1/10 第99回 天皇杯 クォーターファイナル(準々決勝) 川崎 64-62 長崎
佐藤賢次ヘッドコーチ
「何も言うことがありません」
もう何も言うことがありません。勝てて本当に良かったです。長崎さんも最後まで粘り強く本当に素晴らしいプレーをされていたので、長崎さんの気持ちも背負って沖縄に行きたいと思います。
(ファジーカス選手が不在の中での勝利について)天皇杯は一発勝負なのでとにかく次のラウンドに進むことが一番で最後に相手より一点でも多く獲ればいい、という試合で、勝つことが出来てほっとしています。ニック(・ファジーカス)が怪我をしてからなかなか練習時間もない中で、どうやってゲームを組み立てていくか試行錯誤をしながら最低限の準備でここまで来ました。まだまだ工夫出来る部分はありますが、とにかく全員でバスケットをするということが今日は出来たと思うので、これを続けて、この期間にどれだけ成長出来るか、どんどんチャレンジしたいと思います。
(試合終了直後に込上げるような表情をしていたが)12月、1月と本当に苦しく試合に勝つことやチームを作って一つひとつやっていくというのは大変だなと感じていて、今は苦しい作業の中でこうやって良い試合が出来て報われたような想いがありましたし、あとはニックを何としても次のラウンドに連れていきたいとか、色々な想いが込上げてきた瞬間ではありました。ただ、64点しか取れていないですし、見つめ直さなければいけないこともたくさんあるので引き続き前に進みたいと思います。
#7 篠山竜青
「ホームでできたことが一番の勝因かなと思います」
一発勝負なので勝てたことが一番だと思います。やはりニックがいないという苦しいチーム状況ではありましたがしっかりみんなで集中して戦えていたと思うし、今日は何より天皇杯をホームでできるということで平日にもかかわらず沢山のファミリーが駆けつけてくれて、コロナ禍に入る前のような雰囲気、大きな声援の中でプレーができたことが一番のポイントだったと思うので、今日は本当にホームでできたことが一番の勝因かなと思います。
(序盤からインテンシティの高いプレーが見られましたが)やはり出だしからエナジーを出して、一発勝負なのでファーストパンチというのはテーマとしてはありました。お互い連戦で疲れがある中で、そういう意味でもホームの利があったのは確かかなというのは正直あります。
(このタイミングでの勝利は大きいのでは)ニックが大きい怪我をしてしまった以上、これ以上怪我人を出さずに残ったメンバーでさらにレベルアップするチャンスだとも思うので、トム(・ウィンブッシュ)やロスコ(・アレン)がボールをタッチして彼らの良さを出せるだろうし、野﨑や飯田、納見など若い選手がもっと主体性を持ってアタックをしていけばオフェンスの厚みがもっと出てくると思うので、そういったタイミングでニックが帰ってきてくれれば、もっともっと強いチームになっていくと思っているのでポジティブに捉えて、全体でオフェンスを展開して、ディフェンスの強度を構築していく機会にしたいと思います。
#11 増田啓介
「会場も一体となって勝利できた」
最後の最後まで行方のわからない試合でしたが会場も一体となって勝利できたことはすごく大きなことだと思います。ニックもいない中で、チーム一丸となって常にコートにいる選手が100%でやろうと、試合前のミーティングで佐藤HCも言っていたので、それを意識して頑張りました。
(ファジーカス選手不在のチームの雰囲気は)アルバルク戦のあと(藤井)祐眞さんから言われましたが、(漫画の)ワンピースの描写になぞらえて「ニックがいれば」など考えずに”ないものはない”と割り切ってやるしかないと思っています。
(天皇杯SFに向けて)昨シーズンのチャンピオンに立っている琉球は強い力を持っていると思うので、ニックの怪我がどうなるかはわかりませんがチーム全員で戦うので、会場にお越しの方もバスケットLIVEで応援される方も、サンダースファミリーのみなさん一緒に戦いましょう。
(残りのシーズンの意気込み)NICK THE LASTという特別なシーズンですし、チームのスローガンはAll-Inなので僕自身の力をAll-Inしてニックの最後のシーズンを最高の形で終われるように頑張っていきたいと思います。
#25 ロスコ・アレン
「最後までアグレッシブにアタックし続けたことが最後のバスケットカウントに繋がった」
今日の試合は本当に厳しい戦いで、最後までわからないという展開でしたが、このまま次のラウンドに進めるということはとても嬉しいことですし、本当にこのチームでそこまでいけて良かったです。今日の試合は僕がMVPに選ばれましたが、僕だけじゃなくてこの試合を繋いでくれた、長谷川選手の3Pシュートだったり、チームで繋いだ勝利だと思うので、チーム一丸で戦った結果の勝利だと思います。
(ご自身のパフォーマンスについて)自分自身の調子のアップダウンが激しかったですが、自分がシュートを決めきれない時間帯にもコーチや選手たちが「シュートを打ち続けろ」と温かい言葉をかけてもらい、最後までアグレッシブにアタックし続けたことが最後のバスケットカウントに繋がったと思います。
(天皇杯SFに向けて)本当に次のラウンドに進めるということはとても嬉しいことですし、ここまで来られたのはファミリーのみなさんの応援だったり、声援の一つひとつが自分たちの力になって後押しをしてくれたからだと思うので、みなさんの応援に感謝しています。2月14日は沖縄開催ですが、ぜひみなさん沖縄に足を運んで僕たちのことを応援してください。よろしくお願いします!
#33 長谷川技
「練習通りです」
ニックがいない厳しい状況の中で、チーム全員で戦えたと思います。4Qでは相手に流れが行きそうな時にしっかりとチーム全体で我慢が出来て、チームのルールをしっかり守って勝ちきることが出来たので良かったです。
(3Pシュートやスティール、テイクチャージなど大活躍でしたが)練習通りです。
(天皇杯SFに向けて)今日も応援ありがとうございました。また、琉球戦頑張って勝ちたいと思いますので、みなさんぜひいつも通り応援をお願いします。