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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/11 B.LEAGUE 2020-21 第2節GAME2 (4/60) 川崎 88-53 大阪

ダイジェスト映像

ゲームレポート

前日は個人技での高いが目立った大阪は、この日は開始からチームの連動でズレを生み出しながら、#41スタツのチャンスを生み出しスコアをあげていく。1Qだけで#41スタツに13得点を許し点差が離せない川崎だったが、1Q終了間際に#14辻󠄀が2本目の3Pシュートを決めて21-17と均衡状態を抜け出すと、2Qに入っても#14辻󠄀が立て続けに3Pシュートを成功。さらに#4青木・#35ヒースも3Pシュートで続くなど、残り4分を切るまでの間に22-2のランで40-19と一気にリードを広げる。ここからさらに#24大塚が3本連続で3Pシュートを沈めるなど、10本の3Pシュートを沈めた川崎が50-25とダブルスコアんリードで試合を折り返す。

後半に入っても川崎の勢いは止まらない。#22ファジーカスの3Pシュート、#21カルファニのアリウープなどで3Q終了時には71-37とリードを広げると、点差が開いた4Qにも4つのスティールをはじめ大阪に6つのターンオーバーを誘発させ、付け入る隙を与えず88-53でタイムアップ。

永久欠番セレモニーが行われた試合で、東芝時代からの伝統である激しいディフェンスからのバスケを披露した川崎が、ホーム開幕節を2連勝で飾り、チームの連勝も3に伸ばした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、 #7 篠山竜青、 #21 マティアス・カルファニ、 #22 ニック・ファジーカス、 #33 長谷川技

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「チーム全体としてしっかりディフェンスできたことが勝利につながった」

失点が60点台だった昨日に続いて今日は50点台ということで、チーム全体としてしっかりディフェンスできたことが勝利につながったのだと思います。ずっと3Pシュートの確率のところに苦しんでいたんですが、チームとしてはずっと打ち続けていこうと言い続けてきましたので、今日は思い切りよくいけて、(最終的に)46%という結果も良かったと思います。

昨日の試合では、(昨日は控えだった)スタツ選手にやられていたので、今日はうちのジョーダン(・ヒース)をぶつけようと思ってマティアス(・カルファニ)を先に出したんですが、相手がスタメンを先に変えて(スタツ選手をスタメンにして)きて、先にそこでやられてしまいました。

昨日の試合の終わり方、相手にファストブレイクで点をとられて終わったんですけど、今日は最後の最後ディフェンスでしっかり止めて残り8秒、自分たちのポゼッションにして試合を終わらせることができました。40分間自分たちがやることを最後まで徹底するという点で、昨日の課題を修正できたので、チームとして一つステップアップできたかなと思います。

まだまだ課題は多いですけれど、一つ一つクリアして、また来週ホームゲームなので、いい試合が見せられるように、いい準備していきたいと思います。

7篠山竜青
「やっと帰ってこれた」

昨日の反省点として賢次さんから言われていましたが、40分間自分たちのプレーをしっかりとすることをミーティングで確認して今日の試合に臨みました。結果的に良いディフェンス、準備ができて53失点に抑えることができ、シューター陣も高確率で3Pを決めてくれて、チームとしてやりたいオフェンスやスペーシングができたのでグッドゲームだったと思います。

ホーム開幕を迎えて、月並みになってしまいますが、「やっと帰ってこれた」という安心感と嬉しさがあって、高校1年生の時に初めて寮生活をしてインターハイが終わって久しぶりに実家に帰った時の気持ちに似ているなと(笑)

昨シーズン、怪我から復帰した試合が無観客で残念だった部分がありましたが、SNSなどを通じて応援の声をもらっていたからこそファンのみなさんの前でプレーをしたいという気持ちが大きかったです。ホームでいつも応援してくれているファンの方々の姿を見ることができたり、いつも通りの風景を見ることができて、嬉しかったし安心しました。演出も含めてやっぱりリーグ随一のチームだと思ったし、改めてチームやファンのみなさんと一緒に今年優勝したいと思いました。

14辻直人
「見返したいという気持ちがあった」

今日はスターティングメンバ―ではなかったので悔しい思いもあったが、そこで集中力を切らさずにできたのは、今シーズンに対する覚悟があって、見返したいという気持ちがあったのでスタッツとしても現れた試合だったと思っています。

(ポイントガードでの起用について)試合の途中から入ってもボールをキープして積極的に行くことは一人の選手としてもうひとつステップアップするために必要なことだと思っているので、今日は完璧ではないが成果が少し出せたのではないかと思っています。

昨シーズンは自分が良いプレーをした時でも、他の選手が更に良いパフォーマンスをしていたのでMVPを獲る機会がなかったですが、今シーズン早い段階でMVPに選出されてホッとしたというか肩の荷が降りたので、もっと狙いに行けると思っています。今シーズンは今日だけではなく、まだまだ良いパフォーマンスができると思っているので、ステップアップしていきたいです。

22ニック・ファジーカス
「やっと本来のシュートタッチが戻ってきた」

2連勝できてよかったです。次の広島戦でも勝って連勝記録を伸ばして行けたらと思っています。

今週やっと本来のシュートタッチが戻ってきたなと。先週あまり良くなかったので、今週はコンディションの量を多くしたのがしっかりと結果に繋がったので、今後も継続していきたいと思います。

観客の数は半分ですが満員に見えたので、それだけ多くの方が来てくださっていると感じましたし、前回とどろきアリーナで試合をした時は無観だったので、やはり観客がいる中での試合はすごくやりがいのある試合でした。

24大塚裕土
「このメンバーでもここまでできたというのはプラスに捉えて」

出だしからしっかりというのをこれまでの反省点・改善点として試合に入りましたが、重く見受けられたので自分が出た時に軽くできるようにしたいなと思ってコートに入りました。
オフェンスは前半残り5分からしかプレーしていませんが、あの短い時間でインパクトを与えられたというのはコーチも感じ取ってくれてると思いますし、ディフェンスでもオフェンスでも雰囲気を作ることにフォーカスしたいなと思っています。

声を出さずに応援というのは難しいと思いますが、拍手などでファミリーのみんなの「頑張ってくれ!」という思いは伝わったので、川崎から一緒にバスケットを盛り上げていきたいです。

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