ダイジェスト映像
ゲームレポート
バイウィーク前となる、水曜ナイターゲーム。対戦相手は東地区9位につける新潟アルビレックスBB。
序盤は両チーム得点を取り合う展開となる。川崎が#22ファジーカスと#14辻󠄀を中心に得点をあげれば、新潟も#0セントフォートがアウトサイドからシュートを沈める。22-20で2Qに入ると、川崎は#11増田の3Pシュート、#4青木のドライブでリードを広げる。新潟にタフショットを打たせこのクォーターの得点を13に抑え、44-33の11点リードで試合を折り返す。
3Qになっても川崎が優位に試合を進めていく。新潟#33林・#13柏倉の連続3Pシュートに対しても、川崎は#22ファジーカス・#14辻󠄀がすぐさま3Pシュートを決め返す。#14辻󠄀のアシストから#34アギラールのダンクで残り3:10、64-46と川崎がリードを広げたところで新潟がタイムアウトを請求。ここから新潟は#0セントフォートの連続得点で点差を縮めるが、川崎も#14辻󠄀や#35ヒースの得点で再びリードを広げる。
4Q、残り9:15に#27熊谷の3Pシュートで点差を20点に乗せた川崎は、その後も#4青木がしっかりとゲームメイクしてリードを保って試合を進め、92-69でタイムアップ。
全クォーターで20得点以上をあげ、安定して得点を重ねた川崎は、キャリアハイとなる13得点をあげた#4青木をはじめ6人が2桁得点。開幕からのホーム連勝記録を5に伸ばした。
チームスタッツ
スターティングメンバー
#7 篠山竜青、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#34 パブロ・アギラール
チーム比較
試合後コメント
佐藤賢次ヘッドコーチ
「チーム全体の力で流れを持ってこれた」
今日はまずディフェンス面で、出だしは相手のシュートが入って1Qで20点とられましたが、他のクォーターは20点未満におさえられるという結果になりました。一つひとつのセットプレー、本当にしっかり守れたと思いますし、チーム全体の力で流れを持ってこれて良かったと思います。連戦で準備期間が短い中、コーチ陣がしっかりスカウティングしてくれました。(今日の勝利は)それを選手が集中して準備に取り組んでくれた結果だと思っています。
(青木と増田の活躍について)2人とも、コートに出た時間、非常にいいプレーを続けてくれていましたし、もともと力のある選手たちだと思っていますので、今日長い時間出場して、結果を出してくれて本当によかったです。
次節からもまた、一戦一戦、とにかく勝つために最善の準備をする姿勢で臨みたいと思います。
4青木保憲
「自分たちのやるべきことをチーム全体でやり続けられた」
前節の信州戦を踏まえて、相手の勝ち星に関わらずしっかり自分たちのやるべきことをやろうと今日の試合に臨みましたが、それをチーム全体でやり続けられたのが本当に良かったと思います。
昨年までは、(篠山)竜青さん、(藤井)祐眞さんの繋ぎとして、2人をどれだけ多く休ませられるかという思いがあったんですが、今年は、しっかりとローテーションに入って、ガード3人でタイムシェアしていきたいと思っていますので、(昨シーズンまでとは)試合に対する自分のターゲットが違っているかなと思います。
(琉球、千葉戦に向けて)どちらともガードがプレッシャーをかけてくるチームなので、率直に楽しみです。プレッシャーの中でどれだけ自分が冷静に正しい判断をしてゲームを作れるのかを証明するチャンスなので、しっかり準備していきたいなと思います。
11増田啓介
「マティアス選手ようにプレーでチームを勢いづけていきたい」
前節で怪我をしてしまったマティアス(・カルファニ)選手の分も頑張ろうと、チーム一丸となって戦うことができたのが今日の結果に繋がったと思います。
(自分のパフォーマンスについて)今日のように長くプレー時間をもらえることもありますが、自分自身はまだまだと感じています。川崎は伝統あるチームで、長く所属している選手同士では阿吽の呼吸のようなものがあるんですが、自分にはそれがまだ足りていないと思いますし、チームとしてももっと必要かなと思います。ポストアップは自分の武器の1つかなと思いますが、マティアス(・カルファニ)選手がいない今、彼と同じようにプレーでチームを勢いづけていきたいと思います。
(次戦、琉球戦で筑波大の時のチームメイトである#88牧隼利選手と対戦することについて)楽しみな気持ちはもちろんありますが、牧がいるからどうということではなく、チームとしてしっかり勝ちたいと思います。