ダイジェスト映像

ゲームレポート

接戦をものにしたGAME1から一夜明けての北海道戦GAME2。

川崎が北海道にタフショットを打たせ開始から約5分の間無得点に抑えると、#34アギラールが3Pシュート、直後にスティールからの速攻でダンクと連続得点。北海道のタイムアウト後にも#0藤井が3Pシュートを沈め、川崎が開始から10-0のラン。残り3:45には17-4と川崎がリードするが、北海道もここから#2テイラーがドライブから自ら得点、パスを捌いて16内田の3Pシュートを演出するなどし、23-16で第1Q終了。

2Qに入ると、両チームディフェンスを切り崩せずに有効なシュートを放てず、残り4:48のオフィシャルタイムアウト時点までにあげた得点は、互いにわずか2点のみと停滞。残り3分を切り、スコアのトラブルで試合が一時中断すると、再開後に北海道が#2テイラーの連続得点で試合の流れを掴む。残り1:39には32-26の6点差に迫られるが、終了間際に#14辻󠄀が3Pシュートを沈め、37-26として試合を折り返す。

3Q、川崎がチームの連動で北海道ディフェンスを崩しながら、#34アギラールが外角・内角問わず得点をあげていく。北海道#31ウィリアムズに得点を許しながらも、堅守で試合を優位に進め57-39で最終クォーターへ。

4Qもこれまでのリードを有効に使いながら冷静に試合を進めた川崎が、北海道に反撃のチャンスを与えず、71-53でタイムアップ。

川崎はリーグ再開後3連勝。VリーグNECレッドロケッツから繋いだとどろき4連戦を全勝で締めくくった。

チームスタッツ

スターティングメンバー

#0 藤井祐眞、#14 辻󠄀直人、#22 ニック・ファジーカス、#27 熊谷尚也、#34パブロ・アギラール

チーム比較

試合後コメント

佐藤賢次ヘッドコーチ
「これから連携をもっと深めていくことで、まだまだ成長できる」

今日は53失点でしたが、昨日からの修正点としてスクリーンディフェンスのコミュニケーション精度を上げることを徹底しました。それが前半から試合を通して非常に良かったので、ズレも少なく、タフショットを増やして、うちがやりたいディフェンスができました。それが勝利に繋がったと思います。

オフェンスは相手のゾーンディフェンスに少し苦しめられましたが、チームへの合流間もない選手もいる中ですので、これから連携をもっと深めていくことでそこはまだまだ成長できると思っていますので、一つ一つやっていければと思っています。

（シュートの精度に関して）シュートは入る時もあれば入らない時もありますので、なによりも打ち続けることが大事だと思いますし、打ち続ければいつか綺麗なシュートが連続して入る時が必ず来ると思っています。

7篠山竜青
「ディフェンスで我慢をするという点は、ちょっとずつ粘りが出てきた」

北海道さんは今節ニック・メイヨ選手が欠場ということで、ペリメーターの選手中心に激しくアタックしてきた2試合となりました。

スクリーンのコミュニケーションなどの昨日のディフェンスでの反省点を修正して、今日は53失点に抑えられましたので、その点に関してはすごく手応えをつかめました。

相手のゾーンディフェンスに対して結構苦しんだ時間帯を作ってしまったのですが、「得点できない中でもディフェンスで我慢をする」という点は、バイウィーク前に比べてちょっとずつ粘りが出てきたのかなという感覚がありますので、しっかりステップアップしていると思っています。

24大塚裕土
「昨シーズンのようなパフォーマンスに少しずつ戻ってきているかなという感覚はあります」

個人的にはたくさんあったシュートチャンスを決めきれなくて、次はしっかり決めていきたいなと思っています。バイウィーク前の15試合では、シュートチャンスすらなかったというような、あまり思うようにいかなかった印象ですので、コーチ達とも話して少しずつ改善できているかなと思います。

昨シーズンのようなパフォーマンスに少しずつ戻ってきているかなという感覚はありますので、そういったところをポジティブにとらえています。

（コート内でチームメイトにかける言葉に関して）昨日の試合で、ゾーンを引かれた後にすぐコーナーで3Pを決められていましたので、今日の試合でディフェンスが外に張ってくれれば、中にスペースがたくさん空きますし、僕が色々動くのを気にせず囮に使ってもらってリングにアタックして欲しいっていうのは、オフェンス面で伝えていました。ディフェンス面では、ヤスがテイラー選手に対して幾つかファウルになったと思うんですが、ヘッドダウンしないように声をかけていました。

34パブロ・アギラール
「みんなで集中して勝ち取った勝利だと思います」

今日の試合はみんなで集中して勝ち取った勝利だと思います。チーム全体で何をして北海道に勝つのかということを徹底して、それを遂行できたことが勝ちに繋がったと思います。

チームメイトのみんながアドバンテージを作ってくれたおかげで活躍ができたと思っています。逆に僕もみんなのためにアドバンテージを生み出していきたいと思っています。
< r>前回(富山戦)のホーム2連戦の時は思うような試合ができなかったので、今回はファンの皆さんに勝利をお届けすることができてよかったです。