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HOME > スケジュールレポート_戦評 > 12/2 B.LEAGUE 2020-21 第10節 (16/60) 宇都宮 60-67 川崎

ダイジェスト映像

ゲームレポート

シーズン中止により2019-20シーズン最後の試合になった今年3月以来の北海道との対戦。

開始からゾーンディフェンスを敷く北海道に対し、川崎は#22ファジーカスがアウトサイドから連続の3Pシュート。チームの大黒柱#24メイヨをコンディション不良で欠く北海道は#0橋本・#2テイラーが積極的なアタックで得点をあげ譲らない。イージーミスが続く川崎は#7篠山を投入すると、#7篠山がジャンプショットで得点。さらに#7篠山のアシストから#14辻󠄀の3Pシュートで24-21の川崎3点リードで1Qを終了。

2Q、#44シモンズのリバウンドで試合の流れをつかんだ川崎が、#24大塚の3Pシュート、さらに#44シモンズのパスカットから#11増田がファストブレイクで得点し、残り6:18、35-25とリード。しかし、ここで北海道はタイムアウトをを取ると、#8多嶋・#31ウィリアムズ・#8多嶋と3ポゼッション連続の3Pシュートで一気に点差を1点に詰めオフィシャルタイムアウト。その後も#2テイラー、#10ファイの得点で0-14のランをあげた北海道が44-45と逆転し、試合を折り返す。

3Q、調子を上げる北海道#2テイラーにこのクォーターだけで10得点を許すが、川崎も#22ファジーカスが9得点をあげると、#7篠山の3Pシュートなどでリードを広げ、67-61で最終クォーターへ。

4Q、北海道#2テイラーのアタックにファウルがかさむ川崎は、フリースローを北海道に献上し、残り5:56には68-67の1点差に迫られる。ここで活躍を見せたのは川崎#5ボンズ。北海道のゾーンディフェンスの穴を突きゴール下シュートを決めると、直後のディフェンスでボールを運ぶ#31ウイリアムズからボールを奪いダンク。このプレーで勢いを取り戻した川崎は、#0藤井の連続バスケットカウントなどで残り2:00には80-71と再び点差を広げると、残り0:54には#0藤井のアシストから#27熊谷がダンクを決めて勝利を大きく引き寄せる。最後までゴールアタックを続ける#2テイラーに苦しめられながらも、88-83でタイムアップ。

日曜夜の遅い時間に会場に駆けつけてくれたファンの後押しを受け、勝利を掴んだ。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#5 マット・ボンズ、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#27 熊谷尚也

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「勢いに乗せてしまったところがあった」

(北海道は)今日はニック・メイヨ選手がいないということでしたが、「エースがいない時には、逆にエナジーを高めてまとまって、難しい試合になることがある」と、試合前に選手にも伝えていました。しっかり集中して入ろうとしたんですが、少し勢いに乗せてしまったところがあったかなと思います。やるべきことをやらないと相手に勢いが行きますので、チームとして40分やるべきことを全員がやりきる、そこにはまだ課題があります。明日から、またしっかり準備してそれを40分できるようにしたいと思います。

(レバンガ北海道 宮永雄太HCについて)かつてこのとどろきアリーナでチームメイトとして一緒に切磋琢磨して戦っていた仲間、そういう方と今度はヘッドコーチという立場で対戦するということで、感慨深いものがありました。選手とコーチ、立場は全然違うのですが、こうやってバスケットを通して色んなことを表現できる場で出会えたことに感謝の気持ちです。久しぶりにミヤに会って元気そうで良かったです。

0藤井祐眞
「勢いに乗れそうなときに、ミスが何本か出てしまって乗り切れなかった」

出だしは勢いに乗れそうなときに、僕も含めてチームとしてミスが何本か出てしまって(勢いに)乗り切れなかったです。その後も10点離したのにまたミスが出て追いつかれて前半を終えてしまう形になってしまって、我慢しきれなかったというか、オフェンスにミスが出てそれがディフェンスに影響してしまったのかなと思います。

後半は非常にタフに、相手のテイラー選手が調子が良かったんですが、そこに対してもプレッシャーをかけ続けて、3番ポジションのところでファウルがかさんではしまいましたが、あれだけタフにディフェンスをしてくれたおかげで接戦をものにできました。これが今の川崎の強みなんじゃないかなと思います。

5マット・ボンズ
「僕はエナジーの起爆剤になりたいと思っています」

今日はターンオーバーが続いた時間帯もあり、厳しい試合でしたが、皆一つにまとまってディフェンスをして、しっかり勝ちきることができました。

僕はエナジーの起爆剤になりたいと思っていますので、(4Q残り4:49)スティールからのダンクでチームの勝ちに繋がったと言ってもらえるのはすごく有り難いですが、今日はそれをもう少し早い段階でできていれば、もう少し楽な展開になるよう貢献できていたのかなと思います。

明日も準備をしっかりとして、もっとディフェンスの強度を上げて、ゲームプランを遂行して戦いたいと思います。

27熊谷尚也
「こういう競ったゲームを勝ち切れたというのはチームとしても良かった」

立ち上がり少し重い展開になりましたが、少しずつ自分たちのリズムが出せたと思いますし、ディフェンスのところで(北海道に)得点を与えてしまう部分はありましたが、チームで戦うことができました。オフェンスでもリズムよくシュート打てているシーンが何度もありましたので、明日も継続してやっていきたいと思います。こういう競ったゲームを勝ち切れたというのはチームとしても良かったと思います。

(ディフェンスの手ごたえについて)とにかく「プレッシャーを与えよう」とディフェンスに臨んでいたんですけど、そこでファウルがかさんでしまったり、逆をつかれて簡単にレイアップにいかれてしまったり。プレッシャーをかけるけど、そこの強弱というか、もっとディフェンスが先手をとりながらやれるようにしていかなきゃいけないと思います。実際にテイラー選手に26得点あげられてしまっていますので、今日の反省点でもありますけど、それなりにいいディフェンスもあったと思うので継続してやっていきたいなと思います。

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