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B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2021

7月18日(日)~25日(日)にかけて、「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2021」が行われ、U18 川崎ブレイブサンダース(以下 : U18川崎)が出場しました。REGIONAL LEAGUEでは16チームが4つのリーグに分けられ、U18川崎は横浜ビー・コルセアーズ U18(以下 : 横浜U18)、サンロッカーズ渋谷 U18(以下 : SR渋谷U18)、富山グラウジーズ U18(以下 : 富山U18)とともに東地区のリーグに配属。

U18 川崎にとって、チーム結成2年目で今大会が初めての公式戦となります。リーグ戦優勝チームのみが出場できる「B.LEAGUE U18 ELITE 6 LEAGUE 2021」への出場権を獲得することを目標に、U18 川崎が標榜するチームディフェンスを武器にトレーニングや走り込みに加え、トランジションを意識した練習で準備を進めてきました。

第1戦 vs富山グラウジーズ U18

7月18日(日)、初戦は富山U18と対戦。

「フルコートでの激しいディフェンスから早いバスケット」という共通意識をもってこの試合を迎えました。試合の立ち上がりは富山のドライブを中心とした攻撃を止められず、富山の得点が伸びる展開に。U18川崎は1Qの途中からメンバーを入れ替えると、チームとしてやるべき激しいディフェンスが機能しはじめ、また#9熊谷が得意とするランニングプレーからの得点で追い上げ、21-23で1Qを終える。2Qに入ると、U18川崎#6吉井、#10畑中の積極的なドライブから得点につなげて逆転。富山もアウトサイドシュートが決まり、43-40のU18川崎が3点をリードして後半へ。

後半、U18川崎が決めれば富山U18が決め返すシーソーゲームが続くが、3Q残り2分、相手の足が止まったところを見逃さずにU18川崎がファストブレイクから得点を重ね、61-53とリードして最終クォーターへ。4Qに入ってもU18川崎はメンバーチェンジを繰り返しながら勢いをキープ。最後まで足を止めずにハードなディフェンスを遂行した結果、75-87で勝利。

U18 川崎として初勝利を挙げることができました。個人でも#6吉井がインサイドからの得点を中心に、両チーム最多・チームの約半分となる42得点の活躍をみせました。

第2戦 vsサンロッカーズ渋谷 U18

同日、時間を空けて行われたSR渋谷U18との対戦。

スタメンの平均身長で10cm近く上回るSR渋谷U18を相手に、U18川崎は開始からなかなか攻撃の糸口を見つけ出せない。ディフェンスではスクリーンプレーを起点に失点を重ね、1Qで16-26と2桁のビハインドを背負う。2Qに入ってもSR渋谷U18にセカンドチャンスからの得点を許すなどしながらも、オフェンスでは今まで練習してきたトランジションオフェンスで活路を見出し、また#11藤崎の3Pシュートが決まり、31-45と後半巻き返せる希望をもって試合を折り返す。藤崎はこの試合、4本の3Pシュートを含むチーム最多の14得点の活躍。

しかし、3Q開始早々ターンオーバーから立て続けに失点。タイムアウトを取り立て直しを図るも、悪い流れを断ち切ることができず、このクォーターだけで10-40と大きく点差を広げられてしまう。最後までチーム全員で戦う姿勢は見せたものの、フィジカルやスキルで相手に圧倒され、48-104の大差で敗北。

大きなサイズのアドバンテージがある中、インサイドの要である#8坂本がゴール下で体を張り、リバウンドやコンテスト(相手のシュートに対するチェック)と献身的な動きを見せました。

翌週に待つ首位横浜U18との最終戦へ

この時点でU18 川崎の順位は1勝1敗の3位。残すはここまで2勝で地区1位のU18 横浜との対戦ですが、まだ1位への可能性も残されていることから、チームは25日(日)の試合に向けて積極的に練習に取り組んでいました。

しかし、横浜戦当日、選手の1名から発熱の症状が確認され、主催側へ報告。本大会の新型コロナウイルス対策ガイドラインに則りこの日のチームとしての出場が認められず、横浜戦は不戦敗という結果となりました。

初の大会は地区3位

1勝2敗で4チーム中3位という最終結果となりました。

目指す目標には届きませんでしたが、これまで取り組んできたチームディフェンスを随所で発揮することができ、ベンチに入れなかったメンバーも含め全員で戦い、勝利の喜び、敗北の悔しさを味わうことができました。また、今後に向けてのたくさんの課題を持ち帰ることができました。 8月12日(木)から15日(日)にかけて開催を予定されていた「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2021」が、新型コロナウイルスの感染拡大により中止となったため、現時点では次に目指す大会はない状態ですが、今回の大会で得た自信と課題を糧に、U18 川崎ブレイブサンダース は今後もますます成長していきます。

今回の大会は無観客での開催となりましたが、SNS等を通じてたくさんのご声援をいただきました。心より御礼申し上げます。

試合結果

7月18日(日) vs 富山グラウジーズ U18

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
富山 U18 23 17 13 26 75
U18 川崎 21 22 18 26 87
 

主な個人スタッツ
#6 吉井界澄 42Pts / 9Reb / 4St
#9 熊谷智紀 15Pts / 8Reb / 7As

7月18日(日) vs サンロッカーズ渋谷 U18

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
U18 川崎 16 15 10 7 48
SR渋谷 U18 26 19 40 19 104
 

主な個人スタッツ
#8 坂本崇榮 6Pts / 6Reb
#11 藤崎さみい 14Pts / 4Reb

7月25日(日) vs 横浜ビー・コルセアーズ U18

不戦敗
チーム 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
横浜 U18 - - - - 20
U18 川崎 - - - - 0
 

大会結果

大会の全結果は「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2021 特設サイト」をご覧ください。

東地区順位

【1位】 横浜ビー・コルセアーズ U18 (3勝)
【2位】 サンロッカーズ渋谷 U18 (2勝1敗)
【3位】U18 川崎ブレイブサンダース(1勝2敗)
【4位】 富山グラウジーズ U18 (3敗)

選手・ヘッドコーチコメント

鎌田光顕HC

日頃よりユースチームに対しご支援、ご声援いただきありがとうございます。

さて、この度行われた「B.LEAGUE U18 REGIONAL LEAGUE 2021」は東地区3位で日程を終えました。コロナ禍で大変な状況の中、ご尽力いただいた関係者の皆さまに御礼申し上げます。

今回の大会はU18 川崎ブレイブサンダースとして初めての公式戦となりましたが、選手全員、コート上は全力でプレーするというチームのコンセプトを少しは体現出来たのではないかと思います。また、今回ベンチに入れなかったメンバーもコート外から一生懸命応援してくれました。そういった意味でもチーム全員で戦うことが出来た大会でした。

残念ながら「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2021」は中止となりましたが、今後の公式戦に向け、個人、チームとして更に成長していけるよう、全力で取り組んでいきたいと思います。

#6 吉井界澄

U18チームとして初めての公式戦で、まずは1勝をあげる事が出来たので良かったと思います。しかし自分たちの課題が浮き彫りにもなったので、これからの練習ではよかった部分を伸ばし、課題は克服していけるよう努力していきたいです。

「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2021」は中止となってしまいましたが、引き続き精進していきますので応援よろしくお願いします。

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