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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/28 B.LEAGUE 2019-20 第15節 GAME1 (25/60) 川崎 90-89 滋賀

ダイジェスト映像

ゲームレポート

「EXCITING CHARGE DAY」と称して開催された滋賀戦のGame1。

第1Q、#22ファジーカスのインサイドでの連続得点からスタートした川崎は、さらに#24大塚・#35ヒースのダンクで残り5:47、12-4と先行する。滋賀はタイムアウトを請求するが川崎の勢いは止まらず、さらに#35ヒース・#33長谷川の3Pシュートなどで残り2:47には24-8までリードを広げる。滋賀#4狩俣・#24高橋の3Pシュートに対しても#22ファジーカスがミドルシュートを決め返して点差を縮めさせず、29-18で第1Q終了。

第2Q、滋賀#33ブラッキンズ・#12ウォーカーの得点で滋賀が点差を縮める。残り7:15、35-26とされたところで川崎佐藤HCがタイムアウトを請求。滋賀のゾーンディフェンスを攻略できず得点が伸びないものの、ディフェンスを立て直して滋賀の得点ペースを抑えると、リードを保ちながら試合を進め、44-41で試合を折り返す。

第3Q、滋賀が#2齋藤・#33ブラッキンズの得点で逆転を許すと、さらにシュートミスやターンオーバーから滋賀に得点され、残り5:28には51-56とリードを広げられてしまう。川崎は#35ヒース・27大塚の連続3Pシュートで点差を縮めるが60-64の4点ビハインドで最終クォーターへ。

第4Q、川崎が#24大塚の連続3Pシュートで同点に追いつくと、残り8:05には22ファジーカスのフリースローで68-66と逆転に成功。しかし、その後点差が離れず試合が進み、滋賀がわずかにリードして試合は残り1分を切る。残り0:45、#35ヒースのリバウンドシュートで79-79の同点に追いつくが、滋賀#12ウォーカーのシュートで再び2点差に。迎えた残り17秒、川崎#7篠山がフローターショットを決めると、滋賀のラストオフェンスを守りきり、81-81の同点で第4Q終了。試合の決着は延長戦へともつれこむ。

延長戦、第4Q終盤から引き続き、リードチェンジを繰り返しながら試合が進む。残り0:56、滋賀#12ウォーカーのジャンプシュートで86-89と点差が開く。ここで川崎は延長ただ1つのタイムアウトを使うと、タイムアウト明けに#27熊谷がドライブで得点。さらに残り0:10、#22ファジーカスのポストプレーで90-89と逆転に成功する。滋賀のラストオフェンスに対し、川崎はファウルを使い時間を止めると、残り2秒で放たれた滋賀2齋藤のシュートが外れ、タイムアップ。

2試合連続での延長戦、さらに21カルファニと14辻を欠く中で、終盤のディフェンスでゴールを守りきり、ギリギリの勝負を制した。川崎はこれで14連勝。

チームスタッツ

スターティングメンバー

7 篠山竜青
22 ニック・ファジーカス
24 大塚裕土
27 熊谷尚也
35 ジョーダン・ヒース

得点、得点差の推移

得点に関するスタッツ

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「相手がビッグラインナップを組んできて、苦労してしまい流れを持っていかれてしまいました。」

出だしはいい形で入れて良いスタートを切れたのですが、第1Qの途中で相手がビッグラインナップを組んできて、そこは予測していなかったので、苦労してしまい流れを持っていかれてしまいました。後半も向こうに良い流れを作られてしまったのですが、最後の最後、何とかディフェンスで踏ん張って、勝ち切れてよかったです。
2試合連続のオーバータイムで、プレーイングタイムが少し偏りつつあるので、今日プレータイムの少なかったメンバーと、今日いなかった辻を含め、明日は総力戦で戦いたいと思います。

0藤井祐眞
「もっともっと一つになって、出た選手全員がエナジー出して戦わなきゃいけない」

ちょっとタフな試合になりましたけど、辻さんとマティ(カルファニ)がいない中チームとしてもっともっと一つになって、出た選手全員がエナジー出して戦わなきゃいけないと思いました。今日は(大塚)裕土さんだったり最後ニック(ファジーカス)、J(ヒース)がハッスルしてくれて勝ち切れた試合だと思います。
僕自身ターンオーバーもあり、シュートも入らなくて、チームに迷惑かけることが多かったんですけど、ああいう風に活躍してる選手を見ると頑張んなきゃいけないなと思ったので、明日は切り替えて頑張りたいと思います。

7篠山竜青
「ホームでやれたというのが一番の大きな勝因だった」

今日はタフなゲームで、コンディション的にも人数的にも非常に苦しかったですが、ホームでやれたというのが一番の大きな勝因だったと思っています。
勝負所での歓声の後押しは背中を押してもらいましたし、最後の滋賀さんのシュートもファンの皆さんが外させたと言ってもいいようなものだったと思うので、ホームでやれて本当に良かったです。
(レイアップを決めて同点に持ち込んだことについて)勝負所はやっぱり自分の仕事だと思っていますし、今日は最後までシュートがリングに嫌われて入らなかったので、何とかチームみんなで戦えて勝ったのはすごくよかったですが、入れなきゃいけないシュートもあったなと反省です。
いつでもパスの選択肢はありますが、頼れる選手が4人いるからこそ、自分にチャンスがあると思っています。

24大塚裕土
「勝って反省できるというのはチームの雰囲気が良くなる」

こういう試合をものにできるというのは、毎回自信になりますし、この先もこういう試合が続いたときに「今まで勝ってきたから大丈夫」っていうメンタル的なアドバンテージが生まれると思うので、本当に成長できてるなと思います。
試合を通して自分たちが「こういうバスケットを展開したい」というのができていないから、競ったりするとは思っているので、そこはもちろん直していかなきゃいけないと思いますが、勝って反省できるというのはチームの雰囲気が良くなる一つのところだと思います。
僕も今まで、上位チームと競ったとしても勝ち方がわからなかったり、勝ち切れなかったことが多かったのでみんなの経験もありますし、少し負けてても最終的には自分たちのものにできるっていうビジョンも見えるのでいい状態だと思います。

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