12/1 第95回 天皇杯 2次ラウンド 5回戦 川崎 87-64 大阪
ゲームレポート
天皇杯2次ラウンド、5回戦の相手は今シーズン初の対戦となる大阪エヴェッサ。
第1Q、川崎は0藤井の連続3Pシュートで主導権を掴むと、早いリスタートやファストブレイクでリードを広げる。残り3:40、18-9となったところで大阪はタイムアウトを取ると、その後はパスが回るようになり、3藤髙・7ヘンドリックスが得点をあげるが、川崎も4青木・24大塚が3Pシュートで決め返し、25-14で第1Qを終了。
第2Q、お互いにミスが続くなど得点のペースが落ちる。川崎は14辻・0藤井の単発の3Pシュートが決まるものの、リズムよく得点が奪えずに試合が進む。大阪14橋本にこのクォーター8得点を許すなど点差を離せず、39-29で試合を折り返す。
第3Q、川崎が14辻の3Pシュートでさらにリードを広げる。ミスからのファストブレイクで点差を縮められるも、タイムアウトを取り立て直すと、逆にスティールから22ファジーカス・35ヒースが得点をあげ、65-45の20点リードで最終クォーターへ。
第4Q、川崎24大塚・0藤井が得点しさらにリードを広げると、残り3:10には初めて古巣との対決となった27熊谷が豪快にダンクを叩き込み、試合を決定づける。最後までリードを保った川崎が87-64で勝利。
川崎は悲願の天皇杯優勝に向け、まずはファイナルラウンドへの出場権を手に入れた。
チームスタッツ
スターティングメンバー
0 藤井祐眞
7 篠山竜青
21 マティアス・カルファニ
22 ニック・ファジーカス
33長谷川技
得点、得点差の推移
試合後コメント
佐藤賢次ヘッドコーチ
「40分間本当に良くやってくれた」
一発勝負ということで、「この2週間準備してきたことを出し切ろう。この先のリーグ戦のこととか何も考えず、全員が全てを出し切りましょう。」と話をしていて、40分間本当に良くやってくれたと思います。点差が離れても関係なく、ハードなディフェンスを誰が出ても同じようにやってくれたので、良い試合でした。
ここからリーグ戦がタフなスケジュールが続きますが、その間にまたしっかり成長して、ファイナルラウンドに向けて一丸となって戦っていきたいと思います。
0藤井祐眞
「全力でやって、オフェンスもディフェンスもいい影響を与えられた」
とりあえず勝ててよかったです。 今シーズンの目標のひとつである天皇杯優勝に向けて、この2次ラウンドに合わせて準備をしてきたので、その結果が出てよかったです。
今日試合前に賢次さんから「出だしからフルスロットルでいけ」と言われ、ベンチでも大塚さんに「120%でやってこい」とも言われていたので、全力でやって、オフェンスもディフェンスもいい影響を与えられたので良かったです。
21マティアス・カルファニ
「ディフェンスが僕の強み」
いい試合ができたと思っています。
40分間しっかりと強度の高いディフェンスができたと思いますし、パスも出せていましたし、いいシュートも打てていて、その結果勝てたので良かったと思います。
今日は僕のブロックショットでチームを助けたと思いますが、やはりディフェンスが僕の強みなので、スティールだったり、ブロックだったり、ディフェンスでチーム貢献できたのはよかったですし、今日の試合を勝てた要因はディフェンスをしたことだと思います。
27熊谷尚也
「やり返すことができて少し興奮しました」
相手が古巣の大阪でしたが、気持ちのところは意識せずに、とにかくファイナルラウンドに進むため今日の試合勝ちにいこうと考えていました。
(大阪3藤高選手と熊谷選手でダンクが続いたとこについて)僕のディフェンスミスで藤高選手にダンクされてしまったので、やり返すことができて少し興奮しました。
来週から再開するリーグ戦でしっかりとチームとして川崎のバスケットをやって勝ち続けられるように、準備していきたいですし、個人としては怪我明けなのでしっかりとコンディションを上げながらチームの勝利のために準備していきたいと思います。