MENU
HOME > スケジュールレポート_戦評 > 11/9 B.LEAGUE 2019-20 第8節 GAME1 (13/60) 川崎 97-80 三遠

ダイジェスト映像

ゲームレポート

半月ぶりとなる川崎ホームゲーム。迎え撃つは、開幕から連敗が続いている三遠ネオフェニックス。

第1Q、三遠は開始から2イーバンクスと7ゴーバンの個人技で得点。対する川崎も22ファジーカスが1on1から次々シュートを沈めると、35ヒースのパスから27熊谷がアリウープダンクを決め、残り3:35で20-12とリードを広げはじめる。このクォーター、22ファジーカスと27熊谷で22得点をあげた川崎が25-17とリードして第1Q終了。

第2Q、川崎は前線からプレッシャーをかけてボールを奪うと、24大塚・21カルファニの3Pシュートで32-19とリードを広げる。三遠はここから2イーバンクスが連続で3Pシュートを決めると、さらに5川嶋も3Pシュートで続き、35-32と点差を縮められたところでオフィシャルタイムアウト。川崎は14辻の3Pシュートや35ヒースのダンクなどで得点を伸ばすが、その後も三遠2イーバンクスに得点を許し、45-42で試合を折り返す。

第3Q、前半から続き三遠2イーバンクス・7ゴーバンに得点を決められるが、川崎は35ヒースが2本のバスケットカウントとダンクで徐々にリードを広げると、足が止まり始めた三遠に対してファストブレイクから22ファジーカス・27熊谷が得点し、62-51と2桁まで点差を広げる。ここでゾーンディフェンスを敷く三遠に対しても、24大塚が外から3Pシュートを沈め73-61で最終クォーターへ。

第4Q、0藤井・24大塚の3Pシュート、21カルファニのダンクで残り6:13には85-67と川崎がリードを広げる。三遠2イーバンクスに最後までシュートを決められながらも、川崎はチームオフェンスで着実に得点を伸ばし、97-80でタイムアップ。

途中追い上げられながらも、ハードなディフェンスで三遠を圧倒した川崎が中地区首位の意地をみせ、まずはGAME1をものにした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

7 篠山竜青
14 辻直人
22 ニック・ファジーカス
27熊谷尚也
35ジョーダン・ヒース

得点、得点差の推移

得点に関するスタッツ

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「イーバンクス選手をノせてしまった」

素直に勝ててよかったと思いますし、ホームゲームで何か伝わるような試合ができたかなと思っています。
相手のイーバンクス選手に36点、3Pシュート7/8なので少しやられすぎて、ノせてしまったところが前半にあって、それは反省としてチームでしっかり解決できるようにしたいと思います。ただ、オフェンスのほうはいい流れで、自分たちがやりたいスペーシングができて、いいボールムーブが生まれてアシストがたくさんついたので、満足しています。
いま"ソリッドなチーム"になろう、硬いディフェンス、硬いオフェンス、ギャンブルにならないようにということをずっと言い続けていますが、その点に関しては課題もあるので、しっかり修正して明日の試合に臨みたいと思います。

22ニック・ファジーカス
「第2Qで点差を縮められるというのは昨シーズンからのチームの課題」

結果だけ見ると快勝かもしれませんが、その展開になったのは第4Qに入ってからでした。三遠さんと今日で2試合目でしたがどちらも簡単な試合ではなかったですし、自分たちが粘って勝ったという試合なので、明日も勝てるようにしっかり準備していきたいと思います。
第2Qで点差を縮められるというのは昨シーズンからのチームの課題だと思っています。そこで良い試合ができたのが島根戦のGAME2で、前半である程度試合を決めることができていたので、そういった試合ができるようになっていかなければならないと思います。
自分たちより順位が下のチームにはもっと早い段階で試合を決めることも大事だと思いますし、それがまだ自分たちにはできていないことなので、優勝するためにはそういったことが必要になってくると思います。

24大塚裕土
「もっとできると思っています」

出だしで(点差を)離せるところで離せなかったり、重い感じがあるので、そこが解決しなければいけないポイントだと思います。離せるところで離さないで4Qまで競ってしまうと、相手が自信を持ってプレーしてしまいます。しっかり離せれば相手が諦めてくれたり、エナジーを持ってくるのはキツいと思うので、そういうことを仕向けられるチームでなければいけないという話が選手の中でもありました。
今日の2Qでいえば、ターンオーバーが響いて相手に詰められたので、シュートで終わる(ことが大事)、相手にスティールされて失点というのは避けなければいけないです。
(自身のプレーについて)もっとできるというのは毎試合思っています。今日も(3Pシュートを)4本決めましたけど、昨日の試合で滋賀の狩野選手は(10本打って)10本決めました。自分もそういう力を持っていると思うので、そういう印象をみんなに持ってもらえるようなプレーをしたいと思います。

27熊谷尚也
「ゲームの入りでディフェンスもオフェンスもチームに貢献できた」

ゲームの入りでディフェンスもオフェンスもチームに貢献できて、得点にも絡めましたし、ディフェンスでもオフェンスチャージをもらったりできました。ですが、それ以降ファウルが込んだり、オープンショットを外すこともあったので、1Qはよかったと思うんですが、後半は、1対1もそうですしチームディフェンスにも課題があるかなと思います。ヘルプディフェンスのところでのコミュニケーションミスやヘルプポジションの位置などが、修正しなければいけないところです。
(アリウープについて)練習でもやっていなかったですが、こういう(入場者数4,700人以上の)ゲームでできたのがよかったですし、パスをくれたのがどちらかといえばパスをもらう側のJ(ヒース選手)というのも、成功して嬉しかったです。
明日もタフなゲームが続くと思うので、チームで しっかりとディフェンスから戦って、2つ勝ちを取りにいきたいと思います。

上に戻る