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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/3 B.LEAGUE 2020-21 第1節GAME2 (2/60) A東京 52-55 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

両チーム前日からスタメンを変えてのGAME2、序盤は昨日と同じロースコアの立ち上がりに。川崎は途中から入った#11増田がポストプレーから得点、守備でもブロックやスティールと存在感を放ち、7-8で第1Q終了。

第2Q、#11須田のジャンプショット、#3安藤の3Pシュートで7-13とA東京がリード。川崎はポイントガードとして起用の#14辻󠄀が自らのレイアップ、アシストから#22ファジーカスの得点をお膳立てするなど躍動し、再び点差をタイに戻す。その後はお互いに得点をあげられず、21-22の川崎1点ビハインドで後半へ。

後半も両チームのチームディフェンスの守備力が目立ち、流れをつかめないまま点差が開かずに試合が進む。第4Qに入り、川崎が#7篠山のバスケットカウントで44-39と抜け出すと、#34アギラールの3Pシュート・スティールからのレイアップで残り3:59、51-43とリードを広げる。しかしA東京もここから#11須田・#15竹内の3Pシュートで51-49の1ポゼッション差に迫り、試合時間は残り1分をきる。残り18秒、川崎#0藤井のアシストから#5ヒースのゴール下シュートを沈め川崎4点リード。直後のオフェンスでA東京#10バランスキーに3Pシュートを決められ1点差まで迫られるも、ファウルゲームを仕掛けるA東京に対し、#0藤井がフリースローをしっかり決めて逃げ切り、55-52でタイムアップ。

高いディフェンス力を持つ両チームの守備合戦を制し、川崎が今シーズン初勝利。開幕シリーズを1勝1敗で分けた。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#35 ジョーダン・ヒース

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「40分間強度の高いディフェンスを続けられた」

昨日に引き続き出だしはディフェンシブな展開から入ることになりました。我々としても今日はディフェンスからということで、ディフェンシブな選手をスタートにして戦いましたが、まずは気持ちの入ったいいプレーを見せることができました。オフェンスではなかなかシュートタッチがよくなくて苦労したところはありましたが、勝負どころで何本か決めてくれたところと、今日はとにかく終始40分間強度の高いディフェンスを続けられたことが勝因だと思っています。

フルコートでタフなコンタクトのある強度の高いゲームを2試合続けて、お互いに3Pシュートの確率は低かったですけど、こういうレベルでも決めきる力、それがこれからの我々の成長につながると思いますし、Bリーグ、日本全体のバスケットの底上げにつながると思うので、こういう試合を大事に、これからまた成長するために1試合1試合積み上げていきたいと思います。

(増田選手の起用について)プレータイムは短かったですけど昨日もいいプレーをしてて、それを受けて今日は長めに使おうと最初から想定はしていました。期待以上の働きはしてくれたと思いますし、こういう1ポゼッションが大事になるタフなゲームの中でああいうプレーができたのは彼の成長、大きなステップアップにつながったんじゃないかなと。これからも期待したいと思います。

0藤井祐眞
「こういう試合をものにすることによってチーム力はどんどん上がる」

昨日に引き続き非常にタフなゲームで、お互いシュートパーセンテージが上がらない中、ずっとハードにディフェンスし続けてどっちに転ぶかわからない試合展開だったんですけど、こういう試合をものにすることによってチーム力はどんどん上がると思うので、シーズンを通してこういう試合を勝ちきれるようにがんばりたいと思います。

(1勝1敗で開幕節を終えたことについて)2連勝したかったというのが本音ですけど、お互いに仕上がりはいい状態にあったと思いますし、タフな試合ができたので2戦目はリベンジできてよかったです。

(安藤選手とのマッチアップについて)マッチアップするからには負けたくないという気持ちでプレーするんですけど、昨日の安藤選手の勝負所での3Pシュートは、僕らが一番決められたくないところでやられてしまったので、フロアリーダーとしても勝負強いなと思いました。今日は僕と長谷川選手を安藤選手田中選手(出場なし)につけようという意図でスタメンが変わったので、今日は同じようにやられないようにということでディフェンスに入りました。

11増田啓介
「出番が多くて嬉しかった」

やっぱりすごくタフな試合になったんですけど、ロースコアな苦しいゲームの中なんとか勝ててよかったです。

アルバルクさんが大きい選手が多くて、自分も出番が多くて嬉しかったんですけど、これからいろんなチームと対戦するにあたって、どのチームが相手でも出場できるよう、まずは明日あさっての練習からしっかりやっていきたいと思います。

(ホーム開幕戦について)本当にひさしぶりのとどろきアリーナでの試合ということで、自分たちも気持ちが入りますし、ファンの方々も気持ちが入ってると思いますので、一家団結してホームでの初勝利を掴みましょう!

34パブロ・アギラール
「最初の1勝をとることができたのは、自分たちにとってすごく重要なこと」

やはり最初から厳しくタフな試合でした。 両チームともロースコアでしたが、後半にディフェンスをしっかりやることができて、そこから勝利できたと思います。

昨日の試合は自分たちのバスケットを表現できなく、2Qに6点しか取れず負けてしまいましたが、今日はチームでまとまってディフェンスをすることができたと思っています。これで最初の1勝をとることができたのは、自分たちにとってメンタル的にもすごく重要なことだと思います。ここからさらにしっかりと練習して、毎日上達して次の試合に臨みたいと思います。

(次の試合に向けて)すごく楽しみです。ホームでファンが入っての試合、昨シーズンできなかったので新しい経験ができると思うので僕のできる限りのことをしてホームでファンの皆さんに勝利を届けたいです!

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