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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/16 B.LEAGUE 2020-21 第3節GAME1 (5/60) 川崎 99-64 広島

ダイジェスト映像

ゲームレポート

先手を取ったのは川崎。#22ファジーカスを中心に#21カルファニ、#34アギラールの”ビッグ3”が得点をあげ、開始4分で12-4とリード。ここから広島#21田渡の連続得点で1ポゼッション差まで点差を詰められるも、 シュートが好調の#22ファジーカスが立て続けに3Pシュートを沈めて再びリードを広げる。このクォーターだけで3Pシュート4本を含む16得点をあげた#22ファジーカスの活躍で、29-18で1Q終了。

2Qに入ると、川崎は広島のディフェンスを崩せず、タフショットが続いて得点が停滞。33-25でオフィシャルタイムアウトを挟み、川崎は#22ファジーカスをコートに戻すと、アウトサイドのシュートは決まらないものの、トランジションの早いオフェンスから得点をあげ、41-31の10点リードで試合を折り返す。

後半、川崎がディフェンスから仕掛ける。高い位置からプレッシャーをかけると、スティールからのファストブレイクで得点。さらにパスで広島ディフェンスを揺さぶり#14辻󠄀が3Pシュートを沈めるなど流れるようなオフェンスを展開。広島に攻撃を組み立てる隙を与えず、このクォーター35-15とした川崎が76-46とリードして最終クォーターへ。

4Q、#0トレイラーと#1ケネディの個人技で得点をあげる広島に対し、川崎も#24大塚・#35ヒースらが決め返し、点差を縮めさせずに試合を進め、99-64でタイムアップ。

後半にディフェンスから一気に試合の主導権を掴み勝利。川崎は連勝を4に伸ばした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#7 篠山竜青、#14 辻󠄀直人、#21 マティアス・カルファニ、#22 ニック・ファジーカス、#34 パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「チーム全体でリバウンドを取りきれたところが大きな勝因」

今日の試合はチームで、「ビッグラインナップをメインにして戦って勝ち抜こう」という一つの目標を掲げて戦いました。それがうまく機能したので、チーム全体としてもまたひとつステップアップできたかなと思います。ビッグラインナップは、川崎ブレイブサンダースの強力なオプションとしてこれからも育てていこうと思います。

2Qはスモールラインナップになった時に少し機能しなかった部分がありました。ビッグラインナップを生かすからこそ、スモールラインナップの時に、我々が元々持っているディフェンスの強度やオフェンスでボールを動かして攻める部分を徹底できれば、もっと良い連動ができていくと思います。

今日は、相手の中心選手であるエチェニケ選手へのディフェンスがチーム全体で機能した、もちろんビッグマンも頑張ってくれたんですが、チーム全体でリバウンドを取りきれたところが大きな勝因だと思います。明日、同じような展開にとはならないと思いますので、ビッグラインナップを使うか分かりませんが、またプランを練っていい準備をして、明日もう1勝したと思います。

11増田啓介
「ベンチの自分たちも頑張ろうという思いで、それが1試合通してできた」

相手の強みを消していこうと今週練習していましたが、先輩たちがその姿勢を見せてくださっていたので、ベンチの自分たちも頑張ろうという思いで、それが1試合通してできたことが結果に繋がったのかなと思います。

今の自分の一番の課題は、チームの戦術を完全に遂行することがまだ足りていないと思いますし、フリーでも一瞬迷ってしまう部分があるので、全て迷わずに打てるようになりたいと思っています。

自分は昨シーズンから川崎で経験させてもらっていますが、年々会場の熱がすごくなってきているのでベンチにいてもプレーをしていても本当に励みになっています。今シーズンはファンの方は声を出しての応援ができませんが、ファンの方々の盛り上がりはすごく伝わってきますし、ありがたいと思っています。

14辻直人
「みんなが『シュート打っていけよ』と言ってくれた」

対策をしていたところをチームとしてきっちりコートで表現できたのが、この結果に結びついたと思うので、本当に良かったです。

最近、自分の感覚的に出だしが重たい感じがしていましたが、みんなが「シュート打っていけよ」と言ってくれましたので、前半から積極的に打てました。それが後半にも結びついたので、後半のようなバスケットスタイルと言いますか、ああいった積極性をもう少し前半から出せたら、気持ち的にも変わってくると思います。

明日も相手は出だしからすごい勢いで来ると思いますので、僕もその勢いに負けずに出だしから積極的にいきたいと思います。

34パブロ・アギラール
「試合前から話していたゲームプランを遂行できた」

今日の試合は前半素晴らしく、チームで求めていたものがしっかりと徹底できました。試合前から話していたゲームプランを遂行できたことが、勝利に繋がったと思っています。

今日は全体を通して攻守ともに素晴らしいプレーがチームとしてできており、オフェンスではしっかりといいシュートを見つけてそのシュートを決めきることができましたし、ディフェンスではお互いが助け合い、リバウンドの部分も助け合って、チームディフェンスをハードにしてスティールにつなげていくことができていました。自分たちのゲームプランを遂行すること、ゲームプランを信じて選手たちが実行することの大切さを今日学んだと思います。

ビッグラインナップは自分たちにとって大きな武器だと思っています。特に僕とマティアス(カルファニ)は3番もできるし、J(ヒース)とニック(ファジーカス)は4番、5番両方をできるので、色んな戦略を立てやすいラインナップになっていると思います。

今日はこういう結果になりましたが、明日はまた違った試合になると思うので、しっかりと準備して勝ちを取りにいきたいと思います。

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