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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/2 B.LEAGUE 2020-21 第1節GAME1 (1/60) A東京 85-79 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

試合はA東京#53カークのダンクからスタート。#3安藤・#53カークのバスケットカウントで得点をあげるA東京に対し、川崎は序盤シュートが決まらず、追いかける展開となるが、#0藤井・#11増田・#24大塚を投入すると、#0藤井の3Pシュートなどで点差を縮め、#21カルファニの得点で16-16の同点に追いついて第1Q終了。

第2Qに入っても、攻撃のエンジンがかからない川崎はシュートが決まらず得点が伸びない。残り3:48、A東京#24田中の3Pシュートで20-29とされたところで川崎はタイムアウトを請求。しかし、その後もペースは取り戻せず、得点は#14辻󠄀のフリースローのみ。ディフェンスで粘りをみせ、22-31で試合を折り返す。

後半に入ると試合は一転して点の取り合いに。前半シュートが決まっていなかった#35ヒースが連続で3Pシュートを沈め、ようやく川崎に攻撃のリズムが出始めるが、A東京も#3安藤・#24田中がシュートを決め、逆に点差は広がっていく。44-58の14点ビハインドで最終クォーターへ。

このまま終われない川崎はディフェンスをゾーンに切り替えてA東京の得点を止めると、#0藤井がジャンプショット、3Pシュートと連続得点。さらにファストブレイクから#22ファジーカスがシュートを沈め、残り8:35、51-58と点差を縮める。A東京はすかさずタイムアウトを取り修正すると、#15竹内の3Pシュート・フリースローで再び点差を2桁に戻す。終盤、#14辻󠄀・#0藤井が立て続けに3Pシュートを沈め、残り1:00で72-79と点差を縮めるが、A東京も#3安藤が決め返し反撃もここまで。最終スコア79-85で敗戦し、黒星からのスタートとなった。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#7 篠山竜青
#14 辻直人
#22 ニック・ファジーカス
#34 パブロ・アギラール
#35 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「細かいところを徹底しないと強いチームには勝てない」

前半固く入ってしまって重い立ち上がりになって点数がなかなか伸びずという展開になってしまいました。後半テンポを上げようということで得点も伸びたんですが、失点も増えてしまったということで、やはりひとつのリバウンドだったりルーズボールだったり、細かいところを徹底しないと強いチームには勝てないということを改めて思った試合でした。
ただ、久しぶりにこうやってバスケがお客様の前でできたのはうれしいですし修正して明日は我々のバスケットを取り戻して、いい試合をしたいと思います。

0藤井祐眞
「今日良かったところは継続していきたい」

前半が重い立ち上がりで2Qに6点しか獲れず、自分たちのバスケットができなかったです。ディフェンスはハードに戦えていたと思うんですが、オフェンスのところで重くなってしまいました。後半はテンポを上げたんですが、ディフェンスのところで50点以上獲られてしまって明日は前半と後半のそれぞれのいいところを試合で出せるようにやっていきたいと思います。
劣勢になったとき士気を上げたり、コートでエナジーを出すのが僕の仕事なので後半に少しでもチームに勢いを出せたのはよかったですけど、あと一歩のところで終わってしまったので今日良かったところは継続していきたいです。
(観客の前でプレーしたことについて)練習の時からうれしかったですしアウェーでしたけどお客さまの前でプレーできたことは楽しかったです。

7篠山竜青
「もう少しアップテンポなバスケットを、最初からゲームメイクしていかなければならなかった」

前半大事に大事に行きすぎていた部分が、ちょっとずつみんなのシュートタッチを狂わせてしまったところはありますし自分たちで展開を重くしてしまった感じがあって、そういう部分が最後まで響いたのかなと思います。ただ後半、藤井選手やカルファニ選手がしっかり切り替えてテンポアップしてうちらしい時間を表現することも出来たので、明日もあるので準備していきたいと思います。
双方に強味と弱味があって、そういったところをしっかりとコントロールして、アドバンテージを活かしたゲームコントロールができればと意識していたんですが、あまりにも展開が重くなってしまったので、もう少しアップテンポなバスケットを、最初からゲームメイクしていかなければならなかったですし反省点として残ったと思います。
(キャプテンとしてチームにかけた言葉は)川崎としてこのシーズンのために準備してきたことをもう一回出すということを意識して、うちのキーワードのひとつでもある「キープランニング」という、オフェンスでもディフェンスでも走り続けるというところで声がけをしていました。今日はチーム全体としてもアグレッシブなディフェンスをしても自分たちにいい形で返ってこない我慢の展開がとても多かったですけど、やらなければいけないことはみんなわかっていますし今日できた点、できなかった点はしっかり整理して、また明日激しいディフェンスから、リズムをつくれるように修正していきたいと思います。

11増田啓介
「ファンの方の声援があるのは本当に久しぶり」

(お客様の前での試合は)やっぱり、練習とぜんぜん違って、ファンの方の声援があるのは本当に久しぶりで、あぁシーズンが始まったんだなと思いました。
(前半積極的にプレーしていたが)シュート1本しか打ってないです。全然です。今日は悔しい敗戦になりましたが、まだ1/60しか終わってないので、次は勝てるように頑張ります。

14辻直人
「すべての歯車が合わずにリズムに乗れなかった」

アルバルク東京さんはチャンピオンシップファイナルでも何度も優勝をされているだけあって、一発勝負の強さ、経験値が開幕初戦にも発揮されていたと思います。それに比べて僕たちは、自分たちがやってきたバスケットをできていなくシュートも入らない、審判のジャッジにアジャストもできなく、すべての歯車が合わずにリズムに乗れなかったのが前半でそのままズルズルいってしまいました。
後半、藤井選手が出場して自分たちがやりたいバスケにどんどん持って行って勢いを与えてくれて、僕もそれに乗る形で何本かシュートを決められましたが、ああいった形が、今年川崎のやりたいバスケの1つだと思うので、しっかり修正して明日最初からあの形が出せたらなと思います。

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