MENU
HOME > スケジュールレポート_戦評 > 1/24 B.LEAGUE 2019-20 第19節 Game1 (31/60) 川崎 78-82 京都

ダイジェスト映像

ゲームレポート

前節横浜戦の敗戦から、中1日を空けての京都戦Game1。

第1Q、京都はインサイドから#32マブンガと#50サイモン、川崎は#22ファジーカスと#35ヒースがアウトサイドからそれぞれ得点を重ねていく。一時は17-9とリードした川崎だったが、連続で京都にボールを奪われて得点を許すと、残り0:19に#32マブンガのフリースローで京都が逆転。19-21で第1Q終了。

第2Q、京都が特別指定選手の#0寺嶋が連続で得点をあげ徐々にリードすると、さらに#16松井の2本の3Pシュートで、残り3:07には25-37と点差は2桁にまで広がる。シュートが決まらず3分以上得点が止まっていた川崎は、#14辻が自らドリブルで崩し3Pシュート・ドライブで点差を縮め、34-39で試合を折り返す。

第3Q、依然として攻撃がチグハグな川崎、開始6分で#0藤井のレイアップ2得点しかあげることができず、#32マブンガや#43永吉らの得点で36-49と京都に再びリードを広げられてしまう。ここから川崎は#22ファジーカスのジャンプショット、#0藤井の連続3Pシュートで46-52と点差を縮めるも、ターンオーバーで流れを切ってしまい49-57で最終クォーターへ。

第4Q、追い上げなければいけない状況の川崎だったが、開始早々に#35ヒースが4つ目のファウルを犯しベンチに下がる。苦しい状況の中、#27熊谷のフリースロー、#0藤井のジャンプショットで56-60と点差を縮める。しかし京都もここから#50サイモン・#32マブンガが連続で得点をあげ、残り5:27には59-69と再度2桁点差に。川崎は#35ヒースをコートに戻すと、その#35ヒースの3Pシュート、さらに#0藤井・#22ファジーカスの3Pシュートで追い上げる。そして残り0:45、#24大塚の3Pシュートでついに川崎が逆転。タイムアウトを挟んで京都のオフェンス、リバウンド争いで川崎#33長谷川が5つ目のファウルをコールされファウルアウト。これで得たフリースローを京都#43永吉が2本とも決め再度逆転すると、川崎は直後のオフェンスを崩しきれず、ファウルゲームを仕掛ける。78-80で迎えた残り0:12、川崎はここでもタフショットを打たされ京都ボールとなり勝負あり。試合は78-82でタイムアップ。

17ターンオーバーを犯した川崎。流れを変える好プレーを随所で見せるも、ミスで流れを失い今季2度目の2連敗を喫した。

チームスタッツ

スターティングメンバー

0 藤井祐眞
22 ニック・ファジーカス
24 大塚裕土
33 長谷川技
35 ジョーダン・ヒース

得点、得点差の推移

得点に関するスタッツ

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「メンタル的に落ちてしまうところがあり、そこが敗因かなと思っています」

やろうとしていたプランというか、チームで大事にしていた部分はやれていたところもあったのですが、第1Qの終わりくらいから第2Qの最初、後半の出だしで、やることはやってるのにちょっとしたきっかけで、イージーショットを外したり、相手にタフショットを決められたりファウルをもらわれたりとかして、メンタル的に落ちてしまうところがあり、そこが敗因かなと思っています。
試合中は色んなことが起こるので、常に前を向いて下を向かずにやるということが(大事ですが)、今日はできなかったです。それを明日やりきれるように、いい準備をしたいと思います。

0藤井祐眞
「こういう接戦の中で自分自身が勉強して、試合の中でいい判断ができるようにしていきたい」

5分集中して入ろうと言っていて、その5分はできたと思います。(試合前に)前半特にプレッシャーをかけて、と言っていたんですけど、逆に(プレッシャーをかけたところで)カウンターで寺嶋選手にやられてしまいました。
最終的には、横浜戦もそうでしたが終盤の判断をもう少し考える必要があると思っています。今日も最後に相手がスイッチディフェンスをしてきたことに対していい選択ができなかったです。自分はポイントガードの2番手で(篠山)竜青さんにチームのコントロールを任せる部分がありました。いま竜青さんが怪我でいない状況なので、こういう接戦の中で自分自身が勉強して、試合の中でいい判断ができるようにしていきたいです。
(明日に向けて、相手が)シューターが多いチームなのでオーバーヘルプにならないようにヘルプしつつ、サイモン選手とマブンガ選手に対しては今日いいディフェンスができていたと思うので、そこは明日も継続してやっていきたいと思います。

14辻直人
「結果も悔しいですが、個人としても不甲斐ない内容だった」

結果も悔しいですが、個人としても不甲斐ない内容だったと思います。
流れを持っていきたいところでイージーシュートを外してしまい、個人としても流れに乗れずプレータイムも得られませんでした。チームの力になれなかったことが悔しいです。
やるべきことができていなければプレータイムは少なくなるということは言われていて、それができていなかったので、僕のプレ―タイムがなかったんだと思います。
明日は求められていることも、自分がやりたいことも全部やるつもりでいます。それでチームを絶対に勝たせるという使命があると思うので、その使命を果たせるようにしたいです。

22ニック・ファジーカス
「自分たちの本来の姿でプレーができていない」

すごく満足のいかない試合でした。2連敗ということで、天皇杯の後、自分たちの本来の姿でプレーができていないのが不満に思っているところです。篠山選手、カルファニ選手がいないこともあり、我々はいま難しい状況にいます。
(プレータイムが長い状況について)試合後は疲れを感じることはありますが、試合中に足を動かしていればそこまで感じません。僕はプレーするためにキャリアをやっているので(気になりません)。
(試合間隔が短い時期が続くが、今後のリーグ戦に向けて)来月は少しリーグがゆっくりになるので、3月、4月、5月に全力を出せるように、2月に少し休めることはチームにとって大事だと思います。リーグ優勝のチャンスは十分にあるので、川崎にとってベストとなることを自分自身やっていきたいです。

24大塚裕土
「頭を下げるシーンが増えてきて、そういうところが負けに繋がってる」

コーチも言っていましたが、うまくいかない時にどうしてもチームの雰囲気が悪くなる。いつもチームを明るくする(篠山)竜青が怪我したり、マティアス(カルファニ)がチームを離れてたりして、頭を下げるシーンが増えてきて、そういうところが負けに繋がってるのかなと。バスケットの技術どうこうじゃなくて、前半戦でやっていた、盛り上げ方とか、誰が出ても良いエナジーを出すっていうところが、自分たち自身で消してしまっていることが最近多いので、2020年に入ってから負けが込んでいる理由の一つかなと思います。
自分が試合の流れを持ってくるっていう気持ちを、もう少し強くもってやらなきゃいけないのかなと感じています。

上に戻る