MENU
HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/26 B.LEAGUE 2019-20 第6節 GAME1 (9/60) 川崎 81-74 SR渋谷

ダイジェスト映像

ゲームレポート

ここまで1敗同士、現在東地区と中地区で首位を走る2クラブの2連戦GAME1。

第1Q、SR渋谷は2サイズにボールを集めて得点すると、27石井の3Pシュートも決まり先行する。川崎は21カルファニがダンクでチーム初得点をあげると、0藤井が連続でアウトサイドシュートを沈め点差を縮める。ディフェンスが機能しだした川崎は、0藤井がファストブレイクから得点すると、27熊谷・14辻の3Pシュート、35ヒースのアリウープで逆転。20-16で第1Qを終了。

第2Qに入ると、守りあいの展開で互いにターンオーバーやファウルがかさみ、得点が伸びず試合が進む。25-23でオフィシャルタイムアウトを挟み、川崎は0藤井のバスケットカウント、22ファジーカスのフリースローで29-24と点差を広げるが、SR渋谷も9ベンドラメのファストブレイクや34ケリーのフリースローで加点。残り0:16、SR渋谷34ケリーのダンクシュートで34-34の同点に追いつかれたところで前半終了。タイスコアで試合を折り返す。

第3Q、第2Qから一転、点の取り合いに。9ベンドラメの3Pシュート、2サイズのジャンプショットでSR渋谷がリードするが、川崎も連続ファストブレイクで33長谷川・0藤井が得点し逆転。ここから川崎が22ファジーカスのインサイドとバスケットカウント、0藤井・21カルファニの得点で14-0のラン、残り4:04には54-41と一気に点差を2桁まで広げる。SR渋谷はここで後半2つ目のタイムアウトを請求すると、試合を立て直し73田渡・9ベンドラメらの得点で残り2:03には57-51と点差を縮め、今度は川崎がタイムアウト。その後互いに得点をあげ、64-56の8点差で最終クォーターへ。

第4Q、お互いにターンオーバーを誘発させる激しいディフェンスを展開しながらも、川崎がリードを保ちつつ試合を進め、残り4:58、73-66でオフィシャルタイムアウトを迎える。タイムアウト明け、SR渋谷27石井の3Pシュートが決まり4点差と迫られるが、川崎は35ヒースが決め返すと、その後もSR渋谷にシュートを決められながら4点以上のリードを保ち試合を進めていく。我慢比べは終盤、SR渋谷がターンオーバーでポゼッションを失うと、最後は川崎がしっかりボールをキープし、81-74でタイムアップ。

両チーム合計で39のターンオーバーを記録しながら、お互いが終始アグレッシブにプレーを発揮した首位対決にふさわしいゲームとなった。

チームスタッツ

スターティングメンバー

0 藤井祐眞
7 篠山竜青
21 マティアス・カルファニ
22 ニック・ファジーカス
33 長谷川技

得点、得点差の推移

得点に関するスタッツ

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「自分たちが何をしなきゃいけないのかをしっかり話し合って、共有して明日に臨みたい」

今日の試合、第3Qで高いエナジーを持ってハードなディフェンスからファストブレイク出せたところが勝因かと思っています。
ただ試合が始まる前に、SR渋谷さんの強みとしてオフェンスリバウンドがリーグで1位、スティールもリーグで1位と伝えて、そこを抑えられるに努力しようと話しましたが、そこに関しては全くできなかったので、もう一回自分たちが何をしなきゃいけないのかをしっかり話し合って、共有して明日に臨みたいと思います。

0藤井祐眞
「自分たちのやりたいバスケットで、良いオフェンスができた」

SR渋谷はディフェンスのプレッシャーが強いチームなので、相手が準備する前にアタックして走るという、自分たちのやりたいバスケットで、良いオフェンスができたと思います。
勝因は3Qでうまく離せたところだと思います。できれば(SR渋谷の)タイムアウト明けも縮められずにもっともっといければよかったのですが、それを持続できればもっと良くなると思います。

7篠山竜青
「ベンチメンバーも得点はもちろん色んなところで貢献できたことは、いい手応えになった」

反省点はたくさん出ました。ターンオーバーだったり、審判にフラストレーションを溜めて相手にリズムを渡してしまったりだとか。そういう部分は明日までに修正できる部分だと思うので、しっかり修正して明日の試合に臨みたいですし、タイムシェアをして、ベンチメンバーも得点はもちろん色んなところで貢献できたことは、いい手応えになったと思います。

SR渋谷はすごくいいチームだと思います。お互い現在地区首位で、共通しているのは昨シーズンからチームの変えるべき部分を変えて、ディフェンスのインテンシティを高く保っている。SR渋谷もうちもそれが今の順位に繋がっている、じゃあどちらがより質の高いゲームができるのか、というのを示すためにも2つ勝ちたい、ということを佐藤HCも言っていました。昨シーズンからメンバーも入れ替わなり、ディフェンスのメンタリティも高いチームになって、削りあいのような試合になりました。明日も厳しい戦いになると思います。

27熊谷尚也
「ヘッドコーチが求めるディフェンスが遂行できている手ごたえがあります」

ヘッドコーチが求めるディフェンスが遂行できている手ごたえがあります。オフェンスで、オープンショットを外したりしていたので、そこはこれからの課題だと思います。
シーズン前に2桁得点を目標にしていたので、そこは毎試合クリアできるようにやっていきたいです。

33長谷川技
「勝ちはしましたけど、やられちゃいけないことを相手にやられてしまった」

勝ちはしましたけど、やられちゃいけないことを相手にやられてしまったので、明日しっかり気を引き締めて臨みたいと思います。
(オフェンスで)ボールが回っていない時は、ディフェンスのリズムが悪く機能していないです。僕たちはディフェンスのチームなので、しっかりディフェンスから入って、リバウンドやルーズボールさえ取れれば、走るバスケットができると思っているので、今日はそれができたと思います。
(SR渋谷とはアーリーカップでも対戦したが)リーグ戦になったら全然別のチームになりますし、外国籍選手もすごくハードにプレーししていて全然違うチームだなと感じました。

上に戻る