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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 10/21 B.LEAGUE 2020-21 第4節 (7/60) SR渋谷 87-95 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

今シーズン初の水曜ゲームとなった今節。1月に行われた天皇杯決勝以来となる川崎-SR渋谷の対戦。

試合開始からお互いにバックコートからボールマンに激しくプレッシャーをかけながら、それを上回るチームオフェンスで得点をあげていく。両チーム第1Qだけで5本の3Pシュートを沈めるなどシュート成功率は50%を超えながら、リードチェンジを繰り返し試合が進んでいく。2Q残り4:42、38-39でオフィシャルタイムアウトを挟み、ここから試合のペースを掴んだのはSR渋谷。SR渋谷の激しいディフェンスに対し、川崎は立て続けにミスで攻撃機会を失ってしまうが、#33長谷川の3Pシュートなどでふんばり、45-49の4点ビハインドで後半へ。

3Q、開始から川崎が仕掛ける。#22ファジーカスの3Pシュートで早々に1点差に迫ると、#33長谷川がガードに激しくプレッシャーをかけ、#34アギラールが連続スティールからファストブレイクで得点し残り8:59、52-49と川崎が逆転に成功。SR渋谷もタイムアウトを取ると、#10ジャクソン・#32山内の得点で点差を縮め、残り4:11には#9ベンドラメのレイアップで再びSR渋谷がリード。その後、お互い激しいディフェンスで相手に流れを作らせず、64-67で最終クォーターへ。

4Qも両者譲らず。一瞬でも気の抜けないぶつかり合いは、80-80で残り4分をきる。川崎#22ファジーカスが接触からアンスポーツマンライクファウルをコールされ、SR渋谷#16渡辺のフリースローで80-82とされるが、ここからスパートをかけたのは川崎。#0藤井が3Pシュートを決めると、直後のディフェンスでも#14辻󠄀とのボール争いで溢れたボールを#0藤井がキャッチし、そのままコートをかけあがりレイアップ。残り2:03、85-82としたところでSR渋谷がタイムアウトを取るが、なおも川崎は#21カルファニのスティールから#0藤井がブロックを交わしてアウトサイドシュートを沈める。残り0:18にも#0藤井が勝利を決定づけるシュートを沈め、95-87でタイムアップ。

40分間お互い譲らぬ激しい攻防を耐え抜き、終盤に#0藤井の活躍で抜け出した川崎が勝利。連勝を6に伸ばした。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#7 篠山竜青、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#34 パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「長谷川選手の素晴らしいディフェンスからスタートできた」

お互いプレッシャーディフェンスが持ち味の中で、どれだけ同じことをやっても上回れるかというところがポイントで、とにかく出だしでディフェンスを先に仕掛けようと試合に入りましたが、その通りに長谷川選手が素晴らしいディフェンスでターンオーバーさせてスタートして、そこで相手のエースの動きを少し止められたので、後半でももう一度チームで話をして勢いを持ってこられたことが勝因かな思います。

細かいところだと、前半ディフェンスで縦に割られて簡単にスコアを許してしまうことがまだまだあるので、プレッシャーをかけつつ簡単にスコアを取られないよう成長していければと思います。どちらに転ぶか分からない試合でしたが、最終的に勝ち切れて良かったですし、こういう試合がまた成長に繋がると思います。

0藤井祐眞
「ようやく自分らしくエナジー出すことができた」

出だしで長谷川選手がベンドラメ選手に対してプレッシャーをかけ続けて、相手に気持ち良くプレーをさせなかったことが勝ち切れた大きな勝因だと思います。

個人的には開幕戦以降なかなか調子が上がらなかったんですけど、ようやく自分らしくエナジー出すことができたかなと感じているので良かったと思います。シュートが入らなかったりドライブしてもターンオーバーしたり、自分でも迷っていた部分があったのですが、今日の試合では「絶対に決めてやる」という気持ちを全面に出してプレーできたかなと思います。渋谷はディフェンスのプレッシャーが強いチームなので、そこは逃げないようにしようということは賢次さんからも試合前に言われていたので、気持ちの面でも意識していました。

27熊谷尚也
「オフェンスリバウンドは良かった」

試合の入りから激しいディフェンスを40分間やりきることができてチームとしてもすごく良いゲームが出来たのかなと思います。オフェンスリバウンドは良かったですが、フリースローは1本落としてしまったのでしっかり練習します。

平日のアウェー戦でも現地で応援してくれることはすごく心強いですし、ありがたいと思っているので、僕たちもしっかりと期待に応えられるようにシーズンを戦っていきたいと思います。

33長谷川技
「作戦通り相手を嫌がらせることができた」

プラン通りに先に準備して仕掛けることができて、相手にやられたときもありましたけど最後までそれがジワジワ効いていたんじゃないかと思います。最後いい形で終わることができてよかったです。

自分にできることをしっかり徹底した結果、ディフェンスと得点で貢献できたのはよかったです。(ポジションの違うSR渋谷 ベンドラメ選手につくシーンもあったが)作戦通り相手を嫌がらせることができたと思います。

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