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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/16 B.LEAGUE 2019-20 第3節 (5/60) 川崎 69-73 富山

ダイジェスト映像

ゲームレポート

川崎にとっては中1日を空けて、4日間で3試合目となるこの試合。24大塚にとっては昨シーズンまで所属した古巣との初対決。

第1Q、0ライオンズを軸に攻撃を展開する富山に対し、川崎は24大塚が連続でアウトサイドからシュートを沈めてリード。アウトサイドからシュートを決めてくる富山に対し、川崎は22ファジーカスのポストプレーやファストブレイクで得点。さらに富山にインサイドへ攻め込む隙を与えず、25-21で第1Qを終了。

第2Q、富山が7阿部のリードで動きの良さを取り戻すと、9水戸・7阿部の3Pシュートで残り7:09には27-27の同点に。川崎は富山ディフェンスを崩せずタフショットが続き、このクォーターのフィールドゴール成功はわずか3本のみ。ディフェンスで粘りをみせるも33-38の5点ビハインドで試合を折り返す。

第3Q、川崎は7篠山・0藤井の2ガード布陣を敷くが、その2人が連続でターンオーバーを犯すなどリズムに乗れない。富山0ライオンズの得点で残り4:46には39-47とリードを広げられてしまうが、ここから0藤井が3Pシュートを決めると、35ヒースの連続得点、22ファジーカスの3Pシュートで残り2:15には51-51の同点に追いつく。その後、お互いにフリースローで得点をあげ、53-53のタイスコアで最終クォーターへ。

第4Q、富山11宇都に連続得点を許し、再び川崎が追いかける展開に。富山25葛原の3Pシュートで58-65とされたところでオフィシャルタイムアウトへ。ここから川崎は21カルファニ、24大塚が得点。さらに0藤井がディフェンスで富山の8秒オーバータイムを誘うと、27熊谷のリバウンドショットで残り1:22には64-67と1ポゼッション差に迫る。しかし、ここで富山は25葛原が3Pシュートを決めてリードを6点に広げると、川崎のファウルゲームに対しても確実にフリースローを沈め、69-73でタイムアップ。

川崎は自らのミスに加え、富山に14本ものオフェンスリバウンドを奪われるなど、試合の大部分を富山ペースで進められ敗戦。開幕からの連勝は4でストップした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

7 篠山竜青
21 マティアス・カルファニ
22 ニック・ファジーカス
24 大塚裕土
27 熊谷尚也

得点、得点差の推移

得点に関するスタッツ

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「この日の試合を開催できたことに本当に感謝しています」

まず、このとどろきアリーナが浸水して、昨日からスタッフ総出で掃除して消毒して、この日の試合を開催できたことに本当に感謝しています。 その中でいいエネルギーを持って、見ている人に何か伝わるものがあるようにプレーしようと臨んだ試合だったんですけど、思うように点数がとれず、特に第2Qに点数が伸びなかったところで、ここというときにターンオーバーが出て流れをつかめませんでした。ディフェンスはハードに頑張ったと思いますが、肝心なところのターンオーバーが敗因だったと思います。そのあたりの連携だとか精度、そういうところをこれから高めてもっともっと強いチームになっていけるようにしたいと思います。

7篠山竜青
「このチームが好きなので、このチームが負けることが悔しいし嫌です」

台風が来た時自分たちは新潟にいましたけど、武蔵小杉周辺に甚大な被害があって、とどろきアリーナも浸水して大変なことになっているというのは聞いていました。なので今日これほど整備された状態で試合ができるとは思ってなくて、フロントスタッフをはじめアリーナの人など沢山の人の協力があって試合ができたことを嬉しく思いますし、だからこそ「何か伝わるゲームを」ということで賢次さんからも(試合前に)話があってゲームに入りましたけど、良い結果を伴わせることができなくて非常に悔しいですし、もっと良い形で今日の試合が開催できた喜びを共有できなかったのが残念です。
(今シーズン初黒星は)めちゃめちゃ悔しいです。トップチームになる、優勝するということを目標に、新しく入った選手やスタッフもみんなが一つになって今シーズンは戦えています。僕個人としてもみんなが大好きですし、このチームが好きなので、このチームが負けることが悔しいし嫌です。
ディフェンスの部分で失点は抑えられていましたが、ここだっていう場面でミスをしてしまったりだとか、オフェンスリバウンドを取られてしまったりだとか、そういうもったいない部分をみんなで良くしていかないといけないですし、良くしていけるチームだと思うので、この負けを次に繋げたいです。

24大塚裕土
「考えすぎてしまってリングに向かう姿勢が少なかった」

(台風でアリーナもダメージを追った中で)会場を設営していただいた方、試合を運営していただいた方、そして今日もチケット完売になるほどたくさんのお客さまが来ていただいた方に「感謝の気持ちを持ってプレーしよう」とミーティングで話して試合に臨んだのですが、顔が下がってしまった場面が試合の中で多々あったので、非常に申し訳ない気持ちです。
チームに良い雰囲気を持って来れそうな場面でターンオーバーが出てしまって、流れに乗り切れなかったというのが一番の敗因です。前節(も良い試合でなかった)から改善しようとして、それぞれが考えすぎてしまってリングに向かう姿勢が少なかったというのがあるので、今日や新潟戦の経験を自分たちの糧にして、この負けが無駄にならないように、しっかりビルドアップさせていきたいと思います。

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