MENU
HOME > スケジュールレポート_戦評 > 11/11 B.LEAGUE 2020-21 第8節 (13/60) 千葉 94-97 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

前節から2日を空けての今節。川崎は#21カルファニ、#35ヒースを怪我で欠く中、東地区2位につける千葉との対戦。

1Q、川崎が#34アギラールの得点で先制するが、その後は#1ダンカン、#22サイズを中心に得点をあげる千葉が先行して試合を進める。川崎も#22ファジーカスや#11増田らの3Pシュートで点差を離されずに試合を進めると、#0藤井のディフェンスから試合の流れを引き寄せ、22-23の1点差で第1Q終了。

2Q、点差が離れず試合が進み、残り4:54、32-34でオフィシャルタイムアウトを挟むと、ここから千葉が猛攻を仕掛ける。#14佐藤の3Pシュート、#2富樫・#12ショーターのジャンプショットなどで残り1:38には37-48と点差は2桁に。川崎も#11増田のバスケットカウント、#0藤井のスティールから#22ファジーカスのレイアップで点差を縮めるが、44-51の7点ビハインドで試合を折り返す。

3Qに入っても千葉が点差を離せば川崎が食らいつく展開が続く。残り6:16、川崎は#33長谷川が4つ目のファウルをコールされベンチに下がるが、代わって入った#11増田が積極的なオフェンス、千葉の外国籍選手相手のディフェンスで奮闘をみせる。終了間際に#14辻󠄀の3Pシュートで76-77と川崎が1点差に迫り最終クォーターへ。

お互いにハードなディフェンスと、それを上回る得点力でスコアを重ねていく。残り4:21、川崎#14辻󠄀直人がこの試合6本目の3Pシュートを沈めてスコアは88-89。ここから#14辻󠄀のアシストから#22ファジーカスのゴール下、今度は#14辻󠄀が自らドライブで得点し、残り2:41には92-92の同点に。タイムアウトを取った千葉は#1ダンカンの得点で再度リードを奪うが、川崎は#11増田が3Pシュートを決め返すと、さらに#11増田のアシストから#22ファジーカスの得点で残り0:54、97-94とリードを奪う。終盤、3Pシュートで同点を狙う千葉の攻勢をしのぎきった川崎は、リードを守りきって97-94でタイムアップ。

外国籍選手2人を欠きながら、それぞれが2人の穴を埋める活躍で食らいつき、川崎が千葉に対して大きな価値のある白星をあげた。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#7 篠山竜青、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#33 長谷川技、#34 パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「我慢し続けられた結果の勝利かと思います」

チームが厳しい状況の中ですが、いまいる選手たちで自分たちがコントロールできることにフォーカスして「やれることを40分やりきろう」と(話して)、全員がそれをコートで表現してくれたから、いい試合ができたのだと思います。

前半は千葉さんの得意なトランジションをうまくやられて、少し押される場面もありましたが、後半はリバウンドを取られてもそこを我慢し続けられた結果の勝利かと思います。コーチがスカウティングした内容をもとにいいパスがまわって、結果的に辻󠄀と増田が多くの得点を決めてくれました。チーム全体で取れた点数だと思っています。

あと2試合続きますので、身体を休めて、またいい準備をして成長を続けていければと思います。

11増田啓介
「試合中はプレーに夢中だった」

前節2連敗し、さらにマティアス(・カルファニ)選手、(ジョーダン・)ヒース選手が怪我で離脱していることもあり、人数が少ない中で2人の分もハッスルしようとチームで話して、しっかり準備して臨んだことが結果に繋がって良かったです。

(キャリアハイとなる23得点をあげたことについて)試合中はプレーに夢中だったので分かっていなかったですが、自分の得点がチームの勝利に繋がったことは自分の経験としてもとてもプラスになったと思います。川崎は篠山さん、辻さん、藤井さんなど、パスやシュートも出来る選手が多いので、尊敬していますし練習から技術を学んでいきたいと思います。

14辻直人
「こういう状況だからこそ、試合を楽しんで思い切りプレーをする」

前節から準備期間が2日しかない中でしたが、しっかりと対策をすることができまし、故障者が多いこの状況ではニック(・ファジーカス)のプレー時間が多くなるので、ニック以外の4人がいかにカバーできるかということをチームでも話して、今日はうまく機能していたかなと思います。

オフェンス面で自分がチームを引っ張って、チャンスメイクや点数を決めるというところでも責任を持ってやっていかなければならないと感じていましたし、こういう状況だからこそ、試合を楽しんで思い切りプレーをすることがチームみんなにもうまく伝染すればいいな、と思って臨んだことが良い結果に繋がったかなと思います。

34パブロ・アギラール
「いいディフェンスをすればオフェンスがついてくる」

すばらしい勝利でした。前節の2連敗に加え、ヒース選手とカルファニ選手という大事な選手たちがいない状況下で挑んで得た勝利ですので、チームとして本当に大きな一歩になったと思います。

辻はまさに「ON FIRE」といった止まらない感じでしたね。点差がついても辻や増田のシュートで追いついてくれました。いいディフェンスをすればオフェンスがついてくるものだと思いますが、今日はチーム全員でディフェンスに集中すると、しっかりオフェンスがはまりました。チームのために全員がプレーした日だったと思います。

次の富山戦もまた厳しい試合になると思いますが、この流れに乗って、今日のように集中力をしっかりキープして高い強度でアグレッシブに戦って2勝を目指し、今日のような勝利をホームへ届けなければならないと思っています。

上に戻る