGsを進めるうえでの枠組みとして、「かわさきSDGsパートナー」制度を発足し、これまでに合計3回の募集で607社が参加しており、昨年12月の第4回の募集では、約850社の企業団体の応募があり川崎市内でのSDGsの関心の高まりについてご説明いただきました。

「かわさきSDGsパートナー」におけるゴールドパートナーに認証されたインセンティブとして、市HPにおける取組の紹介、SDGs取組支援融資、市の入札制度への公共入札においてポイントがアップされる点を述べられており、今後「川崎市SDGsプラットフォーム」として、「かわさきSDGs大賞」「分科会の立ち上げ」を予定されています。
次回のパートナー募集は年度明けを予定しているとのことを発表されていました。

今回のフォーラムに参加されている皆さんとSDGsプラットフォームを通じてどんな組み方が出来るのか探り合い、川崎市としてもいい取り組みをひとつでも前に進めていきたいとお話をされていました。

川崎市企業によるSDGs事例発表

株式会社秀光 執行役員 セールスマーケティングディレクター 八井 肇様

良質なプロダクトを永く使い、オフィスから廃棄物をなくそうというコンセプトをもとに、環境問題を配慮したオフィス環境作りについて講演いただきました。

みぞのくち新都市株式会社 専務取締役 石川 雅道様

ノクティにおけるCO2排出量の削減、ゴミの削減とリサイクルの実績、施設でのイベントについて発表いただきました。

株式会社イスズ 代表取締役社長 鈴木 修一様

再生可能エネルギーを中心としたモノづくり、発電所運営について、オフグリッドトレーラーハウスの開発、太陽光発電事業の取組などを発表いただきました。

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース 代表取締役社長 元沢 伸夫

これまで川崎ブレイブサンダースが取り組んできたSDGsの様々な取り組みをはじめ、SDGsの17すべての目標にチャレンジする「&ONE days」(※2/5-6に開催)のイベント詳細や、今後の展望としてホームゲームや試合会場だけではなく「365日」SDGsを推進していく意向を発表いたしました。

【味の素(株)とSDGsの取り組み、川崎における食と健康の課題解決に向けて】

味の素株式会社 執行役 サステナビリティ・コミュニケーション担当 森島 千佳様

川崎の地で1914年創業し今年108年目を迎える味の素様より、創業の志と経営方針、SDGsの取り組み、川崎事業所での取り組みについて講演いただきました。

「食と健康の課題解決企業」の志のもと、2030年までに「50%の環境負荷削減」「10億人の健康寿命の延伸」の成果目標を掲げられ、様々な取り組みを国内外で展開されていると発表されました。

また川崎における取り組みの一環として、川崎ブレイブサンダースのSDGsプロジェクト「&ONE」に共感し、川崎市、川崎ブレイブサンダースと力を合わせてSDGsの推進と地域の食と健康の課題解決に向けて力を尽くしていきたいとお話されました。

国内でのSDGs先進企業によるパネルディスカッション

ジャパンSDGsアワードを受賞された企業・団体の代表者様にご登壇いただき、パネルディスカッションを開催。
冒頭にそれぞれの取り組みや事業概要の発表をいただき、「SDGsを取り組む目的」「推進していくうえでの課題」「自社のビジネスにもたらせた変化」を重点テーマとして討論いたしました。

株式会社UPDATER 代表取締役 大石英司様
「第4回ジャパンSDGsアワード」にて、『SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞』を受賞

事業そのものがSDGsであり社会課題解決を目指しているが、次世代への責任において現役世代が取り組まなければいけない問題である

川崎市立平間小学校 校長 佐川昌広様
「第4回ジャパンSDGsアワード」にて、『特別賞』を受賞

進め方の教科書がない中で推進することは容易ではないが、企業はじめいろんなステークホルダーとの連携で取組の可能性が広がって学校内にも浸透している

株式会社ユーグレナ 執行役員 エネルギーカンパニー長 尾立 維博様
「第5回ジャパンSDGsアワード」にて、『SDGs推進本部長(内閣総理大臣)賞』を受賞

会社の成り立ち自体が社会課題解決であり、事業活動を行うことで社会課題を減らしていくことに直結するものであると考えている。
取り組みとして0から1を産み出すケースにおいて、やり遂げるまでにどうしても時間がかかることがあり、実績を残すところまで経済的にも持続可能な体制を組まないと続けていくことが難しい場合があるため、制度設計や国の制度においてもやれることがあるのではないか。

モデレーター

株式会社DeNA川崎ブレイブサンダース SDGsプロジェクトリーダー 隠岐洋一

フォーラムを終えて

フォーラムに参加された方からの講演終了後のアンケートでは、

「スポーツ、小学校、企業等、様々な分野で取り組まれているSDGsを知ることができたので非常に勉強になった」
「他社様の事例、取り組みに至った背景など大変興味深いお話ばかりだった」
「身近な事例を紹介いただいたので、自社の取り組みにも反映したい」
「SDGsを進めていると課題が多いが、他社でも同じような悩みがあることに気づけたことが大きい」

といったコメントをいただきました。
本フォーラムをきっかけに、企業の皆さまがSDGsの具体的なアクションを進めていくうえでの何かの参考になっていれば幸いです。ご参加、そしてご登壇いただきました皆さま、あらためてありがとうございました。

川崎ブレイブサンダースでは、本件のご意見やご要望およびお問い合わせ、また活動をサポートしていただける企業様を業種問わず幅広く募集しております。下記の事務局までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

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※問い合わせ種別は「SDGsプロジェクト「&ONE」」をご選択ください。
※ご返信には数日いただくことがございます。

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