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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/2 B.LEAGUE 2020-21 第10節 (16/60) 宇都宮 60-67 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

中断期間明けの今節は、今季ここまで1敗しかしておらず10連勝中の東地区首位、宇都宮ブレックスとの対戦。

先手を取ったのは宇都宮。#6比江島のジャンプショットで先制すると、#18鵤・#22ロシターの3Pシュート、#9遠藤のドライブで、開始3分で2-10とリード。ここまでで早くも3つのターンオーバーを犯していた川崎は、佐藤HCがタイムアウトを取って立て直すと、#0藤井の2本の3Pシュートを皮切りに#5ボンズのドライブなどで10-1のラン。さらに#5ボンズのアシストからこの試合が川崎加入後初出場となる#44シモンズのダンクで川崎が逆転。そのままスコアを17まで伸ばした川崎が17-13とリードして1Q終了。

2Qに入ると、お互いにハードなディフェンスでゴールネットを揺らさせず、ロースコアな展開で試合が進む。27-22で前半終了。

3Q、前線からプレッシャーをかける宇都宮に対し、川崎は#0藤井がそれをうまく交わしながら味方の得点を演出。残り6:27には#14辻󠄀のフリースローで36-26とリードを2桁に乗せる。宇都宮#5ピークや#40スコットにゴールアタックで得点を許しながらも、川崎は堅守を崩さず47-36で最終クォーターへ。

4Q、宇都宮は#13渡邉3Pシュートを沈めるなど、積極的にアウトサイドシュートで攻勢をかけるが、川崎もパスやドライブでディフェンスを崩しながら#11増田・#44シモンズらが得点しリードを保ちながら試合を進めていく。残り1:05、宇都宮#6比江島の得点で65-50の5点差に迫られ、さらに宇都宮はフルコートディフェンスでプレッシャーをかけてくるが、川崎は冷静にパスをつないでボールを運び、#22ファジーカスがフリースローで得点。その後は宇都宮に得点を与えず67-60でタイムアップ。

徹底したチームディフェンスを続けた川崎が、序盤以降宇都宮に試合の流れを渡さず勝利を掴んだ。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#27 熊谷尚也、#34 パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「これからも今日のような試合を続けたい」

独特なブレックスアリーナの雰囲気に呑まれる出だしになりましたが、ディフェンスを立て直して速攻を止めることとリバウンドを取ることを40分間言い続けて、全員でそれができたことが勝因だと思います。出場した選手は自分の強みをコート上で表現してくれていたので、これからも今日のような試合を続けたいと思います。

マット(・ボンズ)選手がボールをプッシュしてエナジーを与えてくれたことも前半大きかったですし、ニック(・ファジーカス)選手も激しいディフェンスをされている中で我慢して集中してプレーしてくれたことで後半にシュートチャンスが生まれましたし、いいディフェンスをしてくれたので、チームのリーダーとしていい仕事をしてくれたと思います。

5マット・ボンズ
「セカンドユニットの士気を上げることができた」

カッタヨ~!

ディフェンス面から自分たちが流れを持ってくるというのがベンチから出てくる選手の仕事だと思っているので、今日はそれがしっかりとはまって、自分のエナジーがチームに伝わって、チーム全体としてセカンドユニットの士気を上げることができたと思っています。

まだ合流して間もなかったので、(バイウィークの)貴重な2週間でチームと練習できたということが今日の大きな勝利につながったと思いますし、自分がこのチームにフィットしていくために必要な時間だったと感じています。

次は北海道戦はホームゲームですし、たくさんのファンの皆さまに来ていただけるのをお待ちしています。しっかりと勝ちを見せられるようがんばっていきます。Be Brave!

7篠山竜青
「今日の勝利はすごく手応えのあるいい内容の勝利だった」

バイウィーク明けだったので、両チームとも重い展開になった難しいゲームになりましたけど、そんな中でもマット(・ボンズ)を中心にエナジーを出してくれて、自分たちのほうが先手先手で試合を進められました。いい勝利だったなと思います。

12月、これでしっかりと勢いに乗って連勝を伸ばせるようにやっていきたいです。

22ニック・ファジーカス
「今いるメンバーが全員勝つための準備がしっかりとできていた」

宇都宮さんのホームでの試合は過酷な環境になると覚悟をしていました。怪我人が続出している中でも、今いるメンバーが全員勝つための準備がしっかりとできていたと思いますし、今日の勝利に繋がったと思います。

(前半抑え込まれたことについて)チームとして自分たちが打ちたいシュートが打てていましたし、リードしていたので、個人としては2本しかシュートを打っていない状況でしたが、全然フラストレーションは溜まっていませんでした。シュートの感覚は良かったので、後半でボールが回ってきたら入るという確信はありました。

(得点ランキングトップについて)この年齢で得点争いに参加していることに驚く方もいるかもしれませんが、得点を獲ることが自分の役割だと思っています。今日は自分が得点を獲るというよりは、いいスクリーンをセットすることや自分が存在感を出すことで他のメンバーがオープンになることが重要だったと思うので、得点ランキングについてはそこまで気にしていないです。

44セドリック・シモンズ
「とてもやりやすいチームだと感じています」

チームとしても個人としても素晴らしい試合だったと思います。チームとしていいディフェンスができたことが勝因だと思います。全員が集中して、チームとしていいオフェンスを展開してしっかりとアドバンテージを取ることができたと思います。

川崎としての初戦を勝利で飾れて本当に良かったです。まだ合流して2週間しか経っていませんが、2ヵ月一緒にいるように感じていて、とてもやりやすいチームだと感じています。

ピックアンドロールからダンクを決められるのが僕の強み、仕事だと思っているので、1ヵ月ぶりの試合で緊張していた部分もありますが、まずダンクを決めることができてその緊張もほぐれました。

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