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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 1/4 B.LEAGUE 2019-20 第16節 Game1 (27/60) 川崎 83-60 富山

ダイジェスト映像

ゲームレポート

新年の初試合となるホーム富山戦のGame1。川崎は#21カルファニに加え、前節で負傷し3ヶ月の離脱が発表された#7篠山も欠いての初の試合。

第1Q、川崎は#14辻の3Pシュートで2020年最初の得点をあげると、#35ヒースがインサイドで連続得点。さらに#35ヒース・#27熊谷と連続で3Pシュートを沈め、残り3:46には20-9と点差を2桁に広げる。ここから富山は0ライオンズがインサイドで得点をあげ、ディフェンスをゾーンに切り替えるが、川崎は#33長谷川が2本の3Pシュートを成功。このクォーター6本の3Pシュートを決めた川崎が28-20とリードして第1Q終了。

第2Q、富山#22ペッパーズ・#1山口に得点され点差を縮められるが、川崎は#4青木が連続で3Pシュート2本を含む連続8得点をあげ、残り6:18には36-25と再びリードを広げる。ここから両チーム得点が停滞するが、川崎は残り2:01にタイムアウトを取ると、ここから#27熊谷のインサイド、#35ヒース・#14辻の3Pシュートで46-31とし試合を折り返す。

第3Q、富山#13前田が積極的なアタックで得点をあげるが、川崎も#22ファジーカスが3Pシュートで決め返すと、#14辻のアシストから#35ヒース・#27熊谷が得点。一時は20点までリードを広げた川崎が63-46で最終クォーターへ。

第4Q、川崎は#33長谷川の3Pシュート、#4青木のドライブなど攻撃の手を緩めない。守備でも#35ヒースのブロックショットなどでゴールをロックし、このクォーターの富山の得点を14に抑える。川崎は最後まで富山に付け入る隙を与えず、83-60でタイムアップ。

キャリアハイの12得点をあげた#4青木をはじめ、4人が2桁得点。クラブのBリーグ最多記録を更新する16連勝で、2020年最高のスタートを切った。

チームスタッツ

スターティングメンバー

0 藤井祐眞
14 辻直人
22 ニック・ファジーカス
24 大塚裕土
35 ジョーダン・ヒース

得点、得点差の推移

得点に関するスタッツ

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「辻はポイントガードもできると思っていました」

前回、富山で対戦したときに、相手のスペースを広く使ったオフェンスに苦労させられましたが、やられたところを修正して準備したディフェンスがうまくいった結果として、勝ちにつながったと思います。相手のキープレーヤーであるライオンズ選手と阿部選手から合計9つのターンオーバーを奪ったことが数字として物語っていると思います。
明日、相手はよりエナジー高くやってくると思うので、今日以上にディフェンスにフォーカスして戦っていきたいと思います。
(ポイントガードなしの時間について)篠山が怪我をしたことによって、ポイントガードが1枚足りなくなってしまい、ディフェンスで前からプレッシャーをかけてハードにやっている分、(藤井と青木の)2人だと疲労が溜まって動きが鈍くなる時間があるので、篠山が怪我をしたときに辻に「ポイントガード(としての出場)あるよ」と伝えていました。だからポイントガードなしではなく、その時間は辻がポイントガードでした。もともと辻はポイントガードもできると思っていましたし、開幕前に「ポイントガードに挑戦してみたい」といった話もしていました。ポイントガードとして出るときはボール運びなどの負担はありますが、辻らしくプレーしてもらいたいと思っています。

4青木保憲
「今シーズン積み上げてきたものは間違いなく自分の自信や経験にもなっている」

(篠山)竜青さんとマティ(カルファニ)がいない中での試合ということで、勝てたことはよかったです。
今まで富山さんとやってきて、やられていた部分を改善して、ディフェンスでしっかり守れたことはよかったと思います。 (篠山選手欠場に関して)気負うことなくやっていたつもりでしたが、個人の出だしでターンオーバーから入ってしまったのはポイントガードとして一番やっちゃいけないことだと思いますし、結果ターンオーバー4つでポイントガードとしては良くない試合だったと思います。
ただ今シーズン積み上げてきたものは間違いなく自分の自信や経験にもなっていると思います。気持ちの部分だったり、技術的な部分も少しはレベルアップできているのが、今までとは違う部分かなと思います。
また今日はファミリーデーで、自分の親戚がみんな来てくれて、こういう試合だったので、少しでもいいところが見せられたのかなと思います。

11増田啓介
「やっとスタートラインに立った」

短い時間でしたが試合に出ることができてよかったです。
初得点はうれしかったですが、ただシュート1本決めただけで、やっとスタートラインに立ったと思うので、これから頑張っていきたいと思います。
(連勝記録について)まだまだチームに貢献が足りないと思うので、これから頑張って、まずはベンチを盛り上げてコートに出たら全力でハードにプレーできるように頑張っていきたいです。

14辻直人
「篠山さんに助けてもらった部分もあるので、今度は僕がお返ししたい」

出だしからいい形で入れたと思いますし、賢次さん(佐藤HC)が言っていた、チームとしてやろうとしていることができたと思います。
(ポイントガードとしての起用は)篠山さんが抜けてしまっているので、賢次さんからもポイントガードをやる時間帯があると言われていました。今まで篠山さんに助けてもらった部分もあるので、その分、僕が今度はお返ししたいというのはありました。 任せられたらやるしかないので、PGならPGでやるべきことはいっぱいあります。ただ、いつも通りやればいいとは言われていたので、変に意識することはなかったです。
(ディフェンスで)ボールハンドラーにプレッシャーをかけるっていうのはチームでも言われていて、篠山さんや青木や(藤井)祐眞、みんながいつもやっていることを僕が出てもやらなきゃいけないと思っていました。スティールもできたし、今日はよかったと思います。
(2020年について)怪我人2人が帰ってくるまで簡単には負けられないですし、チームとしても成長するチャンスだと思います。僕も積極的にチームの先頭に立ってプレーで引っ張っていきたいです。「これが辻直人だ」とみんなに思ってもらえるようにしたいし、優勝しか考えていないのでそこに向かってやっていきたいです。

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