ダイジェスト映像
ゲームレポート
今シーズンの神奈川ダービー2戦目。
第1Q、川崎14辻が3Pシュート2本連続で成功させると、さらに22ファジーカス・35ヒースも3Pシュートで続き、13-3と先行する。7篠山・33長谷川のジャンプショットを沈めて試合を優位に進める川崎はここで21カルファニを投入し、22ファジーカス・35ヒースとの”ビッグ3”の布陣を敷くが、逆に横浜10チェンバース・21田渡にドライブで得点を許しリードを詰められてしまう。川崎は35ヒースに代えて18鎌田を投入すると、終了間際に18鎌田のアシストから22ファジーカスがブザービーターでシュートを沈め、23-13で第1Qを終了。
第2Q、川崎は0藤井とのコンビネーションから21カルファニが連続得点。さらに21カルファニのポストプレー、7篠山のドライブで残り4:57には32-18とリードを広げ、オフィシャルタイムアウト。その後もリバウンドから走るバスケを展開した川崎が、21カルファニ・22ファジーカスの得点で40-27とリードを伸ばし、試合を折り返す。
第3Q、リードを保ちながら試合を進める川崎だったが、積極的なゴールアタックを仕掛ける横浜に対し連続でファウルを吹かれしまい、2分あまりでチームファウルは4に。残り4分には良いプレーを続けていた21カルファニが4つ目のファウルでベンチに下がると、オフェンスのリズムを失い、ミスから横浜にファストブレイクからの得点を許してしまう。59-49の10点差で最終クォーターへ。
第4Q、横浜が22秋山・21田渡のゴールアタックで連続得点をあげ、点差を1桁にするが、川崎は0藤井が3Pシュートのバスケットカウントで再び点差を2桁に戻すと、ここから21カルファニの3Pシュートや、14辻のフリースロー・3Pシュートなどで一気に引き離し、点差は20点台に。そのまま流れを渡すことなく84-60でタイムアップ。
第4Qのオフィシャルタイムアウト以降の得点は16-4と終盤で引き離し、神奈川ダービー通算18連勝。チームの連勝も今シーズン最多の5連勝となった。
チームスタッツ
スターティングメンバー
7 篠山竜青
14 辻直人
22 ニック・ファジーカス
33長谷川技
35ジョーダン・ヒース
得点、得点差の推移
得点に関するスタッツ
試合後コメント
佐藤賢次ヘッドコーチ
「辻のコンディションが上がってきていると実感しています」
昨日に引き続き、試合を通していいディフェンスができたことが勝因だと思います。
ただ、第3Qで相手に流れを一度持っていかれてファストブレイクを出されたり、リバウンドを取られたり、チームでやるべきことを徹底できていない時間帯がまだまだあって、そういうところはまだ課題だと思っています。
あとは辻が最後まで試合に出て、勝負所で3Pシュートを決めてくれました。彼自身まだまだ本調子じゃないと思いますけど、徐々にコンディションが上がってきていると実感しています。それは今日よかった点だと思います。
7篠山竜青
「だいぶ身体が元気になってきた」
(得点が増えたことについて)意識はしていなかったですが、だいぶ身体が元気になってきたので無意識にアタックできたと思います。
今年意識しているのはペイントタッチとそれに連動して走り続けること、それを習慣として練習からやってきているので、その質はどんどん良くなってきている感覚があります。それが一番守りづらいオフェンスだと思いますし、僕もそうですが1人のアクションに対して全員がリアクションするというところでは、今日もいいプレーが出たと思います。
(横浜は)昨シーズンまでとは全く違います。2日間とも難しい試合でした。あと4回(対戦が)あるんですけど、今日は橋本選手とベクトン選手が怪我で出られなかったのは僕たちにとってはいい作用だったと思うので、今シーズンの神奈川ダービーは難しくなるなと改めて感じます。
14辻直人
「安堵感2割の嬉しさ8割の気持ちでした」
(試合の始まりは辻選手の連続3Pシュートからだったが)久しぶりな感じがしました。今シーズンでは初めてだと思いますし、安堵感2割の嬉しさ8割の気持ちでした。昨日はターンオーバーからでしたが、今日は出だしからいい形でシュートが入ってくれたので、気持ち的には楽には入れたと思います。
11月に入って、徐々にバスケットができるような体になってきたかなという手ごたえもありますし、1試合1試合毎週毎週、精神的にもプレー的にステップアップしていっていると思います。
チーム内競争は激しくなっていますが、その前にまずは自分自身との戦いかなと思っていて、自信を取り戻してチームにフィットして、そこでやっと競争ができるかと思うので、まずはそこまでにいきたいと思います。
21マティアス・カルファニ
「最後まで試合をコントロールすることができたと思います」
今日の試合は厳しい試合でした。自分たちのプレーをしっかりしていましたが、相手がプレッシャーをかけてきたり走ってきたりして、厳しい展開が続いていました。それでも最後まで試合をコントロールすることができたと思います。
オフェンスもディフェンスいい形をチーム全体で維持して勝てたので、今日の勝利は本当に嬉しいです。